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駅北ラボ#007-4 小林紘大が語る"プロセスメイキングを意識したプランづくり&実践"(後編)

ミーティング#007part1〜3につづいて!

今回は、駅北ラボマネージャ・小林紘大が語るプランづくりの方法(後編)
をお送りします!

前回の内容はこちらから↓↓↓


事例紹介2 8BAN EVENING MARKET

8BAN EVENING MARKET

8BAN EVENING MARKETは

新潟市中央区 古町(ふるまち)の

「タキザワガレージ」という立体駐車場の屋上で

ローカルマーケットとサウナをやる企画です。

なぜ、こんな企画をやったか?というと

コロナで飲みに行く人が減って、駐車場利用率の低下が背景にあります。

20%ぐらいしか使っていなくて、上から半分も開いているということで

「ここ使えるじゃん!」とマーケットを開くことにしました(笑)。


目的は「自分の暮らしは自分でつくる」こと

目的は、マーケットという”イベント”を

ずっとやっていくこと、ではありません。

マーケットは「エリアリノベーション」のための手段なんです。


コンセプトも非常に大事です!

街の未来が見えるコンセプト

目指したのは、「この街の未来が見える」ことです。

👆は長くてポエミーな文章なんですが、

このビジョンを文章化して、

「こんな未来をつくりたい」

「こんな景色を作りたいこんな風景が欲しい」

「こんな暮らしを作りたい」

と、関わる人ごとにこのコンセプトを説明していきました。


事業の関係相関図が作れていくとスムーズに

スムーズに事業を行うための事業スキーム

事業スキームの図を作っておくと、非常に役立ちます。

お金は発生しないけどこの部分を協力してくれる人とか

そういう関係性が一覧できると

事業もスムーズに進みます。

👆ピンクのところが我々の団体ですが

タキザワガレージさんとの関係性はどうかなとか

マーケットに来る人はどういう気持ちで来るかなとか

出店者はどういう気持ちで来るかなとかを書き込みます。

場合によっては

お金は発生しないけどここ協力をしてくれる人など

そういう関係性が一覧化できます。


集客方法の工夫として!

集客に大事な工夫!!

①フリードリンクの提供

屋上でマーケットを開催するということは、

賑わいの雰囲気を、路面に表せません。

そこで!

1階の路面で、フリードリンクを配り、

会場を通過する人々に告知をして、巻き込んでいきました。

②公式グッズ

サウナということで!

「オリジナルタオル」も制作・販売しました。

夏のイベントらしいタオルにしました。

フェス感を演出して

生地も吸水性の高いものを選びました。

販売は「新潟家守舎」が実施して、マーケットの収益源にしました。
(第二回から販売)

③「サコッシュ」の販売

オリジナル厚手コットンを制作。
歩いてマーケットを楽しむ時間が楽し くなるようにデザイン。
2ポケットあり、スマートホンなどが収納でき る。(第三回から販売)


売上が上がる工夫として!

④屋台の開発

マーケット空間を彩る演出として

オリジナル屋台を考案しました。

組み立て可能なデザインにして、

普通乗用車にも格納できるようにしました👍

⑤テーブルとチェア

滞在時間を高めるために、

会場にテーブ ルと椅子を設置しました。

この効果は抜群で、みなさんここでくつろいでいただけました。

演出に、ライトアップもしました!

⑥ベニヤで三角看板

看板を置くと、写真に撮れるので

映えスポットになるのでは? と意識して

シンボルになるような三角看板を設置しました。

実際に、ここでは写真おを撮る人が多かったですね☺

SNS でシェアしてもらい

投稿を見つけたらリツイートしていくことで

お客さんに宣伝してもらう戦略が成功しました👍


スポンサー集めのための来場者の把握!

来場者把握を数値化することが大事

来場人数の推移を計算するように工夫しました。

数字で分かるところは数字で説明できるようにしています。


ボランティアスタッフが多いのが特徴!

ボランティアスタッフの関りも大事

ボランティアスタッフに来てもらっていて

8BANマーケットにちなんで、「ミツ8(バチ)隊」と呼んでます♪

主に大学生とか社会人の若い人が多いです。

ボランティアの方にもメリットがあるように工夫しています。

たとえば、

学生は普段なかなか交流できない、社会人との交流ができるようにしたり

社会人は、異業種交流できるように、かなり緻密に計画してます。

ボランティアスタッフが多いと

・マーケットの関係人口が増える

・本町エリアのファンも増える 

・若年層が関わることで持続性が高まる

といった良いことがあります。


以上、事例紹介として

盛りだくさんのノウハウを小林マネージャから聞きました。

書ききれない部分もたくさんありますが、

もっと詳しく知りたい方はマネージャーまで(笑)


プレゼン作成の大事なポイント

最後に印象に残ったこと言葉をご紹介します。

完成度20%のプレゼン資料でも、人に説明してみよう!

20%がどれぐらいかと言うと

タイトルと、どこで何をやるかということだけです。

それでも、まず人に話していくことが

事業を進めるためには非常に大事です。

これからプレゼンし、出資を受けると思います。

その時に使えるものとして僕が大好きな

「令和の虎チャンネル」というのが

YouTube に上がっていますので是非見てみてください。


小林マネージャの熱いお話し本当に参考になりました♪

次回は、参加者の発表内容をご紹介します。

お楽しみに!

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