詠里

漫画家 / アマチュア野球を題材にすることが多いです。 『僕らには僕らの言葉がある』単…

詠里

漫画家 / アマチュア野球を題材にすることが多いです。 『僕らには僕らの言葉がある』単行本がKADOKAWA様から発売中です。

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『僕らには僕らの言葉がある』出版に寄せて

注:本文中で聴こえる人のことを「健常者」、聴こえない人を「障害者」と定義している箇所がありますが、作者本人はこのような区分は好ましくないと考えております。しかし、この作品が出版に至るまでに経験した「認識のズレ」の部分を説明する上で、便宜上このように定義しています。何卒ご理解いただけますと幸いです。 すでに対外的にお伝えしておりますのでご存じの方、すでにご予約・ご購入下さっている方もおられるかと思いますが(ありがとうございます!)、このたび、2022年11月30日にKADOK

    • ボツネーム公開『私たちが目を澄ますとき、』(連載企画版)

      ※こちらは、PixivFANBOX内GRADE2支援者向けで公開している記事と同一内容のものですのでFANBOXご利用の方でGRADE2で支援くださっている方はそちらから読むことができますのでご注意ください。また、FANBOXではその他コンテンツ(おもに『僕らには僕らの言葉がある』のノナと真白のおはなし類)のバックナンバーも含め全て閲覧可能出来る権利も含め500円という値段設定になっており、この記事単体の販売額と異なるのはそのためです。ご利用状況に応じて購入形式を選択ください

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      • 『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』後編を見ました

        番組概要(NHKのサイト)↓ 前編の感想↓ 先週につづいて、後編を見ました。 前編もなかなか情報量が多かったけど後編はそこにさらに情報が増えていき…。私はまだ原作を読んでいないのでなんともいえませんが、これってたぶん本当は前後編で収まるボリュームの話ではなかったのでは…?他のかたのレビューを読んでいると、特にメインの事件周りのことは原作をお読みになっている人は脳内補完できるけどドラマの内容だけではちょっとそこまではわからないんじゃないかな…とか、前編よりも後編のほうがシ

        • 『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』前編を見ました

          「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」前編をやっと見れました! すでに他のかたが感想いっぱい書いておられるので、たぶん何を書いても誰かとかぶってしまうと思うのですが💦 まず、字幕が選択式じゃなくて、最初から固定でのってるの、いいですね!聴こえない人だけのためではなくて、私のように音声から情報を拾うのがあまり得意でない人間にもありがたかった。サスペンスとかミステリーはとくにね…音声でダーッと説明されても、途中から暗号のようにしか聴こえなくて全然内容が入ってこなくなってしまうの

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        『僕らには僕らの言葉がある』出版に寄せて

        • ボツネーム公開『私たちが目を澄ますとき、』(連載企画版…

        • 『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』後編を見ました

        • 『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』前編を見ました

          『私たちが目を澄ますとき、』掲載に寄せて

          ※下記のリンクより、一部無料で読むことができます。 掲載までの経緯『私たちが目を澄ますとき、』という短期連載作品を、講談社の女性向け漫画誌BE・LOVEにて、9・10・11月号の3号にわたり掲載していただきました。 KADOKAWAから出版された『僕らには僕らの言葉がある』をお読みになった講談社の編集者の方が声をかけて下さり(前編掲載の際、『僕らには僕らの言葉がある』の紹介記事も載せて下さいました!ありがとうございます)、女性誌向けの作品を作っていくことになりました。最初

          『私たちが目を澄ますとき、』掲載に寄せて

          取材記_20210313

          ※情報保護の観点から、個人名や具体的な練習内容・練習場所については記述しておりません。 こういう仕事をしていると、行ったことがない土地に行く機会が突然現れることがよくあります。今回もそうでした。色々とご縁に恵まれて、ろう野球(耳が聴こえない人が行う野球です)の取材をさせてもらえることになり、三重県某所へ向かいました。 今回の取材の目的は何かというと、 ①ろう野球というスポーツの特性(聴者の野球との違い)を学ぶこと ②拙作「僕らには僕らの言葉がある」の主要人物の1人・相澤真

          取材記_20210313