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ダニエル・クレイグ最後の「007」と作品愛あふれる本音に涙/2021年10月1週

※映画.com本体のニュース記事における、PVランキングの振り返りです。編集部のスタッフ数人でチャットし、この1週間で得た“気づき”、オススメの新作情報、衝撃を受けた記事なども交えて、PVの傾向や推移を思い思いに話しています。

9月27日~10月3日 順位まとめ 1~5位

1位

2位

3位

4位

5位

振り返りチャット開始

本日の参加メンバー

大塚さん

佐藤さん

飛松

ドーナッツかじり では9月27日~10月3日のニュースPV振り返りを始めます!

5位:「シン・仮面ライダー」主演は池松壮亮、ヒロインは浜辺美波! 庵野秀明監督が起用理由を明かす

ドーナッツ 主人公の本郷猛役に池松さん、緑川ルリ子役に浜辺さんというメインキャストが発表されましたね。

佐藤レモナ すごく楽しみです! 庵野さんの起用理由はTwitterでも話題になっていましたよね。

庵野監督「池松君はオーディションを受けてくれて、その時がすごく良かったんです。僕の中での本郷猛は、 藤岡弘、 さんのイメージが強い。これを踏襲したとしても、自分では消化できない。別のキャラクターとしての本郷猛を作らざるを得なかった。池松君がやるのであれば“違う本郷猛”になってくれるんじゃないかと。浜辺さんは、ヒロインについて悩んでいた時、会社に貼ってあった東宝のカレンダーが目に入ったんです。そのタイミングで載っていたのが、浜辺さん。『この子、いいな』と思ったんです。カレンダーで決めたんですが、『 映画 賭ケグルイ 』を見たら、すごく良かったので、自分の勘は正しかったなと」

大塚史貴 こちらは、楽しみしかありませんね。

佐藤 カレンダーから直感っていうのは運命的だなと。

ドーナッツ 本当にそうですね! また、池松さんがトレーニング中のケガで、松葉杖姿だったのも衝撃的でした……! 「主人公が改造手術にちょっとだけ失敗。でも、撮影には支障はありません」というコメントも良いですね(笑)。

大塚 この作品で、池松氏は2フェーズくらい一気に駆け上がるような気がしています。

佐藤 「MOZU」でも池松さんのアクションはすごかったですよね。庵野さんとのタッグも、どんな仕上がりになるのか気になります。

ドーナッツ 本作は「71~73年に全98話が放送され、1号&2号とショッカーの戦いを描いた『仮面ライダー』をベースにしたオリジナル作品」ということです。「シン・ゴジラ」は、私のように、それまでゴジラにあまり触れてこなかった層も映画館に足を運ぶ作品になりました。「シン・仮面ライダー」も、長年のファンの方はもちろんより楽しめるのかもしれませんが、新たなファンも獲得する作品になりそうですね。

大塚 同時に発表された特報も話題を呼んでいますよね。いやあ、続報が楽しみでなりません。

ドーナッツ ベールに包まれていた物語のヒントが書かれているので、気になる方は是非記事をチェックしてください!

4位:強烈なラストが心をえぐる衝撃作、日本最後の劇場上映 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」4Kデジタルリマスター版12月公開

ドーナッツ こちらもSNSを中心に、大変話題になりましたね。

佐藤 もう1度見たい、でも見る勇気も必要な作品ですよね。

大塚 これは日本での封切りが2000年12月23日だったんですよね。いやあ、隔世の感を覚えます。社会人1年目、正月休みで見に行ったなあ………。

佐藤 鑑賞後に心の整理がつかなくて一旦散歩した思い出があります……。当時はクリスマス&お正月シーズンに劇場公開だったのですね!

大塚 そうそう、心の整理が全くつかなかったですよね。当時はまだ喫煙者だったのですが、劇場の外で立て続けにタバコを吸いこんでいる人が続出していた記憶がよみがえりました(苦笑)。

ドーナッツ 皆さん、タバコを吸わないと消化しきれなかったのでしょうか(笑)。劇場で見たことがない作品なので、この機会に(勇気を出して)行ってみたいですね。そして、これは人間心理なのですが、見出しにある「最後の劇場上映」というワードは、強く惹かれますよね。「この機会を逃してはいけない!」という。

佐藤 「見たい、でも気持ち的に見られないかも」というギリギリのところを後押ししてくれるワードですよね!

大塚 そこですよね。私も引っかかっていて、劇場で見るしかないよなあって感じております。

ドーナッツ はい! これ、前の振り返り会議でも話題になったんですが、例えば動画配信サイトのスケジュール告知も、「配信開始」と同じくらい、もしかしたらそれ以上に「配信終了」の作品をリストアップすると良いんじゃないか……という。どこか焦燥感に駆られますよね(笑)。この最後の機会に、是非劇場に足を運びたい作品です!

3位:「機動戦士ガンダム」シリーズ、22年に3作展開 新作TVアニメ&劇場アニメ2本

ドーナッツ 一挙に情報解禁されました!

大塚 こちらはアニメハックからの転載ですね。アニメハックで9月15日に配信されたものを、約2週間後となる同27日に映画.comで配信したものになります。

ドーナッツ やはり情報のバリューがあると、遅れて転載したものでも成果を上げていますね!

