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中島健人&小芝風花の主演ドラマが爆裂PVを記録! ニュースPVプレイバック/2021年5月2週

※映画.com本体のニュース記事における、PVランキングの振り返りです。編集部のスタッフ数人でチャットし、この1週間で得た“気づき”、オススメの新作情報、衝撃を受けた記事なども交えて、PVの傾向や推移を思い思いに話しています。

5月10日~16日 順位まとめ 1~5位

1位

2位

3位

4位

5位

振り返りチャット開始

本日の参加メンバー

小山さん

尾崎さん

飛松

ドーナッツかじり 本日もよろしくお願いします! では5月10日~16日のニュースPV振り返りです。では5位から!

5位:舞台「鬼滅の刃」新作公演、8月上演決定 煉獄杏寿郎役・矢崎広ら全キャスト発表で鬼殺隊“柱”9人が集結

ドーナッツ 2020年1月に上演された前作に続く新作です!

尾崎秋彦 「鬼滅の刃」×2.5次元舞台という掛け合わせ。最強オブ最強の組み合わせで、なんかもう、勝利してるイメージしかわかない 。

小山晃弘 「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の記録的なヒットを受けて、舞台も観客増が見込めそうですね。8月の上演までに、新型コロナウイルスの収束の目処が見えていると良いのですが。

東京公演は8月7~15日に天王洲銀河劇場、大阪公演は8月20~22日に大阪・梅田芸術劇場 メインホールで実施。8月27~31日には東京・TACHIKAWA STAGE GARDENで凱旋公演が行われる。

ドーナッツ この日程で、無事に上演されてほしいですね!

尾崎 本作は、「若林ゆりさんの舞台コラム」で取り上げたりしないんですか? 若林さんがどう取り上げるのか、興味ある! 意外と、観劇してみたら“沼”に落ちたりして。そんなレポートも読んでみたいな~。

小山 若林さんは「ロード・オブ・ザ・リング」公開の際、オーランド・ブルーム演じるレゴラスの魅力にハマっていたと記憶しているので、ハマる要素はあるかもしれませんね。

ドーナッツ 執筆者が激ハマりしたら、面白いものになりそうですね! いろいろとメディアミックスされている作品なので、それぞれの楽しみ方ができそうですね。どの形態で“沼”に落ちるか分からないところも魅力ですよね!

尾崎 そして企画って、こうした他愛ない雑談から素敵なものが生まれてきたりするんだよね。こうした会話は意識的に大事にしていこうと思います。

4位:「ドラゴンボール超」劇場版最新作、22年公開 鳥山明が原作・脚本・キャラデザ務めた「渾身の一作」

鳥山氏は「今回も僕がセリフも含め話を作り込んだ渾身の一作となっています。内容はまだ内緒らしいので言えませんが、ちょっと意外なキャラが大活躍する激しく楽しい内容になっていると思います。ビジュアルも新鮮で、すごいことになっているみたいですから、どうぞ期待して待っていてください!」と自信をのぞかせている。

ドーナッツ 鳥山先生のコメントがアツいです。

尾崎 うおおおおおお、ドラゴンボールの新作映画だああああああああ!

小山 「ドラゴンボール」って、これまでにいくら稼いでいるんですかね。天文学的な数字になりそう。新作も大ヒット間違いなしでしょう。

尾崎 コミックスは全世界累計発行部数が2億6000万部とのことですから、「×1冊400円」として計算すると……すごいことになりますね。

ドーナッツ おふたりは「ドラゴンボール」ファンですか? 私はそれこそメディアミックスがすごすぎて、「どこから手をつけていいものやら……」状態ですね。

小山 原作は読んでいましたよ。アニメや劇場版までは追いかけなかったのですが。亀仙人とクリリンが好きです。

尾崎 僕は「まあまあ好き」な部類です。熱狂的なファンというわけではないですが、けっこう、いまの自分を作ったコンテンツのひとつという感じかな~。というか、ドラゴンボールって、今の若い人たちからどんなコンテンツとして受け入れられてるんですかね? というのも、3年くらい前に話題になったこの記事の内容が、今でも変わっていないのかどうか、と疑問に思ったので。

これを読んだ当時、若年層には「ドラゴンボール」はもはや“古典”なのかと戦慄していました。

小山 原作が連載されていたのが、1984年11月20日〜95年6月5日なので、連載終了からもう26年経っているからねぇ。アニメでしか見ていない人も多いのではないでしょうか。

ドーナッツ 「イッキ読み」→ハマった理由を熱弁する、ではなく、ハマらなかった理由をロジカルに語る。こういう視点の記事、興味深いですね。 

尾崎 議論を呼べば、好意的に褒める内容よりも、読者にさらに深く思考させることができるよね。

小山 読ませる記事ですよね。PVを稼ぐことができる要素がたくさんあると思います。

尾崎 こういう“角度”つけた記事って、取材準備はもちろん、執筆中にも「これ面白いか?」と疑心暗鬼になったりして、成立させるのが大変なんだけど、やればやるだけ成果が出るんですよね。映画.comでも増やしていきたい領域です……。

ドーナッツ 同感です! ハマった人、ハマらなかった人、両方に訴求できるので、強い記事だと思います。

小山 ぜひ、やっていきましょう!

