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鈴木卓爾【嵐電】|3つの愛と恋の物語

ちょっと私がよく知ってる場所が舞台になっている映画を観たので、あなたにも紹介したくて、メモします。
いつも通り、雑でごめん。

【嵐電】という映画です。
「らんでん」と読みます。

私の馴染みのTSUTAYAがある町の風景。
京都の嵐電が横断する、太秦撮影所近くの街角を舞台にしたロマンチックでありながら、リアリズムな映画でした。
嵐電にまつわる3つの恋愛模様を描いた物語です。

北白川派という、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)の映画学科による、プロと学生が協働で一年をかけ一本の映画を製作し、劇場公開を目指すプロジェクトとして作られた映画らしいです。

■とても映画的
画面の作り方がとても素敵に感じました。
役者さんの動かし方も面白いですし、キャメラをパンするだけで別の世界を見せるなんていう、とても映画的な表現にもハッとしました。

そういう演出にジャックリヴェットやアントニオーニやガレルの映画を思い出しましました。
*私の映画の乏しい知識や記憶からの個人的な感想です

■印象に残った言葉をメモします
・「どうすることもできないことを待っている」
・「相思相愛」
・「もう一度新しい気持ちで」

■嵐電が力強い
この映画での嵐電は
距離も時間も日常も異世界も
近づけたり遠ざけたりするんです。

ラスト近くで疾走する嵐電のカットは力強くて感動的です。
嵐電って、あんなに疾走してるんだ、なんて発見でした。

■人生を考えるきっかけになりました
いろんな解釈が出来る映画でした。
映画は人生の縮図なんですね。

なんともフワッとしたこと書いてますが、適当には書ききれない傑作だと思うので、こんな感じで、ごめんなさい。

よかったら、あなたがもし観たら、感想教えてください。


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