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4つの体力年齢測定法詳細編 ~運動プランを立てるために〜

有り難いことに、下記の記事は私の60近い記事の中でぶっちぎりの1位になっている。しかし、読み直すと、具体的な測定方法がリンク先になっていることから記事のページだけで年齢比較表等、完結することが望ましいため、続編で「詳細編」として、測定に特化して補足することとした。

①3分以内にわかる体力年齢測定

日本運動健康研究所ホームページより引用。2回実施すると測定時間3分越えます。

※注意事項:閉眼片足で行うため、バランスを崩して万一倒れてもぶつかることのないよう、安全な場所で行うか、サポートしてくれるパートナーと測定を。

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②5分でわかる体力年齢測定


「からだ年齢測定プログラム」を開発 - Curves(神奈川県採択)
https://www.curves.co.jp/pdf/p20150206.pdf

測定時間 5分未満
1.上体起こし (30秒間の回数)
2. 長座体前屈 (座った状態から、前屈して手のひらの移動距離cm)
3.片足立ち上がり(30秒間の回数)

やり方は下記の通り。写真に著者がコメントを補足しました。

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※注意:床にヨガマットやふとんなど置かないと、擦れて傷になることがあります。脚は下記のようにパートナーに押さえてもらうか、倒れない重いタンスの引出に挟むなどした方がよいでしょう。

引用:LEON https://www.leon.jp/health/8177?page=2

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※註 40cm前後の座面を用意し、浅く腰掛けて反動をつけないように膝を伸ばすまで立ち上がり、できるだけ速く繰り返します。

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※上記のような道具がない場合、下記のようにテーブルと箱を使って測定可能です。
引用:LEON https://www.leon.jp/health/8177?page=2

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下記の式で体力年齢を計算します。過去の実験から得られた計算式とパラメータになります。

■体力年齢= 98.991 - 1.352×上体起こし - 0.532×長座体前屈 - 1.296×片足立ち上がりテスト

③10分でわかる体力年齢測定

②より多くの運動を組み合わせ総合的に判定が出ます。

1.平衡性-閉眼片足立ち
2.瞬発力-しゃがみとび
3.敏捷性-座位足開閉
4.柔軟性-立位体前屈
5.腕・肩の筋力-腕立て腕屈伸
6.持久性-踏台昇降
引用 サンビル植村内科クリニックホームページ
http://www.uemura-clinic.com/dmlecture/tairyoku.htm

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総合判定はこれら点数を入力して、ホームページで確認お願いします。

④4つの項目でわかる筋年齢の測定

この方法はあまりお薦めしていないが、参考までに掲載した。

ここでの測定評価の数字がちょっと納得できないためで、腹筋と腕立てだと、私の感覚では腕立ての方がきつくて腹筋の回数の半分ぐらいではないかと思うのだが、この表では同じだ。

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以上から4つの体力年齢測定法を紹介した。

私のお薦めは3種類で測定出来て、多くの自治体で採用されている②の方法です。

体力年齢を測って、自分の実力を把握した上で、どの要素か足りていないか、持久性か、柔軟性か、筋力かによって適切な運動を行なって頂ければと思います。

運動プランの例については、冒頭のリンク記事にランニング・バイクを組合わせ、苦手な柔軟に取り組む事を上げています。

コロナ禍前に通勤等での運動量を計算して、在宅勤務に必要な運動量(カロリー)を計算する記事もご参考になれば。



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