3位:「ジオストーム」声優・上川隆也&山本耕史、ブルゾンちえみの声優ぶりに太鼓判

尾崎 お、土曜日(5月15日)に本作がテレビ放送された結果、検索ボリュームが増えてうちの記事に流入してきたパターンのやつだ 。

ドーナッツ これは非常に面白い記事がランクインしてきました! 記事自体は18年のものですが、ここにランクインしてくる。テレビ放送の強さを感じます。

小山 ああ、これ過去作の放送に合わせてランキングが上ってきたわけですね。同じタイトルで、新作が作られたのかと思っちゃいました。

尾崎 映画がテレビ放送され、過去のうちの記事がランキング上位へ再浮上する……。コロナ禍でおうち時間が増え、テレビを見る時間も増えたここ1年の、顕著な動きです。他社もそれは同様なので、どこもテレビ放送にあわせて新コンテンツ投下に力を入れていたりしますね 。

小山 映画.com主催で、放送に合わせてチャットパーティをやっても面白そうですよね。いまならTwitterのSpaceとかClubhouseなどもありでしょうし。

尾崎 面白そうですね! あと、本記事は「ジオストーム 声優」で検索した人が流入してきているんですよね。テレビを見ながら「あれこの人の声、誰?」と疑問に思い、その場でスマホで検索する。で、日本語版声優の情報が漏れなく載っている記事を読んで、読者はスマホを閉じて鑑賞に戻る。知りたいことをすぐに知られるので、読者は満足する。その行動をカバーすることを考えたら、作品情報に日本語吹き替え声優情報を追加するとか、作品データベースにぶらさげる形で、日本語版の声優(キャスト)まとめ記事を制作したりすると有効。さらに効率よく読者満足を満たすことができますね。

ドーナッツ 確かに映画を見ていると、「日本語吹き替え版の声優さん誰?」「この俳優さん、他にはどの作品に出ていたっけ?」と、ついつい映画.comのデータベースを見てしまうという習慣、ありますね。

小山 放送局やソフトのバージョンによって、声優さんが代わることがあるので、全部の情報を載せるのは難しいとは思うんですが、せめて劇場公開時か、初めての発売時の声優さんの情報は追加できたらいいですよね。

ドーナッツ そうですね! 読者のニーズに合わせて、記事、データベースともに、アップデートしていきたいところです。

尾崎 あーでも、ただ「声優の情報が載っているだけ」だと、読者にとっては「Wikipedia」で必要十分だから、記事メディアでは“情報以上の価値”を提供できないといけないですね。だとしたら声優にまつわるコラムとか、「もっと深く知りたい」というニーズに応えられるコンテンツが必要かも。

ドーナッツ そう思います! 「必要な時に必要な情報をパッと確認できる」記事も重要ですが、「じっくり読ませる」記事を配信したいですよね。

小山 近年、吹き替え版の人気は高まっているので、人気作に関しては、吹き替え声優さんのインタビューを押さえておくのもいいかもしれませんね。

尾崎 そうですね。「放送局やソフトのバージョンによって、声優さんが代わることがある」……この理由も知りたい。

2位:杉咲花、松本潤主演の劇場版「99.9 刑事専門弁護士」ヒロインに! 弁護士役に初挑戦

ドーナッツ 先にヒロインのシルエット入りのビジュアルが出て、キャスト予想が過熱していましたが、杉咲花さんは、けっこう多くの人が予想していましたね。杉咲さんが、ゆる面白い&独特な「99.9」ワールドに入ると思うと楽しみです! あと毎回、松本潤さん演じる深山とヒロインのやりとりも見どころなので、劇場版が待ちきれないです。

小山 この話題、確かTwitterのトレンド入りしていましたよね。杉咲さん主演のNHK連続テレビ小説「おちょやん」も盛り上がっていたので、ファンも喜んでいそう。

尾崎 僕、こういうキャスト予想で当たったためしがないので、すごいな。2月の第一報記事では、「映画化決定」と「ヒロインは誰?」という内容でした。で、今回は「ヒロインは杉咲花!」という答え合わせがメイン。従来の情報出しでは、第一報で映画化決定、続報でヒロイン発表、と単発で出していくのが普通でしたが、あえて第一報で「ヒロインは誰?」とクイズを添えることで、続報への興味を引っ張ることができる。つまりちょっとした工夫で、一度で二度おいしいネタを生み出す画期的な手法。トレンドになりつつある手法ですが、このアイデアを“テクニック”にまで昇華した人、すごいな。

