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ベイスターズと絶品カレーと後藤人形と漫画版エヴァと 編集部の「買ってよかった」「見てよかった」

 こんにちは、映画.com編集部です。木曜日は、編集部メンバーのQOLが上がった、「買ってよかったなあ」「見てよかったなあ」「行ってよかったなあ」と思うもの・ことをざっくばらんに紹介します。

 映画に限らず何でも自由に、という感じ。それではいってみましょう。今回は比較的、文量は抑えめ。サクッと読めます!

■横浜DeNAベイスターズの取り組み

 ベイスターズになるずっと昔、大洋ホエールズ時代から応援しているけれど、こういう取り組みができるようになったのは、DeNAがチームを運営するようになってからじゃないかと思います。

 プロチームだから勝ってなんぼだし戦力補強も大事だけれど、こういう時だからこそ、今回のような企画はグッときますね。

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■エリックサウスのお取り寄せカレー

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 コロナ禍で自由気ままな外出もままならない現在、数少ない楽しみの1つは、やっぱり食事! とは言え、仕事の日は自分でゆっくりと作る時間もあまりないので、デリバリーや通販を重宝しています。そんな中から今回は、南インドカレーの名店エリック・サウスの冷凍カレーをご紹介します。

 同店は、カレーファンにはおなじみの人気店ですが、ヘルシーでスパイシーなそのカレーは、毎日食べても飽きない逸品です! そんな逸品を自宅でも楽しめるのだから、これは嬉しい。。ご飯さえ炊けば、あとはクール便で届いたカレーを湯せんするだけで、自宅がプチインドと化します!

 写真は、チキンカレーと豆とほうれん草のカレーのあいがけに、惣菜のトンカツを乗せた贅沢バージョンですが、こんな楽しみ方も通販ならでは。美味しいカレーを、ぜひあなたもどうぞ。

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■後藤人形

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 長男(僕)、次男、三男の“クソガキブラザーズ”として育っていたため、女の子の行事とはすっかり無縁でしたが、昨年、娘が誕生。ついに初めての「ひな祭り」を迎えることになりました。

 正直、雛人形というものにあまり興味を抱いたことはなかったのですが――妻には「もしも私に娘ができたら、これを必ず飾ってあげたい」というものがあったそうです。それが、この「後藤人形」。故・後藤由香子さんによる雛人形の通称です。

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 「横浜人形の家」の展示会に足を運び、目にしたのは、美しい人形の数々。ゴスロリ風、源氏物語やエミール・ガレの世界等々。一見突飛にも見えるんですが、その根底には「伝統を重んじる」姿勢が垣間見えました。

 (僕の意見は一切通らず)自宅に招き入れたのは「Feel」という作品。男雛、女雛、共に「同じ色合い」なのが良いですよね。毎年飾るのが楽しみですし、もしも娘が結婚したら、彼女に持っていってもらおうと思います。すると、我が家には、この雛人形が無くなるわけですが「そしたら、もう1つ買えばよい。私が愛でる用にな」(妻)とのこと。「マジか」と思いました。

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■漫画版「新世紀エヴァンゲリオン」全14巻

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 シリーズ完結編「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を100%楽しもう! と思いたち、2020年末くらいからテレビアニメ版やら旧劇場版やら、新劇場版3作やらを復習する“エヴァ・マラソン”をしていたわけですが、締めくくりとして未体験だった漫画版全14巻を「えいや」と購入。(まだ全部は読めていない)

 これはかなり面白い。テレビアニメ版の物語を踏襲しているが、ところどころ“異なる”部分が出てくるので、コントラストが興味深い。

 印象に残るのはシンジくんの性格。アニメ版に比べて、漫画版のシンジくんは感情を出す頻度が多い。勢いがあるというか、血気盛んというか、めちゃくちゃ“少年漫画”しているのだ。

 なかでも、10巻がものすごい。カヲルくんに対して、あることで激高したシンジくんは胸ぐらをつかみ、「前歯全部折ってやる」と絶叫する。めちゃくちゃ怖いセリフだ。テレビシリーズではシンジくんとカヲルくんは初対面から精神的なつながりを育んでいたので、この展開は新鮮な驚きがあった。漫画版はこういうのがいくつもある。

 で、漫画版のさらにいいところは、人類補完計画とは何なのか、ゼーレの狙い、ゲンドウの狙いは一体? などの“謎”と“答え”が、比較的わかりやすく描かれている点。映像はこっちの都合お構いなしにセリフが流れていくので置いてけぼりになりやすいが、漫画だと何度も簡単にシーンを繰り返せるのが良い。読めば「なるほど、こういうことなのか!」と天啓に閃き、積年の謎が解けたような気になり満足度がえげつないのだ。

 しかしながら、落とし穴はやっぱりある。「わかった!」と思った次の瞬間には、「あれ、じゃあゼーレは~しなければよかったのでは……?」と別の疑問が出てきて、結局また迷子になる。

 「エヴァ」がいつまでたっても「わからない」ことには変わりない。わからないことが、四半世紀にわたってファンを熱狂させる由縁なのだ。シリーズ完結編を観たあとも、僕はまた、「一体何だったんだろう」と謎の興奮に頬を紅潮させ、劇場を後にするのだろう。あ~楽しみ。

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