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過去を全て忘れたら救われると思う(また徳光登場)

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以前「先に号泣」という記事で、栄養カウンセラーの私が「マックでもなんでも食べたいものを食べて。」と言った話を書きました。

その方がその後どうなったかと言いますと。

お悩みの症状が消え、「自分はもう病気ではない」と決め、毎日を生きています。

カウンセリング中は終始笑顔。
マックも美味しかったそうです。

その方が今回のカウンセリングでお話されたのが、表題の「過去を全て忘れられたら救われると思う。」という言葉でした。

この言葉はすぐに私の脳内に引っかかりました。

「おっ、これはリフレーミングしなければ」と思いました。
しかしクライアントの言葉を遮ることはできないので、しばらく傾聴していたら何をリフレーミングしようとしたのか忘れてしまったのです。

思い出そうとしても思い出せず、「これはもしや言わない方がいいやつか?」と思いました。

そうなんです。
カウンセリングをしていると、クライアントのことを想い「これを伝えたい!」と思うことがあっても話の流れでお伝えできないことがあります。

さして重要そうではない話でお伝えしたいことからずれていくこともあるのですが、今の私は、それを遮ってまで自分が言いたいことを伝えることをしません。

私が伝えたいと思ったことを伝えた時、伝えなかった時。

お伝えしているバージョンの時間軸を生きられないので、どちらの結果が最良だったのかはわからないのですが、今、急速に話がずれているこの状態にも意味があるだろうと思うようになったからです。

今回は少しして思い出せたのでお伝えできました。(ただの加齢現象を崇高に表現)

『今まで生きてきた間にした全ての判断、選択に一切の間違いはない』


ということをお伝えし、簡単にこれまでの人生を振り返って、ネガティブな出来事も含め何一つかけても今の幸せがないことを確認しました。

クライアント様の心が大きく動いたことが伝わってきて、また二人で泣きました。(はい徳光)

カウンセリングをしていると、多くの人が「罪悪感の意識レベル」を生きていることがわかります。
この意識レベルのままにしておいては栄養素が体内で有効活用されません。

全ての人間は、全力を尽くして生きています。
毎日がぶっつけ本番、やり直すことはできません。

誰かがうまいこと言っているのを聞いて、「私もそう言えばよかった!」と思うようなことがあると思います。
そんな些細なことでさえ、決してやり直すことができません。

私たちは出来事への反応を瞬時に選択しています。

その選択はその人が生きていく上で、その瞬間の最良です。
人生の中でした全ての決断もそうです。

数日、数年経って成長した自分が後悔や罪悪感を持つのは違います。

「お母さんにおむつを替えてもらっていた自分が許せない」って人、いませんよね!


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