小山 このシルエットだけで、杉咲さんだって当てた人たちすごいな。

ドーナッツ ただ単に「ヒロインは次回発表!」といわれるよりも、「チラ見せ」されることで、めちゃくちゃ予想熱が高まりますよね。この「孤狼の血 LEVEL2」もそのパターンです。

小山 いま、SNSでファンに語ってもらうことの重要性がどんどん高まってきているので、こういう遊び心のある仕掛けは、どんどんしてほしいですね。

尾崎 「映画・ドラマ宣伝の新たなトレンド“キャストのシルエット発表”って何? 宣伝マンに聞いてみた」的な記事書けるな。すまん、誰かお願い(他力本願)!

小山 昔から、よくキャンペーンではありましたけどね。例えば、これとか。

ドーナッツ 「今までのこういう手法を振り返りたい」といっているそばから、小山さんから強すぎる過去例が飛び出しましたね(笑)。サーモグラフィ……すごい。

尾崎 なんだこのキャンペーン、バカすぎる……(褒め言葉)。今度この手の面白い手法が出てきたら、映画宣伝ウォッチャーのビニールタッキーさんと、宣伝の仕掛け人の対談をセッティングしてみたい……。

ドーナッツ シンポジウムを開きたいですね(笑)。

1位:中島健人史上“最恐”のドSキャラ誕生! ドラマ「彼女はキレイだった」で小芝風花と初共演

ドーナッツ 平均PVの12倍、ぶっちぎりでした。今週は松本潤さん、中島健人さんと、ジャニーズ主演作関連のニュースが続きますね。

尾崎 爆裂PV!

小山 Twitterでは2107RT、3568いいねされていました。やっぱりジャニーズ案件は強いですね。

尾崎 以前の社内会議で、「ジャニーズ案件は、他の配信先と比べて、Twitterからの流入が多いのが特徴」「ツイートのURLクリック率が他のジャンルと比べて高い」という話が出ていましたよね。この記事も同様の傾向でしたか? 

小山 今日ここまで振り返ってきたニュースのなかでは、段違いでRTされてますね。もっともジャニーズ案件に限らず、ネタによっては5桁RTいくこともあるので、爆発的なRTというほどでもないですが。とはいえ、4桁RTされるだけでも上々ではあります。なお該当のツイートは、Twitterで139万回以上表示されていました。

尾崎 URLクリック率はどうでしたか?

小山 1万2000回以上クリックされてますね。これは他の投稿に比べても、クリック数、段違いに多いと思われます。

尾崎 1.2万! すげ~!

中島が演じる宗介は、世界30カ国で発売されるファッション誌「ザ・モスト」日本版の副編集長兼クリエイティブディレクター。不愛想でクールな合理主義者で、仕事はできるが、編集部員にも厳しいため、反発を招くこともしばしば。あるミッションを果たすために、ニューヨークの本社から異動してきた。子どもの頃は、太っていていじめられっ子だったが、今ではその面影もなくイケメンのエリートに成長した。

ドーナッツ 中島さんは、「黒崎くんの言いなりになんてならない」「ニセコイ」など、徹底的に作りこんで濃厚なキャラクターに挑まれるイメージがあるので、今回もどう華やかに仕上げてくるのか、めちゃくちゃ楽しみです。心が叫びたがってるんだ。」、ドラマ「砂の器」で見せた繊細な演技力があるからこそ、本作の主人公の複雑な役どころにもマッチしそうです。小芝風花さんも「トクサツガガガ」「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」「書類を男にしただけで」など、面白い作品にどんどん出演されているイメージです。

尾崎 小芝さんは実写映画版「魔女の宅急便」主演から、順調にキャリアを積んでるように見えます。あと個人的にこの作品で興味深いのは、韓国ドラマのリメイクだという点。ここ2~3年で、かなり数が増えてきていますね。これもさっきのキャスト・シルエット発表と同様、トレンドがテクニックに昇華されつつあるケースかな。

ドーナッツ Netflixの「日本のランキング」でも、いつも韓国作品が上位に来ていますね。

小山 韓国の作品、総じてクオリティが高いですからね。換骨奪胎したくなる気持ちもわかります。

ドーナッツ こちらのドラマ、今後のキャスト発表も注目ですね。では本日はこちらで終了いたします、ありがとうございました!

尾崎 ありがとうございました!

小山 お疲れ様でした。

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