侯爵嫡男好色物語 コミカライズ第5巻の感想
原作小説がエタりかけて非常にはらはらしている本作、
コミカライズ巻末にて作者AL氏の新しい文を読むことができる
エルシニアの病禍はまるでコロナ禍を象徴するようであると改めて思った。本作が執筆され始めたのは2016年であるからコロナ禍に発想を得たものではないことは明確だ。(それよりも前に発想されている。)
AL氏の作品の特徴として、物事を単純な一面性で描かないというものがある。特に主租を主体とする貴族の言動には必ず二面性があり、表現型と裏に秘められた意図が一致していないこ