えこち

お仕事:教育系。お仕事関連で興味のあること:依存症・生きにくさを感じる子ども・10代女…

えこち

お仕事:教育系。お仕事関連で興味のあること:依存症・生きにくさを感じる子ども・10代女の子・性教育・第三の居場。趣味:ヨガ・フットサル・読書。こんな人:仕事と家事育児の両立に日々奮闘中!

最近の記事

12月に読んだ本

「「社会を変える」を仕事にする」駒崎弘樹 駒崎さん縛りで読んだ本。 利益追求ではなく社会がより良くなるために自分のできることをする、は言うは易し行うは難し。 アツイ心に、時々人間臭いズルい考えや楽したいというフツーの人が逃げたくなる思考に、駒崎さんもなってることが垣間見える。 生きにくさを感じる子どもに接する時と似てる気がする。 いつもいつもアツイ思いをぶつけても跳ね返ってくる。だらけモードの時もあって良い。 メリハリつけて接して、伝えたいことを伝える。 吐き出させたい思いを

    • 育児コラム うつりにけりないたづらに

      2年半にわたるアンパンマンの長期政権の後、 数ヶ月のおさるのジョージ、トーマス、プリキュア時々アンパンマンの迷走期、 落ち着いた先はパウパトロール。思いの外、短期決戦で終わる。 そして、ポケモンに至る。 アンパンマン 偉大なるアンパンマン。 日本が誇る、アンパンマン。 日本で子育てしていて、アンパンマンを通らずに大きくなる子は何%いるのだろうか? とても興味の幅が限られている発達傾向のある子ども、テレビを家に置かない主義のお家…などだろうか?テレビなくてもアンパンマンの威力

      • 「社会をちょっと変えてみた ふつうの人が政治を動かした七つの物語」

        病児保育フローレンスで有名な駒崎弘樹にひかれて読んだ本。 駒崎さんの本は数冊読んでます。 駒崎さん、ぼくふつーです。感出してるけど、やはりふつーではないと思う。何を普通と定義するか、答えが出ない問いだけど、一つのことに取り組む熱量・活動量は一般人のそれとは比べ物にならない。そういう点でもふつーではないとわたしは思う。 この人はなにか持ってるかも🤔 と思うと次々とその人の本を読む傾向が最近ありまして、駒崎さんの本もその傾向に乗りました。 この本に出てくる「ふつうの7人」、軸

        • 「誰にも聞けなかったドラッグの話」

          ASK。依存症を勉強していたら近いうちにたどり着く団体名かと。 この本の良かったところは 伝えたいメッセージに一貫性がある というところでしょうか。 ASKのHPで、薬物依存症の回復者が薬物に関する質問やお悩みを答えるというコーナーに寄せられたものを書籍化した本です。 困ったら自分や家族など身近な人たちだけで薬物使用対象者を抱えないこと →近くのダルク、NA、精神保健福祉センターに連絡、相談すること。そうすれば次の道が拓けるよ! 薬物使用対象者に薬物をやめさせようとし

        12月に読んだ本

          11月に読んだ本

          「働く私」 年齢、職業など様々な働く女性の価値観をインタビューしたものを綴ったもの。 本に選ばれるくらいだから、変わった経歴の方が多い。公務員(文面から推測するにおそらくキャリア)から北海道の獣医に転職したり、主婦からアラフォーで弁護士になったり、老舗味噌屋の母娘などなど。 紆余曲折しながら居場所を見つけるべく働く女子、みたいなのは好みだと自覚してる。そして、こういうの読むと自分がどんな生き方したいのか、どんな価値観に惹かれるのか、ちょいと客観視すると見えてくるものがあるなぁ

          11月に読んだ本

          子育てコラム 納豆神話

          納豆。ギリシャ神話ではさすがに登場しないだろう。 納豆。古代大和大国では食べられていただろうか。 令和の現代。 子育て界では、まことしやかに広がりをみせる納豆神話。 あなたはご存知だろうか? ………知らな…い…?? そりゃ知らないでしょう。 だって私が名付けたのだから。笑 なす、トマト、しいたけ、にんじん。 私の嫌いな野菜です。他にもたくさんあります。 だから子どもたちには言いません。 好き嫌いせず何でも食べなさい。 好き嫌いがないと美味しいと思える出会いが

          子育てコラム 納豆神話

          本「10代の妊娠」

          性教育の本って、良書が多い気がする。 良書が多いっていうか、性教育の方向性ってブレが少ないのか?? (近年出版の本に限る。やや古いものは、、、) 知識の深さやわかりやすさなど、多少の差があるけれど、どんな本でも対象にしている読者があるだろうから、本のターゲットと自分の求めている知識が合うかどうか、ということはあるだろうけど、けっこう性教育の本ってイイネと思う率が高いなぁ。 …私が性教育好きだからか?笑 性交渉に至るまで、妊娠したあと、出産したあとの対応まで優しく解説して

