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会社を辞めると決めてからの4年半。

よく周りの人に『独立するの怖くなかったの?』と聞かれますが、私はスーパービビりなのでめちゃくちゃ怖かったです。

後悔に対する怖さも恐らく人一倍あるので

某大手不動産ブラック企業

を辞めるときも1年半自問自答。調子が良い時、悪いとき、普通のとき、後輩が出来たとき、上司が変わったとき、お客様にお礼を言われたとき、何回も自問自答して1年半くらい。勤務は4年くらい。

次に似顔絵会社を辞めてフリーランスになるときは、『辞める!』と決めてから4年半!
これは辞めるか迷ってる4年半ではなく決めてから4年半。

冒頭にも話しましたが私は本当にビビり『辞めてから気合いで!』なんてできない。

独立する前にやりたかったことは2つ


1.自分が納得できる技術を身に付ける


←絵は抽象的なので常に『かわいらしくかけるか?』『求められるもので描けないものはないか?』を考えながら練習。


2.フォロワーさんを増やす。


←独立してから集客はリスクが高いので、とりあえず絵と相性が良いInstagramのフォロワー3000人を目指す。
1000人の時に週に14件くらいお問い合わせがあったので3000人にすればなんとか食べていけるかと。(4月28日現在人間アカウント:5555人 犬アカウント:3765人)

このふたつが達成されるまでは辞めないと決め、行動へ。
周囲のスタッフからも『なんかあったんですか?!休みの日も営業後も居残りして絵かいてスゴいですね!』と驚かれていましたが、なんにもすごくない。当たり前のこと。

他の辞めたいと言ってるスタッフはすぐに辞めていく。

『○○さんは結局辞める気あるんですか?!』とお酒の席で言及されることも多々。

でも、
・急いで辞める理由がなく、準備が必要
・仕事はつらくなく楽しい
この状況で早く辞める理由がわからず。

残ってるスタッフは『なんで僕らこんな会社入っちゃったんですかねー?』と聞かれても『いや僕、5年前に戻ってもこの会社に入りますよ?勉強するには最高の環境です。』というとみんなキョトン顔。

今でもこの意見は変わらない。
7年前に戻っても絵描きとしてのフリーランスを目指しその会社に入ります。


よく『辞めたい!』という人がいますが理由によってリスクや動きが全く変わる。

・嫌だからやめたい。
→人間関係が嫌なら転職しても配属の部署や店舗によってまた運任せ
・仕事自体が嫌なら他の仕事を探さなきゃいけない
・仕事は好きだが、自分のアイディアで自由にやりたい、自由にいきたい。
etc...

ぼくは3つ目だったのでとにかく準備をして食べれないリスクを減らしました。

辞めると決めたその場所も、考え方ひとつで勉強の場、準備の場でお金もらいながら準備や勉強ができるなんて申し訳ないくらい。

ブラック企業で鍛えたタフネス。似顔絵の会社で学んだ技術。すべてが良い経験です。


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