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医者と結婚するメリット・デメリット

うちの子の通う私立小は保護者に医者が多いです。ママ友から聞いた「医者と結婚するメリット・デメリット」についてまとめました。

医者と結婚するメリット

◎社会的なステータスがある


 医者と結婚すると親や親戚には喜ばれ、友人には羨ましがられることが多いと思います。
 もちろんこれは夫の社会的地位が評価されているのであり、それを自分が偉くなったのだと勘違いしてはいけません。
 しかし、医者の夫を支えるのは大変なことなので、その代償として、「自分はステータスの高い医者の妻なのだ!」という喜びを、陰で噛み締めるくらいのことは許されると思います。

ちなみに結婚まで行かなくても一度医者とお付き合いすると「次の彼氏も医者がいい。医者じゃなきゃ嫌だ」と思うようになる人がいるようです。こういうことは他の職業ではあまり聞かないので、興味深いですね。
 

◎金銭的にある程度の余裕がある


 医者より稼ぎの多いサラリーマン、自営業の人はたくさんいますが、やはり資格持ちは強いですね。サラリーマンはリストラの恐れがあり、実業家も倒産の恐れがありますが、医者は身分が保護されており、多少悪いことをしてもなかなか免許を剥奪されたりクビになったりしません。また、定年がないのも魅力ですね。

勤務医の平均年収は1200~1500万程度だといわれます。これは全ての世代をならしたものです。(大学院生などを入れると、もっと低くなると思われます)病院の規模、病院のある場所、病院の経営母体その他色々な条件で変わりますので目安です。

 もちろん開業医の年収はもっと多いです。平均2500万程度と言われています。しかし、開業医は経費もかなりかかりますし、開業時の借金があったり、儲けも個人差が大きいので一括りにできません。
ママ友の一人は結婚後に夫が開業したので、開業資金として自分の独身自体の貯金を差し出したそうです。

 <開業医について補足>
女性が憧れる開業医夫人は、医者の夫人というより、社長夫人の感覚に近いようです。(玉の輿だと言われても、自営業者の妻として経理などの仕事を手伝わないといけなかったり、人付き合いなど相応の苦労もあるということです)

 今後の開業医は、クリニック数の増加に加えて、診療点数の改正などで苦しくなると言われていますが、整形外科や人工透析を扱う内科などは儲かると言われています。(ずっと通い続けなければならない慢性疾患を扱う科・お年寄りが足しげく通う科・診療点数が有利な科が儲かる)

 また、保険が効かない診療(=自由診療)を行う科の医師も儲かります。眼科のレーシック、美容外科の美容整形、美容皮膚科などがこれに当たります。

◎夫を尊敬できる


 世の女性達が医者と結婚したい理由の一つとして、「尊敬できる」ということがあります。結婚後も夫の仕事が有意義だと心から信じられるので、支えやすいかもしれませんね。


◎病気の時に頼りになる

 子どもが怪我をしたり、高熱を出した時などに相談すると、普通の夫ならおろおろしてしまうかもしれませんが、医者の夫は適切な処置をしてくれると思います。それだけを求めるなら、看護師の夫でもいいかもしれませんが。

 ちなみに風邪の時は大して頼りになりません。医者に「風邪引いたみたい」とメールしても、「暖かくして、しっかり栄養取って休んでね」っていう全く専門知識を必要としないアドバイスが返ってくるだけです。

 まあ、風邪は特効薬がないので、それしか言いようがないらしいですが…。薬がタダでもらえるという特典はあります。また、消耗品系の医療品はこっそり持ち帰ったりするようです。

うちの子のお友達は毎年パパにインフルエンザの予防接種をしてもらってるそうです。そういうのはとても便利ですね。

 「自分は病弱だから、医者と結婚したい」と言う人がたまにいますが、医者の夫は留守がちで、会社員の夫よりいざと言う時役に立たないかもしれません。健康な人でも、大きな病気になった時、医者の彼氏や夫がいたらすぐに見つけてくれていいかも、と思う人が多いようですが、それもあまり当てにしない方がいいと思います。医者だって専門があり、全ての病気に詳しいわけではないですから。

医者と結婚するデメリット

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