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留学先の選び方
留学をしたいけど、どこの国に行けばいいのかわからない!
そんな方がたくさんいらっしゃると思います。
私も今回の留学を含めて2回留学をしていますが、
一度目のカナダのトロントへの留学は、
その場で、提示された留学先のリストからなんとなくの直感で選びました。
もちろん、トロントでの留学は素晴らしい経験になりましたが、
留学の期間が長くなればなるほど、留学先のチョイスも重要になってくると思います。
今回は地域や国の特徴を紹介することはしません。
自分の留学を最大限まで有意義なものにするという目的で、
自分の経験を基に、どのように留学先を選択していくのかを紹介したいと思います。
留学で一番大事にしたいことを考える
留学というのはあくまで、何かしらの自分がしたいことを実現する、もしくは、得たいものを得るための手段であるという前提があることを忘れないでくだい。
その上で、自分が留学で一番何をしたいのか?
これは、実は、自然とみなさんが普通に行なっていることだと思います。
英語を学びたい→英語圏の国
音楽の勉強をしたい→ヨーロッパの音楽が有名な国
貧困などで社会問題を抱える国のサポートしたい→アフリカ、東南アジアなど
以上の例のように、
自分が留学で一番何に重きを置くかによって、まずざっくりとした留学先の決定ができると思います。
自分の留学の目的や願望をさらに細かくしていく
大まかにしたいこと決まったことで、あなたの留学先がぼんやりと見えてきました。
ここから、さらに自分が留学でしたいことや、目的を掘り下げていきます。
そうすることにより、自分の留学先のより具体的な候補が出てきます。
前述の英語を学びたい人を例に出すと
「英語を話せるようになりたいから、英語圏の国行きたい。けど英語圏の国って、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、、、どこにしよう?」
と、まだ多くの選択肢があります。
ここから、自分がどういう環境で学びたいのかや、どういう体験をしたいののかというのを具体的にあげましょう。
例えば、
・英語を本気で学びたいから、英語漬けの生活がしたい
・治安が良くて、両親が安心するところ
・自分の興味のある分野や勉強も学べるところ
・世界の最先端を感じたい
などなど、以上のような、自分の留学の条件を立てていけば、
自ずと、自分の条件に合う具体的な国や地域、学校が留学先は出てきます。
条件の数は一つや、二つに限らず、自分の思うままに増やしてOKです。
そして、この順路に基づいて、自分で実際にリサーチをかけてみてください。
自分の現状を把握する
おそらく、一つ目の留学の方向性の決定。そして、二つ目のさらに条件を立てて、フィルターをかけていくことで、具体的な留学先が出てきたと思います。
ここで、一度、自分の現状について把握してくだい!
いくら高い理想を掲げても、そこに留学できなければ、元も子ありません。
まず、身の程を知りましょう!
ある程度条件に合わせて、自分でリサーチかけて国や学校について調べると思いますが、
実際に、その大学に留学するのに必要な条件というのを詳しく見てください!
