見出し画像

2020年8月21日今日の一枚

ちょっと前に一枚の写真とコラムを毎日アップし続けていく「今日のいち枚」というシリーズがあったのだけれども、いつしかやめてしまっていた。たぶん、本を書かねばならぬ時期と重なったからだろう。写真を選んで、なんか書くには、そこそこ時間がとられるからだ。

さて、コロナ禍でこの春、たくさんのランナーが走り始めた。5月くらいまでは、Facebookなどで「なんと、この私が走り出しました。今月は100kmも!」という投稿をちらほら見かけたが、あのひとはどうしているだろうか?いまも走っているのだろうか?走り始めることは誰でもできるのだけれども、飽きずに走りつづけるにはコツがある。長くつづけていれば、それなりに上達するスポーツだけに、「自分を飽きさせないこと」が肝心だ。

真夏の都心とはいえ、昨年までは朝の8時までに走り出せばなんとか走れたけれども、今年は朝だろうが、夕方だろうが、走るにはなかなかに厳しい夏となっている。だから、気温とか、日差しとか、関係なく思いたったときに走ることにした。「今日の一枚を書き終えたら走りに行く」そういうルーティーンも良いかもしれないと考え、まずは久しぶりに書くことにした。

さて今日の一枚は世界陸上ドーハ初日の深夜に行われた女子マラソンのもの。

画像1

ドーハの日中は殺人的な暑さなんだけれども、殺人的であるがゆえに、屋外に出ない。だから、殺人的な暑さを体感しても十分そこらだ。しかし、夜だから涼しくなるだろう。という思惑で深夜開催となった女子マラソンは日中とはさほどかわらない、なかなか落ちない気温に湿度が加わった。立っているだけで、全身から汗が吹き出してくる。こんな経験は人生で味わったことがない。たぶん、人生で一番暑かった経験がこの日だろう。あのときをおもえば、都心の暑さなんてへっちゃらだ。そう自分を信じ込ませて走りにでかけよう。

蛇足ながら、ひとつ思い出した。ドーハは暑いだろうから、大容量の魔法瓶にキンキンに冷えた水を入れていこう。でっかい魔法瓶をリュックにいれてマラソンコースについたら、コース前の検問で飲み物の持ち込みはすべて没収。せっかくあれこれ比較しながら購入した魔法瓶の出番はドーハでは一度もなかった。

これなんですけど。炭酸も入れられるのでいいですよ。

月刊EKIDEN NEWS 編集部などはこちらからどうぞ。

スクリーンショット 2020-08-21 11.47.06


サポートと激励や感想メッセージありがとうございます!いただいたサポートは国内外での取材移動費や機材補強などにありがたく使わせていただきます。サポートしてくださるときにメッセージを添えていただけると励みになります!