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作品紹介3 不思議

気ままに作品紹介シリーズ!


これは実は私の親友を思い浮かべて作った。

本人には言ってないけど笑


彼女との出会いは高校生の時。
その前に合格して制服採寸の列に並んでた時に、たしか後ろに並んでたのが彼女だった。


すんごいお人形さんみたいなかわいい子がいるなぁ!って思って、びっくりした。

その時は、あ、どうも、くらいの会釈で終わったんだけど、後に入学して同じ陸上部に入ることになった。

彼女は足がめちゃくちゃ速くて、インターハイに行くぐらいの速さだった。

普段の彼女はふわふわしていた。
髪も長くてゆるいパーマをかけていて、やっぱりふわふわしていた。

けどスタートのピストルが鳴ると、
どこにそんなパワーが眠っているのかってくらい、足が速い。全く不思議でたまらなかった。笑

気さくで面白くて、天然で美人で。
天は何物与えるんだろうか。

そんな彼女との一番の思い出は、ピアス。

それは高一の夏前の出来事だった。
自分たちでピアスを開けるのは怖すぎたので、すでにピアスを開けている友達に放課後ピアッサーで開けてもらった。

お気づきだろうか。


私たちは陸上部に所属している。
それも入学するまで知らなかったけれど、わりと強豪校と呼ばれる所に所属していたのだ。


当然ピアスなんかダメダメのダメである。
茶髪も禁止。

ちなみに校則はなんでもオッケーで、レインボーカラーの先輩がいた。今思うとユニコーンカラーの走りだね。

私たちはただただ漫画みたいな青春を謳歌したかっただけなのだ。でも、陸上は好きだった。けど、よくわからない規則が嫌で嫌でたまらなかったのだ。


一年生で、もう開けちゃったもん勝ちじゃない?っていう強気で開けちゃったのだ。


そしてこっぴどく叱られるのではなくて、諭されて泣く泣くピアスの穴を塞いだ。


もう私は細かいことはあんまり覚えてないんだけど、結婚式のスピーチで彼女が話してくれて、そんなことあったなぁーって懐かしくなった。

大人になって、というか部活を引退してすぐに私はピアスを開けた。


彼女は足が速かったので、夏の引退も皆よりちょっと遅かった。

どんな時だって彼女は一緒にいてくれた。なのに私は早くおしゃれしたいの一心で、チラついた罪悪感よりもピアスを開けてしまった。


本当なら、彼女を待って一緒のタイミングで開けるべきだったと思う。彼女もおしゃれを我慢していたのを私も知ってたはずなのに。
でも私はそれができなかった。


今もちょっとだけ後悔している。


彼女が許してくれなかったら、今の関係はなかったと思う。本当にありがたい。

大学でもさらに厳しい部活に入った彼女は、おしゃれと陸上を両立させて頑張っていた。

出会った頃はふわふわしていたけど、今も少しふわふわしているけれど、好きな系統は変わって、今の彼女のイメージで作った。

よく身につけているゴールドのアクセサリーは彼女に似合っている。

黒い宝石も、彼女が好きだから私も好きになった。

ちょっとこれだと背景が黒いから、宝石が空洞みたいになっちゃってるけど…。

人と被らなくて、ちょっとキラッとするのがかわいいと思う!

長い人生、色々あるけど彼女とはずっと付き合っていくんだろうなと思っている。

一緒にいると、予想外のことが起こりすぎて楽しいのだ!

作品の名前は彼女のイメージそのもの。

不思議。笑

良かったら覗いてみてくださいねー!

不思議 | まるの秘密基地 
https://thebase.page.link/eMbt
 @BASEec


読んでいただきありがとうございました!



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