正規留学なら、その学校のHPで入学条件をチェックできますし、
交換留学でも、ご自身の日本の学校が留学の条件を提示しているはずです。
個人的に、必ず把握しておきたい項目は以下です。
お金
語学力
現地の学校のカリキュラムや特性
お金
当たり前ですが、お金が払えないことには、留学はできません。
給付の奨学金を貰えることが前提なら考える必要はあまりないかもしれませんが、予想以上にお金が必要なのが留学です。
ある程度、資金に余裕がある状態でも、学費だけでなく、生活費なども含めて、お金がどのくらいかかるのかというのは、把握しておくべきだと思います。
語学力
学校のレベル、そして、教育のレベルが上がれば上がるほど、求められる語学力も上がっていきます。
オックスフォード、ケンブリッジのような世界ランキング上位の大学の英語力は他の大学の入学条件より高いです。
また、同じ大学でも、学部生と大学院生の入学条件を比較すると、大学院に求められる語学力の方が高く設定されています。
私は4校のイギリスの大学院に出願しましたが、
全ての出願先に語学力の証明としてIELTSという英語の試験を利用しました。
基本的には、イギリスの大学の学部にはIELTS ovrall 6.0。大学院にはIELTS overall 6.5 が基準になってくると思います。
世界ランキングで100位以内に入るような大学院はIELTS overall7.0が必要になることが多く、さらに、各セクションでも高い基準が設定されていますので、
高いレベルの大学には、本当に総合的に高い語学力が必要になってきます。
このように、大学や、自分が行う留学の種類によって、
必要な語学力は異なります。
TOEICなどは比較的受けたことある方が多いと思います。
インターネットで、TOEICの点数とIELTSの点数を比較できる表があると思います。ぜひ探して、参考までに確かめてみてください。
現地の学校のカリキュラムや特性
現地の学校のサイトや、第三者から見たその大学のランキングや意見というのを調べてみてください。
理由としては、直接その学校を下見することが難しいからです。
自分の留学先候補を事前に回って、視察して、
大学や町の雰囲気など全て加味することができれば、後悔なく選ぶことができるかもしれませんが、
ほとんどの方は直接見ることなく留学先を選ばれるかと思います。
そのため、大学のホームページから、その大学の興味のある分野の授業の内容や、カリキュラムを調べてみてください。
また、留学エージェントが、現地の大学スタッフの方を招いて、その大学の説明会を開いてくださる機会などもあります。
実際に色々な情報を集めて、その大学について吟味できるようにしてみてください。
他の人からの意見をもらう
最後に自分で決断する前に、第三者の目線を借りてください。
前述で現地の学校について詳しく調べることをお勧めしましたが、
今回はよりフラットな状態で自分の留学先候補を見てくれる方に聞いてみましょう。
私は留学先候補をいくつか出した後に、何人かの人に相談しました。
留学に詳しい専門の方
1番の例は留学エージェントです。
私は大学院進学の正規留学のため、一から、一人で準備をする必要がありました。
そのため、外部の留学エージェントにサポートを依頼し、留学先の客観的な意見をいただきました。
交換留学など、日本の大学から留学に行かれる方は、大学の留学のスタッフの方、
もしくは、留学相談のカウンセラーの方などでも大丈夫だと思います。
知識と経験があり、客観的にみてくれる方に相談することで、
より具体的で、現実的な意見をもらえることが多いですし、
自分のリサーチでは見えてこなかった、新たな留学先の候補を教えてもらえうるチャンスです。
現地の人に聞く
現地の人のリアルな意見、大学の印象を聞きましょう。
理由としては、ネットにある大学の情報やランキングなどの数字だけでは、
見えるものが少ないからです。
また、自分が集めた情報が本当に正しいものなのか、そして、本当にその国、学校は自分に本当に合うものなのかどうなのか。実際に経験した人から聞く意見というのは説得力が違います。
私は最終的にヨーロッパでいくつかの大学の候補を出しました。
その時に、それぞれの国の出身の方に、その国、または地域についてと、自分の留学先候補の大学の印象についての意見をいただきました。
具体的には、その国の出身の大学の先生や、その国から来た留学生から話を聞きました。
それにより、ネットなどにのってるランキングなどではわからない現地の人のリアルな意見を聞くことができたため、大学選びが間違ったものになってないか、確かめることができました。
留学先を決断しましょう。
以上の情報を基に、留学先を決断してみましょう。
状況によっては、他の人から意見をもらって後に、
前の段階に戻ったりと、ある段階で行ったり来たりを繰り返すと思います。
留学先の選定というのは難しいですが、
留学という経験が自分に与える影響というのは計り知れないものです。
しっかりと吟味をして、自分にとってのベストな選択をしてください。
まとめ
留学というのは、手段であるということ。
そして、留学を通して、何を成し遂げたいのかというのをはっきりとさせてください。
そこから、自分の理想の留学先を、いろんな条件を自分で追加しながらフィルターをかけて探していきましょう。
そして、自分の今の現状を正確に把握してください。
留学を実現したいなら、理想的な留学先探しに終らず、
現実的な留学先探しを行うことが大事です。
そして、自分で精査して選んだ留学先が本当に合っているか、
第三者の目線も入れながら、よりベストな留学先が選べるようにしましょう。
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