          本「10代の妊娠」

          最近読んだ本たち

          「俺は主夫。職業、現役Jリーガー」 著書 プロサッカー選手大久保嘉人 横浜の自宅から大阪に単身赴任しようとしたら三男(小4)が、パパと大阪行く、と言い出したことがきっかけで父子2人の生活をすることに。それを描いた本。 自分らしく家事育児をしている姿はパパママ問わず見習うところがあるなと感じた。 (食材の管理できないから作りたいものを買ってきて料理する。料理する時間もパワーもない時は卵かけご飯が夕飯。とか、自分の力量に合わせてできることをやっていていいなと思った。) 世のパパ

          最近読んだ本たち

          本「母を捨てるということ」

          勉強ができること=賢い、ではない。 でも勉強ができる(≒高学歴)人の文章って、言葉選びとか納得させる感じとか、なんかある。と、思わせる本だ。 整った顔立ち。医者。メディアでも活躍。 他人から疎まれる条件をいくつも兼ね備えた彼女がキレのあることを言おうものなら、一定の批判・アンチコメントも出るだろう。 そんな輝かしい人は、実は家庭内は悲惨なまでに壊れていて、母娘関係は最悪。 メディアに出る人だからこそ、告白本は売名行為の一つ、、、なのかもしれない。 でも売名行為だとして

          本「母を捨てるということ」

          薬物事犯の自叙伝 ✖︎ 3

          2016年に薬物事犯で逮捕された有名人3人の自叙伝。 同時期に逮捕されたので依存症業界では「花の2016年組」と呼ばれてるらしいです🫢 この3冊、クラファンで全国の矯正施設に寄付しよう!という運動があり、無事に寄付ができたそう。 3冊に共通するメッセージの1つは 「薬物をやめ続けるのには支援が必要!」 ということかな? 自助グループでは仲間という言葉をよく使うイメージです。 「クスリやめたきゃ仲間の元へ行け!」 カッコ内は同義語です✋ (えこち解釈) 3冊を比較しな

          薬物事犯の自叙伝 ✖︎ 3

          子育てコラム 他人の睡眠時間

          他人の睡眠時間を毎日気にすること、ありますか? 精神疾患を診察している精神科医の方は少しは気にすることもあるかしら?? 私はこの数年間、相当気にしてます。 他人の睡眠時間。 子育てで大事にしてること、人それぞれあるでしょう。 どんな大人になってほしいか? →税金を納める人になってほしい。 幼少期に親ができること、与えたいこと →早寝早起きして規則正しい生活を送らせること。 この辺りは生まれたすぐ後の頃から変わらない考えです。 税金を〜の方は、いつかまた書くタイミング

          子育てコラム 他人の睡眠時間

          本「どうしたらいいのかわからない君のための人生の歩き方図鑑」

          学校のなやみ 不登校・フリースクール・引きこもり・学級崩壊… 家庭のなやみ 離婚・再婚・ステップファミリー・DV・虐待・貧困・ひとり親家庭… 体のなやみ 若年妊娠・LGBT・性… 心のなやみ 発達障害・パニック障害・摂食障害・リスカ・O D… 非行犯罪のなやみ 万引き・援助交際・違法ドラッグ・暴力… 本書にそって、子どもたちが抱えるなやみ、状況を挙げました。 未成年の子どもたちに寄り添うたーーーくさんのお仕事がありますが、この本読むとそういう仕事の幅の広さを改めて感

          本「どうしたらいいのかわからない君のための人生の歩き方図鑑」

          本「非行少年、議員になる」

          仕事関係でこの本を知り、気になっていたので手に取りました。 中2で初めて少年鑑別所に入所してから、鑑別所5回、少年院3回という経歴。 鑑別所に行く前に留置所などもろもろあるので、鑑別所1回が約5週間、少年院が1年とすると… 鑑別所 5週間✖︎5=25週間≒2年 少年院 1年✖︎3=3年 20歳になるまでほとんど矯正施設で育っていることになりますね。 きっといろんなことを学んだと思うのだけど、本からはそのあたりの感謝の念が読み取れなかったなぁと感じました。だーいぶ税金で育

          本「非行少年、議員になる」

          若草プロジェクト シンポジウム

          子育てしていても、やりたいこともやる! 3月から働き方を変えて、こう思うことにした。 なかなかうまくいかないけどねーーー。 仕事の自己研鑽。 時間がたくさんあった独身時代はやらないくせに、子育てしていて自分の時間がほぼ皆無になると本を読みたくなったり勉強会に行ってみたくなったりするのはなぜだろう…。 試験勉強してると部屋の片付けしたくなる、みたいな心理かしら? というわけで 若草プロジェクトシンポジウム 国際ガールズデーに寄せて コレに行きました。 無事に行けたの

          若草プロジェクト シンポジウム

          本「世界一やさしい依存症入門」

          薬物依存症の勉強をしていると必ずたどり着く松本俊彦さんの著書です。 シリーズの名前の「14歳からの世渡り術」からもわかるように10代の子ども向けになっているので、読みやすい言葉や表現です。でも表面的な説明に留まらずに、専門的なことも学べるところがさすがだなぁと思いました。 薬物の分類や脳への影響のメカニズムなど、とても勉強になりました。また、「困った子は、困っている子」なんて表現、ウンウンと頷きながら読みました。 (他にも、なるほど〜!というところがたくさんありましたが、

          本「世界一やさしい依存症入門」