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リサイクルが進化した「アップサイクル」とは?

最近アパレル業界を中心に使われ始めている「アップサイクル」という言葉を聞いたことはありますか?

材料を再度使う「リサイクル」とは少し異なり、捨てられるはずだったモノの価値を再定義し直してあげて、価値を上げて(=アップ)また世に出すという考え方です。

その対義になるのは「ダウンサイクル」という言葉。
例えばアパレルの場合は、不要になった素材を雑巾にしたり、燃料の原材料に転換して再利用するものの、結果的に「元々の価値からは下がる」考え方になります。

アップサイクル
「別製品」として価値を上げて再利用する

ダウンサイクル
「資源」として価値を下げて再利用する

この言葉はまだ生まれて歴史も浅いため、まだなかなか区分は明確ではありません。そんな状況ではありますが、私自身はアップサイクルの考えに非常に共感しています。

そして私が運営する思想ブランドOWNでも、新たなアップサイクルの挑戦として、「誰にも見向きされずに眠っている服たちでも、柄・形などからタイムレスな良さを発信することで、誰かの人生を彩る一着として新たな出会い作る」ことを目指して運営しています。

国内や世界中に眠っているヴィンテージ服を発掘し、そのストーリーとともに紹介&販売することで、コンセプトの一つである「Not trend,Not waste」を実現を目指しています!

OWNのコンセプトワードの一部

またOWNでは、それでもダメージなどがあって販売が難しい洋服は「オリジナル巾着」に生まれ変わらせ、ショッパーとして希望者に無料でおつけしています。

余り生地をお洋服保存用の巾着に。

ビニール包装を減らすとともに、この世に生まれた生地を少しでも、一枚でも、その役目をはたせますようにと願い、この巾着を制作しております。

ヴィンテージドレスを再利用。
下側のポーチは袖のパーツをアレンジしました。

まだまだOWNの取り組みは、社会の中ではちっぽけなことかもしれません。
しかしこの想いを発信し、自分の手が届くところからでも始めることで、一緒に一歩でも前に進めればと思います。

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OWN(オウン)
「自分自身を生きる」をテーマに、
流行を追ったり、大量生産・大量買付は行わず、
世界中から掘り起こした唯一無二のヴィンテージ服と、
流行に左右されないデザインのセレクト服を扱っています。

あなたの心に響く、
とっておきの一着とストーリーをぜひ見つけてください。

OWN web site:https://www.own-tokyo.com/
Instagram:https://www.instagram.com/own.tokyo/
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💡イベントや撮影のためのリースも受け付けておりますので、
お気軽にご相談ください。
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