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【絶賛子育て期の母】内定をもらうまで①

現在、4ヶ月,2歳,4歳の娘たちを育てています。
仕事は、夫が数年前に創業した小さな会社の社長を期間限定で去年からしているのですが、その期間もいよいよ終わりに差し掛かり、私は次のお仕事探しへ。

大学卒業後に入社した会社で約10年勤め、その後に自営の会社に入ったので、『就活』は12年ぶり。
以前登録したことがあるリクルートエージェント(内定はRA以外の求職サイト経由)。休会扱いにしてたのでデータは残ってた。それを最新に更新しながら自己分析の開始。前に勤めていた会社は、2人の出産と育休を挟んでいるので、10年弱勤めていたとはいえ後半のキャリアは低空飛行だった。自営業の会社については、経営自体は夫がグリップを握っているので、発言権はあっても決定権はなく、とにかく自分にできる事務業務や営業活動をちまちまとやっていた。

そんな自分がまた外の世界に出る。しかも4歳,2歳,0歳の絶賛育児中に。自営業の期間中は子供を職場に連れていけたし、子供の発熱時や保育園行事の時などは自分で仕事の調整ができた。

『子育て中の女性も活躍しています!』
とか
『育児との両立が可能!』
とか書いてある求人票があるけど、「ほんまかいな!」ってなりながらも、育児してるからってキャリアは諦めたくないので、そういった企業優先に応募した。

育児と家事と仕事の両立

それを叶えるためには、何が必要で何を捨てなければならないのか。

【必要】
・協力者
・スキル(資格)
・積極性

 【不要】
・「〜べき」という考え方
・つまらぬ意地
・保守的な考え方

【必要なもの】

「協力者」は何名か必要。子供を健やかに育てながら仕事も頑張るには、夫が戦力になる人材であっても協力者は他にも多くいたほうが良い。
夫婦は協働者なので、できるだけ家事育児はお互いに振り分けるのが良い。とはいえ、そうしていても子供のことで夫婦二人とも対応できない時間帯やタイミングがある。そのときは、我が家の場合は実母にヘルプをお願いする。

「スキル」はあるに越したことはない。面接に行く企業とははじめましてなので、履歴書や筆記試験や問答のやり取りで人物評価される。育児でキャリアブランクがあるなら、なかなか実績が書けない…なんてことも。そんな中、資格は武器にならずともポーションにはなる。私は、一人目の育休中に宅建士の資格を取っていた。実績はないのでペーパードライバーのようなものだが、これを使って長く働ける企業で勤めたいと思い、宅建士を活かせる不動産業界に絞った。

「積極性」は、面接で役に立つ。育児でのブランクがあるし、現在進行系で育児中だけれど、「その分、〇〇が得意です!」「〇〇でカバーします!」などをPRすることで、かえって好印象になることも。もちろん、できないことを「できます!」というと、後々首が絞まるのは自分なので要注意。

【不要なもの】

「〜べき」という考え方は、育児中のママにはよくある傾向なのかもしれない。「家事育児は私がすべき」「子供の保育園は一歳になってから預けるべき」「土日祝休みの企業に絞るべき」「時短勤務にすべき」などなど。この「〜べき」を一つが2つ取っ払うだけで就職希望先のリストアップ数は増える。子育てや家庭運営は一人でするものでもないし、身内だけでするものでもない。行政や事業者等を有効に使うのも手。

「つまらぬ意地」や「保守的な考え方」も上記と同様。就職活動中に魅力的な企業があれば、どうすれば働き方に負荷をかけずに働けるかを夫や周囲の人に相談してみるのが良い。

子育て中に再スタートを切るのは、エネルギーがいるし給料アップも期待薄だけれど、低空飛行でもいいから飛び続けることで、いつか上昇気流に乗ることができる。

子育てに関しては、「母親がするもの」という風潮がまだまだ残ってる。特に私たちの親世代はそうするべきだという国の方針のもと育ってきた世代だ。子供を幼い時分から外に預けることに否定的に言われることもあるだろう。だからこそ動き出すのにエネルギーがいることもあるかもしれない。

でも、大切なのは自分の意志。働きたいと思えば、環境は整えられる。少子高齢社会で子育てママを採用しない企業の未来は明るくない。
今はそういう社会。

…次回は、実際の就活はどうだったかレポートします!


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