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【英文記事に挑戦 No.780】米国 vs 欧州 の違い15選

【この記事の内容は】

TOEIC専門塾「英語屋」講師が書いています 
・英文記事やウェブページから「TOEIC的」でありながら「大人が興味を持つようなネタ」を探してご紹介。
・読解問題もご用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。
・一番最後には、簡単な和訳と解説も。

【Pre-Reading】

大型連休中に海外旅行に行かれる方、いらっしゃいますか~?円安が続いているので、なかなか手が出なくて我慢していらっしゃる方もきっと多いでしょう。今日の記事はそんな皆さんにもお勧め。

一口に「海外」といっても、米国と欧州では全然違う!と実際に旅行した人からのコメントをまとめたのが今日の記事。なかなか興味深いですよ。

【問題に挑戦】

Q: この記事の中で、米国について述べられていることはどれ?
(番号1、3~5の部分を読むだけでOK)

(A) 食べ物の値段が高い
(B) 食べる間は、おしゃべりしない
(C) 食べ残しを持ち帰りがち
(D) 食べ物が全部生ぬるい

↓ 記事はこちら

記事を読んで、問題を解いてから次に進みましょう。

【Side stories】

私自身、アメリカで約2年、イギリスで1年半ほどをすごした経験から、外食時の一人分の料理のボリュームの違いにはほんとに驚いた覚えがあります。

アメリカではお皿自体がまず巨大で、それに載ってる料理も多い!周りを見渡すと、完食するツワモノもいるけど、結構みんな平気で残していました。
「モッタイナイ!私にちょうだい~」と心の中で叫んでいた貧乏学生だった私。

ただ、アイスクリームは、アメリカ最高だったな~。サーティワンアイスクリームのようなお店で、選んだアイスをスクープしてコーンにのっけてくれるときの量がハンバない!その大雑把な感じに感動したのを忘れません(そのせいで、アメリカでは7キロも太りましたけど)。

【正解&和訳】

Q: この記事の中で、米国について述べられていることはどれ?
 (C) 食べ残しを持ち帰りがち

4."In America, there are giant dishes of food in restaurants
  アメリカでは、レストランでは料理の量が巨大で、
that one person cannot possibly finish by themselves,
 一人で食べきることは不可能だ、
so we bring leftovers home.  
 なので、食べ残しを家に持ち帰る。
In Europe, food portioning is much more reasonably sized.
 欧州では、料理の分量はずっと合理的な量になっている。
No stuffing yourself at every meal."
 毎度の食事で、お腹をはちきれさせる必要はない。

👆この部分で、(C) 食べ残しを持ち帰りがち が正解だとわかりました。日本だと、食中毒を恐れていやがる外食店が多いんですけどね。

別の部分も少し読んでみましょう。

1. "As someone who has traveled to 20 countries (mostly European),
  20ヵ国(ほとんどが欧州)を旅行したものとして
10 for a week or more,
 そのうち10ヵ国は1週間以上滞在したのだが、
I would say the BIGGEST difference is
 私に言わせてもらうと、最大の違いは、
Americans tend to smile and laugh more in public.
 アメリカ人は公共の場で、微笑んだり笑ったりしがちだということだ。
In London, conversing with strangers is considered rude
 ロンドンでは、知らない人と話をすること失礼だと見なされる、
unless you ask for directions.
 を尋ねる場合を除いて
It’s disheartening, IMO(= in my opinion)."
 これは残念なことだ、私の意見では

この経験はロンドンという大都市に限定したことなのか、他の街でもそうなのか。アメリカでも New York City のような大都会でもそうなのか。うのみにはできない意見ではありますが、少なくともこの意見を述べた Ellen さんは、知らない人と気軽なおしゃべりを楽しみたいのにがっかりした人なんでしょうね~(私も、まあまあそっちのタイプ)。


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