えいがいぬ

年間100本を目標に映画を観て、それぞれの自分なりの感想を書いていきます。

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最近の記事

人生リセットボタンは押すべきものだ〜バックトゥザフューチャー 1〜

これを読んでいるあなたは人生をやり直したいと思ったことはないだろうか。 僕はある、ってか常々思っている。 というのも、すぐに自分と他人の人生を比較してしまうからだ。 例えば、他人のSNSを見ては、同世代の人が載せている仲むつまじい家族写真を見ては嫉妬し、カフェで「次どこ行こうか〜」と楽しく話しているカップルを見てはふてくされた顔をしてしまう。 しかも情熱大陸で同い年が出ようもんなら、「あっちの大陸に行きたいなー」とこっちの沈みそうな大陸からなんとか脱出したい願いを持

    • その「ホウ」レンソウは必要だったのか〜『1917 命をかけた伝令』

      「ホウレンソウ」が苦手だ。 「好き!好き!おひたしにすると美味しいよね。」 その食べ物の「ほうれん草」ではない。 社会人でよく言われる報告連絡相談の「ホウレンソウ」の方だ。 もちろん自分では意識してやっているつもりだが、仕事が忙しいと思わず抜けてしまって、上司に怒られることが多々ある。かと言って、ホウレンソウしすぎると、「それぐらい自分で考えろ」や「自分で決断しろ」と言われたりする。 うーん、その加減はどうしたらいいのやら。 しかも上司が捕まらない時は、報告出来ない

      • 18禁のトラウマ 〜スマホを落としただけなのに 『囚われの殺人鬼』〜

        パソコンの画面に文章が映っている。 「あなたは18歳以上ですか? Yes or No」 男は震える手でマウスを操作しながら「Yes」の文字にカーソルを合わそうとした。 その途中、マウスに手紙が触れた。そこには、「18歳のお誕生日おめでとう!今からケーキを買いに行ってきます」と母親の文字で書かれている。 しかし、それにも気を留めず取り憑かれたように画面を睨みつけながらブツブツと独り言を呟いている。 「やっとクリックできる…」 これはもう何十年も前の話。18歳

        • お腹が崩壊する寸前〜AI崩壊〜

          僕はお腹が弱い。 キーマカレーといった辛い物や豚骨ラーメンを食べた時、後、ブラックコーヒを飲んだ時とかも痛くなる。しかし、まだこれらは「ちょいやばいかな」って位の腹痛だし、食べた後に痛くなるかもって予想出来るので可愛いもんだ。 一番やばいのは緊張時である。 僕は自他共に認めるかなりの「緊張しい」であり、とてつもなくどうでも良いことにもすぐに緊張してしまう。 そしてその緊張は必ず腹痛ループを引き起こす。 何かのきっかけで緊張する→お腹が痛くなる→痛みがこの先どうなるか

        人生リセットボタンは押すべきものだ〜バックトゥザフューチャー 1〜

          最高の愛の確認方法を知っているか〜マリッジストーリー〜

          「実は離婚したんだよね」 これに対する適切なアンサーを教えて欲しい。 もちろん様々な理由から離婚したくなかったけど、そうせざるを得ない状況になった時は事前に聞いていることが多く、回答も困らない。 しかしSNSや普段の会話で仲が良いイメージがあった既婚者から突然、「実は離婚したんだよね」と言われたらどうしたらいいのか。 右脳左脳、全ての脳にインプットされている語彙力をフルに使っても、「ひとまず飲もうぜ」しか言えないと思う。 それは自分の語彙力が乏しすぎることが問題なの

          最高の愛の確認方法を知っているか〜マリッジストーリー〜

          猫派VS犬派〜キャッツ〜

          「ワンちん…あ、犬が好き!」 「犬派か猫派ならどっち?」の問いの自分の返答だ。 そう、いい歳した大人が思わず「ワンちん」と言ってしまうぐらい、犬が大好きだ。 しかし子どもの頃は犬が好きではなかった。 すぐに吠えてくるし、初めて会ったのにベロンベロンに舐めてくる距離感の詰め方に自分は慣れていなかった。そして野良犬に全力で追いかけられたことがきっかけで、その恐怖がトラウマとして心の中にこびりついていたからだ。 その時は母親に泣きながら、「ぜーーったいに!猫を飼う!」と言うぐ

          猫派VS犬派〜キャッツ〜

          メタルスライムも逃げられない戦いがある〜フォードVSフェラーリ〜

          皆さんは仕事に対して夢中になっていますか。 僕は全く夢中とは無縁で、毎週日曜日がきて月曜日から仕事が始まると思うと胃がキリキリしてくる。日曜日にだけ行われる胃の貫通工事みたいだ。 そんな工事を就職してから毎週そして何年も勝手に続いている。 しかしなんでこんなに仕事って嫌なんだろう。 なんとか意識改革をと思い、色々なことを試してみたがどうにもならない。 多分、仕事をしている上で逃れられない責任というものから逃げたいのだと思う。 だから僕は「メタルスライム」というゲームに出

          メタルスライムも逃げられない戦いがある〜フォードVSフェラーリ〜

          僕は映画に追われている〜まえがき〜

          「どうしよ…このままだとこの時間に間に合わないかな。ひとまずこの後の仕事を確認してみるか」 僕は毎週毎日仕事の予定と対峙しており、常に時間に追われている。 ただ、追われているのは仕事ではなく映画館の上映時間にだ。 その為、すぐに上映時間を確認出来るように携帯にはいつも行っている映画館をお気に入りに入れ、暇さえあれば観たい映画の時間に合わせた一日のタイムテーブルを頭の中で作成している。 でも、その時間が自分にとっては最高に至福の時間で、それぐらい映画を観ることが好きだ。

          僕は映画に追われている〜まえがき〜