見出し画像

英作文対策で差をつけるためのノウハウ

こんにちは、穎才学院の講師Kです。

この記事では、英作文を書く能力を上げるために日頃の学習で心がけるべきこと、学習方法を解説していきます。

英作文が出題される大学入試を受ける人は、どうやって対策したらいいのか悩むことも多いでしょう。

大学入試の英作文を学習するには、ドラゴンイングリッシュや英作文ハイパートレーニングのような英作文対策の参考書(私はどちらも使っていました) を最低1冊は行う必要がありますが、今回は参考書についてではなく、日々の学習方法について

1. 大学入試の英作文ってどんなもの?採点基準は?
2. 日頃から英作文をする習慣をつける
3. 英作文で頻繁に使えそうなフレーズを書き留めておく。

の3つのパートに分けて紹介していきます。

1.大学入試の英作文の問題ってどんなもの?採点基準は?


大学受験の英作文の問題は、大きく 「和文英訳」 と 「自由英作文」 に分かれています。和文英訳は与えられた日本語を英語に訳す問題で、自由英作文は、あるテーマや題材に沿ってまとまった量の英文を書く問題です。

いずれの場合でも、採点では減点方式が採用されることが多く、文法や単語のミスが無いように書くことが重要になります。

ミスが無いように書くと言われても、「それが難しいんだよ」、と感じますよね。しかし、日頃の英語学習で意識的に対策を行うことで、減点されない英文を書くことができるようになります

2.日頃から英作文を書く習慣をつける

英文を書けけるようにするためにまず、日々の学習に「自分で考えた英文を書く」という作業を取り入れることが最も大切なことです。高校生は毎日学校で英語の授業があると思いますが、そこで習った文法や新しく出てきた表現を使って自分で文章を作ってみましょう。

初めは1日に1つの文でも良いので、まずは毎日英作文を書いて英語で表現する習慣をつけることが大切です。例えば、英作文用のノートを1冊用意して、そこに日々英文を書く習慣をつけると良いと思います。

その際に意識するべきポイントが2つあります。

1つ目は、先程書いた文法や単語のミスが無いようにすることです。

作文するにあたって運用する文法事項のルールを正しく理解していなければ、文法的に不適切な文を書いてしまう危険性が高まってしまいます。また、意味の理解が曖昧な単語を使ってしまうと自分が伝えたいことが正確に伝わらない文になってしまうかもしれません。つまり、文法の問題が解けたり、単語テストで正解できたからといって、それらを使った間違いのない英文を書けるかといえば、そうではないのです。ですから、理解が十分でない文法事項や、使い方の分からない表現・単語はその都度調べてから作文を始める必要があります。ミスのない、正確な知識に裏打ちされた文を丁寧に書くクセをつけていきましょう。

一見大変に感じるかもしれまが、この作業を繰り返すうちに、調べずに使える文法・単語は必然的に増えていきますから、英文を書く際の労力は減っていきます。また、文法の理解が深まることはリーディング能力を向上させることにも繋がります。


2つ目は、使い慣れていない単語や表現はできるだけ使わないようにする、ということです。

和文英訳と自由英作文どちらにも共通する話ですが、英作文を書くにあたって頭に入れておいてほしい基本的事項があります。それは、自分が自信を持って書ける英語の文を書くことです。使い慣れていない単語や表現を無理に使うと、単語のつづりを間違えたり、動詞とセットで用いる前置詞を誤ったりといったミスが起こりやすくなります。そしてこのようなミスが連発してしまうと、たとえ英作文の内容そのものが素晴らしかったとしても、実際の点数は伸びません。

3. 英作文で頻繁に使えそうなフレーズを書き留めておく。 

2.の「日頃から英作文をする習慣をつける」と同様に重要な心がけるべきことは、日々出会う英文の中で、英作文に使えそうな表現や文章をノートに書き留めておくことです。

単語や表現には、受動語彙能動語彙があると言われています。

受動語彙というのは、読めたり聞き取れたりする語彙です。

能動語彙というのは英会話での発話やライティングで書ける(使うことができる)語彙の事です。英作文で、ある表現を使うためにはその表現は能動語彙である必要があります。基本的に初めて覚えた単語は受動語彙となりますが、受動語彙を能動語彙にするためには、繰り返し復習をして実際にその単語を使ってみるなどの労力が必要になります。

そのため、英作文での使用頻度が高い論理関係を表す表現(結果・要点・結論などを導いたり、逆説を表す表現など)を日頃から書き留めておくこと、またそれを何度も復習をしたり、その表現を使って英文を作ったりすることで能動語彙の数を増やしていく必要があります。そうすることで、表現できる英語の幅が広がり、伝えたい内容と乖離することなく記述できるようになっていきます。

どの科目にも言えることですが、日頃から継続して学習に取り組むことが、理解を深め自身が成長するための最も効果的な勉強方法です。しかし英作文に関しては、なかなか日々の学習で触れる機会がないため、自分なりに工夫して学習する必要があります。

入試直前期にまとめて英作文対策をするのではなく、上記の学習ポイントを参考にして早い段階から学習を開始することで苦手な人が多いライティングで差をつけることができます!


穎才学院の公式HPはこちら!

入塾希望者は随時受付中です。私たちと一緒に勉強してみませんか??
無料体験授業の申し込みはこちらで受け付けています。お気軽にお申し込みください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?