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「英語が分からない」という人へ一言 おまけ

前回の記事で、私のこれまでの経験を元に「英語が分からない。でも流石に中学英語くらいなら・・」という人に多く当てはまることについて書きました。詳しくは一つ前の記事をご覧下さい。

今回から早速、中学英語の基礎の基礎から順番に記事にしようと思ったのですが、その前に、もう少し「英語が分からない。でも流石に中学英語なら・・」という人に当てはまる基礎欠落ポイントをご紹介したいと思います。ちなみに前回の記事で例に出したのはbe動詞・一般動詞の否定文と疑問文でしたね。

基礎欠落ポイント その1

これ(this)あれ(  )これら(  )
あれら(  )

☆簡単すぎたらゴメンなさい。でも、意外とコレができない。さっき「中学英語なら・・」と言ったのに答えられなかったり間違える人をこれまで何人も見てきました😭

基礎欠落ポイント その2

〜は   〜の  〜に/へ/を 〜のもの
I
you※1
he
she
we
it※2
they

※1 youは「あなた」でも「あなたたち」でも変化の仕方は変わらない。

※2 itの「〜のもの」は存在しない。

 
☆「中学英語なら・・」というそこのあなた!
「あれ?」ってなりませんでしたよね!?さっと書けましたよね!?🤨

基礎欠落ポイント その3

主語が三人称単数だったら動詞にsをつける。
これは大丈夫でしょう。

じゃあ、その「三人称単数」って何ですか? 

☆大体の場合、この質問をして帰ってくる生徒からの答えの多くは「ん〜、heとかsheとか」。それは答えになっていません。そんな曖昧なものではありませんよ😔

※これに関しては、三人称単数だったら動詞にsをつけるというのを教えることだけに目がいって、じゃあ三人称単数とは何なのかというのをちゃんとクリアにさせてあげずに次に進む学校や塾の先生が多くいる気がして、分からない人が多いのはそのせいでもあるのかなとも感じます🤔

基礎欠落ポイント その4

名詞って何ですか?動詞って何ですか?

まあ、この二つは大丈夫でしょう。(大丈夫であることを願います)

じゃあ、形容詞って何ですか?副詞って何ですか?

☆専門的な文法用語を知る必要はありませんが、これらのような基本的な知識はちゃんと押さえておきたいですよね。これくらいの文法用語なら、どんな媒体のどんな教材で勉強しようが読者が既に知っているであろう知識として解説に出てくるでしょう🤓

基礎欠落ポイント その5

一言で言えば、細かな英語の常識。

例えば、一つの文にbe動詞と一般動詞は絶対に同居しません。

Is she play baseball? あり得ません
He isn't speak English. あり得ません

be動詞と一般動詞が混ざっている時点で間違っていると分かるのに、見直しを促しても生徒が間違っていると気付かないというケースに何度も遭ってきました😭

もう一つ挙げるとすれば…

「今日は晴れです」「今日は寒いです」などという文を英語にする時に「Today is …」としてしまうケース。まぁ、日本語をそのまま英語に置き換えればそうなるんですけどね。みなさんは大丈夫ですよね?

さぁ、ざっと5つ挙げてみましたが、みなさんどうでしたか?もしこの中に一つでも自分の中で「ドキッ🥶」としたものがあるとすれば、つまりは"そういうこと"です。

これまで「このくらいなら・・」と思っていたことが実は出来なかったことを思い知ることはショックが大きいかもしれません。ただ、現実を知ることはこれからの成長に欠かせないことでもあります。

学生であろうと社会人であろうと、一度、自分に素直になって、どれだけ基礎の基礎的なことでも、できないことや忘れていることを学び直すことは非常に大切なことだと思います。

TOEIC〇〇点、英検○級などの目標に向かって走り始める前に、英語と向き合うための基礎をしっかりと固めておきませんか?
私のnoteには英語を基礎からもう一度学び直したい人にとって有益な記事をアップしていきます。基礎から英語を学び直す人の支えになれれば幸いです。

では。


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