愛しい人に会いたいな…ෆ̈

この頃、鏡に映る私は母にそっくりになってきた。
父に言わすと「たわけ！あーちゃん（母）の方が比べ物にならん程美人だわ」と…。
「はいはい。分かってますよぉ〜。あなたのDNAも入ってしまってますもんで。」

母はとても美しく、頭が良く、その上卓球も日本一になった事のある人だ。
長嶋茂雄さん（一緒にしてごめんなさい）みたいな人。
家族は大変ですが…w

とにかく‼︎一に卓球、二に卓球。 三四も卓球、五にお花ヾ(ｰｰ )ｫｨ 家族はいづこへ---という感じですw
だから人の悪口も言わないし、どんな時もポジティブで、沢山の生徒に囲まれて幸せなそうに微笑んでる。

そして気取ってるだよね。凛と背筋を伸ばして。

思い通りにならない母を取り合いしていたのは父と私。
母は誰の「もの」でもなく、みんなの大切な「人」だった。
「もの」にしようとした父と私は、嫉妬とジレンマに勝手にイライラして母に文句を言い、父と喧嘩した。
勿論、母の頭にはいくつの「？」がついた事だろう。
案外気にも留めていなかったかもしれないw

そんな母が病気になり、余命3ヶ月と言われた。
そして…ドラマの様に
ぴったり3ヶ月亡くなった…。

それから、母の話を私も父も一切する事はなかった。
悲しすぎて、母の笑顔も思い出せなくなった。
父も私も人前では、元気に明るく振る舞い、陰で泣いた。きっと父もそうだったんじゃないかな。と…
今なら分かってあげられる。

1年、2年…
3回忌が過ぎても何も変わらない。
母が余命を告知されてから睡眠薬を父も私も飲み続けていた。
4年、5年…
何も変わらない。母の笑顔が脳裏に戻る事はなかった。
6年…7回忌の前日に母が急に夢に出てきた。
凛とした姿で大陽を眩しそうにしながら庭の花の手入れをしている母の姿。
「あーちゃん！」泣いて叫ぶのと目が覚めるのと、同時なのか？夢の中なのか？こちらを振り返って笑う母が脳裏に焼き付いた。

やっと私の心に大切な「人」として戻ってきた。
大切な人。愛しい人。

7回忌も終わり、コロナも少し落ち着いた頃
1通のメールが中学校の先生から入ってきた…

私の旦那さんは、文筆家であり、司会やラジオパーソナリティーとして東京⇄大阪で活動をする、言葉を大切に扱う事をお仕事としている人です。

この人になら、なんでも話せるし我儘も言える。
私がどんな時も温かく包み込み、変わらない愛情を注いでくれる人。

そして母が1番大好きだった人だから。
（父に言うとやきもち焼きなので内緒ですがw）

書いてもらおうと思いました。

私の拙い文章では表せない、とても素敵な温かい文章に
涙が止まりませんでした。
旦那さん（嶋津亮太）に心から感謝しています。

旦那さんのmanagerとしても頑張ります( •̀ᴗ•́ )و

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【嶋津亮太】プロフィール

ダイアログデザイナー/文筆家/コピーライター/ファシリテーター/ラジオパーソナリティ/レコメンドスピーカー

＜執筆履歴＞
・れもんらいふデザイン塾レポート執筆
・ウンナナクールコミューン、テキスト執筆
・POOL SIDE TALKレポート執筆
・月刊EXILEインタビュー記事
・DA PUMP『THANX!!!!!!!』パンフレットインタビュー記事
・水溜りボンド写真集『MIZUTAMARI BOND SPECIAL PHOTO BOOK』インタビュー記事
・『チコちゃんに叱られる』セブンイレブン恵方巻キャンペーン、キャッチコピー、テキスト構成
・『NEW C5 AIRCROSS SUV』リーフレット、コピー
・Harvard Business Review取材記事
・秋山具義著『世界はデザインでできている』（ちくまプリマ―）構成など。

「対話」によってアーティストやクリエイターの魅力を引き出し、文章に落とし込むクリエイティブ・ダイアログを提唱。
＜ラジオパーソナリティ＞
毎週日曜14:30〜15:30
FM79.2にて『嶋津亮太の教養のエチュード』を放送
2020年で6年目に突入し、放送回数は300回を超える。
＜ファシリテーター＞
イベントの企画・構成から、MCだけでなくトークショーのファシリテーションまで全体をコーディネート。話者の魅力を引き出す。
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