佐藤 「ガンダム」シリーズの人気の高さも改めて感じます! それぞれロゴデザインの雰囲気が全然違うので、作風も気になりますね。

大塚 情報量もすごかったですしね。ガンダムは偉大です。

ドーナッツ また、このパラグラフが気になりました!

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」特別編は、スマートフォン向けアプリ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG」の配信開始時期に合わせて、22年春に全9回でテレビ放送される。番組内では、テレビシリーズ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のスタッフが再集結して手がけ、アプリ内で公開予定のアニメ最新作「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント」の一部も披露される。

アプリ内でアニメが公開され、テレビ放送アニメと連動する……。面白い試みですよね。

大塚 いろいろと新たなことを仕掛けてくるのも素敵ですねえ。

佐藤 すごい時代になりましたよね! 個人的にはあまり情報のない「機動戦士ガンダム 水星の魔女」が逆に気になったので、放送を楽しみにしています。

2位:石田えり、還暦でハリウッドデビュー 「G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ」貫禄の登場シーン

ドーナッツ 石田さんは、海外作品への参加経験も豊富で、満を持してのハリウッドデビューとなったわけですね!

石田は、1989年、1991年に日本アカデミー賞で最優秀助演女優賞を受賞。 吉田喜重 監督「 嵐が丘 」ではカンヌ国際映画祭に参加し、 スールン・ホアス 監督の「 AYA アヤ 」ではオーストラリアン・フィルム・インスティチュートの主演女優賞にノミネートされた経験がある。

佐藤 石田さん、この登場シーンもかっこいいですが、本編の鋼鉄の扇子で戦うシーンが本当に素敵なんです!

大塚 「釣りバカ日誌」の初代みち子さん、ハリウッドへ! やっぱり存在感が半端ないですよね。

ドーナッツ 「着物に忍ばせた暗器=鋼鉄の扇子で戦うことから、鉄扇のお千とも呼ばれている」という文章が謎めき過ぎて、一瞬「!?」となったのですが、バトルシーン、ますます楽しみになりました! 

佐藤 秘密忍者組織の頭領役なので、渋さと「この人に逆らっちゃいけない」という説得力が必要だと思うのですが、大塚さんのおっしゃる通り存在感が半端なくて。

ドーナッツ この場面カットと、登場シーンから、ばしばしと伝わってきます。そしてロベルト・シュベンケ監督は日本映画ファンなのですね。シュベンケ 監督が熱望したキャスティングだったのでしょうか……気になります!

1位:ダニエル・クレイグ、新ジェームズ・ボンド役への嫉妬心を告白 「めちゃくちゃ悔しい」

ドーナッツ ダニエル・クレイグの最後のボンド役であり、卒業作品である「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」が、いよいよ10月1日から公開されましたね。「これが最後」と寂しく思っているファンは、本人の口からこういう作品愛が感じられるコメントが出ると、嬉しくなってしまいますね。

大塚 「007」関連のニュースがバシバシ出てくるようになりましたね。公開延期がずっと続いていましたが、いよいよダニエル・クレイグ版のフィナーレなんだなと惜別の念を抱いています。

佐藤 10月2日に劇場で鑑賞してきました。その後に改めてこういうコメントを知ると響きます……。

ドーナッツ 私も早速見てきました! バーチャルイベントでの「いろいろな思いがありますが、十分やり切ったと思います。いまは前進して、また次のことに挑戦していこうという気持ちです。もちろん悲しさや寂しさはありますが、次のボンドに託したいと思います」という発言も、やり切ったという充実感や、次のステップへの前向きな気持ちが感じられて嬉しいのですが。やはり「寂しい」「めちゃくちゃ悔しい」という人間臭い発言を聞くと、愛おしさがこみ上げますね。

ドーナッツ ちなみに、ネタバレにならないように何も言えない……とは思うのですが、佐藤さん、作品はいかがでしたか?

佐藤 アクションは文句なし&ボンドカー好きには最高のシーンもあったのが嬉しかったです! エンドロール中に、これでダニエル・クレイグ版は終わりなんだと思ったら自分でも引くくらい泣いていました。

ドーナッツ 分かります! ダニエル・クレイグ版のボンドって、泣けるんですよね……。私も咽び泣いちゃいました。

佐藤 私も嗚咽レベルで。周囲の人に申し訳ないから声を押し殺しました。

大塚 ダニエル・クレイグ版は長かったもんなあ。

佐藤 長かったですよね。エンドロール中に過去の作品のことも思い出してしまってもう……(涙)。

大塚 思い入れのあるファンの方々も多いだろうし、良い興行になることを願わずにはいられませんね。

ドーナッツ ダニエル・クレイグ版は、約15年になりますかね。シリーズを通して見守ってきたファンなら、思わずこみあげてくるものがある、卒業にふさわしい作品だと思います! 大塚さんのおっしゃる通り、大大大ヒットを願っています!

佐藤 ヒットを願います! 鑑賞後には、ラミ・マレックがダニエル・クレイグとの共演を嬉しそうに語る姿にほっこりするインタビュー映像を見てほしいです!

大塚 これはいい!

ドーナッツ ふたりが、本当に良い関係を築いたんだな、ということがわかりますよね! では、今日はこのあたりでそろそろ終了にしたいと思います。

大塚 ありがとうございました。

佐藤 お疲れ様でした。

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