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君は「生物学カードゲームCELL」を知っているか

こんにちは。穎才学院講師のYです。

中学や高校で生物を勉強していて、「用語の暗記が多くて辛い...」と思っている生徒さんは多いでしょう。今日はそんな方たちに向けて、遊びながら生物学の用語を学べてしまう「生物学カードゲームCELL」についてご紹介します。特にカードゲームが好き!という生徒さんにおすすめです。

1.生物学カードゲームCELLとは?

「生物学カードゲームCELL」シリーズは、ManabellGamesさんから出ているカードゲームです。ManabellGamesさんは、同人サークルとして「CELL」を販売していた団体です。会社化後には、ルールを少し変更した「CELL アウトブレイク」を販売しています。また、ルールが簡略化された「CELL ジェネリック」がダイソーで販売されています(なんと税込110円!)。

↓「CELL」(旧シリーズ)

↓「CELL アウトブレイク」(新シリーズ)

↓「CELL ジェネリック」(廉価版)

このカードゲームの最大の特徴は、MtG(マジック・ザ・ギャザリング)や遊☆戯☆王のような対戦型カードゲームでありながら、遊んでいるうちに生物学の重要用語が学べてしまう、という点です。

例えば「アウトブレイク」には1セットに4種の構築済みデッキが入っていて、すぐに2人対戦で遊ぶことができます。もちろんオリジナルのデッキを構築するという奥深い楽しみ方もできます。

「対戦相手がいない...」
「コロナ禍だしアナログゲームはちょっと...」
「買う前にどんなゲームか試してみたい!」
という方も安心です。なんと公式サイトでCPU相手のソロプレイモードを無料で遊ぶことができます!興味があるという方は、ぜひ遊んでみてください。

↓遊び方リンク

↓ソロプレイリンク

筆者もスマホでソロプレイモードを遊んでみました!




↑序盤、アブラムシ1匹ですべての攻撃を受けざるを得なくなった。

↑コストを踏み倒しながら大量展開し、一転攻勢に転じた。オジギソウが主砲に。


2.どんなカードがあるの?

では実際にどんなカードがあるのか、公式ツイッターからカードを何枚か紹介しましょう。

・リゾチーム

鼻水などに含まれていて、細菌の細胞壁を分解することで免疫にはたらく酵素です。この酵素はグラム陽性菌と呼ばれるタイプにのみ有効なのですが、ゲーム中では「グラム陽性菌に高いダメージを与える呪文」という形で再現されています。生物学を題材にするだけでなく、しっかりと内容がゲームに落とし込まれているのが、このゲームの素晴らしいところです。

・アポトーシス

別名「プログラム細胞死」と呼ばれる現象で、細胞が何らかの要因で自発的に死ぬことを指します。多くの場合アポトーシスによって死んだ細胞は分解されてその栄養分が再利用されるのですが、ゲーム内では「殺したセルと同等のカロリー(他のゲームでいうところのマナやコスト)が返ってくる」という形で再現されています。

・コンタミネーション

実験中に別の薬品や微生物が混入してしまうことです。大腸菌の培地にカビが生えてる!などが典型例です。こうなると数日分の実験が無駄になるどころか、培養器や冷蔵庫全体を掃除する羽目になってしまいます。ゲーム中では「相手の手札使用を取り消す」というシンプルな効果で再現されています。相手の支払ったコストを無駄にしてしまうわけですね。恐ろしい。


3.まとめ

いかがでしたか?カードゲームに慣れていない人でも比較的簡単に遊べるルールなので、生物学とカードゲームに興味があるぞ!という方はぜひ公式サイトやamazonリンクに飛んでみてください!

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