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「自分、何がしたいねん」→「…マルポテ?」

まるいポテト。
その言葉を初めて目にしたとき私の頭に浮かんだのは、手のひらにフィットするフォルムのじゃがいもだった。なんかおいしそう。

しかし、まるいポテト、ではない。
「マルチポテンシャライト」の略称だ。

「マルチ・ポテンシャライト」とは、さまざまなことに興味を持ち、
多くのことをクリエイティブに探究する人を指す言葉で、
「自分の好きな複数の分野で活躍することができる才能」を持つ人のこと。

『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』

何の話かというと、
きょう複業フリーランス・ちゃみさんとの1on1で
「えいさんはマルポテなのでは」と、新たな視点を示していただきチアアップされたという話。

釈然としない↓のような思いをまとまりなく打ち明けたところ、くださった言葉だった。

ライターとして稼いでいきたい。頑張りたい。

ただ、作業中に子供が起きると「あ、起きちゃった…」と思う自分がイヤ。いっそ今は家事・育児以外のToDoは作らない方がいいんじゃないか。子供と過ごすときは子供に意識を向けたい。本読んだり勉強もしたい。

でも、ライターとして稼いでいきたい。時代の変化が激しいから悠長にしている暇はない。保育園に入るまでの間もできるアクションはしておきたい。あの人もこの人もみーんなめっちゃ頑張ってるもん、SNSとかで頑張りや活躍が目に入ってくる。

そんなモヤモヤを抱えた状況のなか、実はキャリアコンサルタントの仕事もしたい。
また、前職ITエンジニアの経験を活かした仕事もしたい。IT系のスキルを磨き直したい欲もある。

複業フリーランスになりたい。

でも、ライターとしてだってスタートラインに立ったばかりなのに、そんな色々手を出したところで、どれもうまいこといかんのでは。
「二兎を追うものは一兎も得ず」とか「選択と集中」とか言われるもん。

はーあ、私は何がしたいんでしょ。うおーん。

まとまりのない心の叫び

「マルポテ」の概念に出会ったのは、今日が初めてではない。
初めに詳しく知ったのはそれこそ、上記でリンクを貼った書籍でだった。
けれどそのときは「私、これかもしれんなー」と思いつつも、
「いやでもやっぱスペシャリストに憧れるよなー」と、ないものねだりをしてスッカリその件は忘れていた。

それがきょう、ちゃみさんに「マルポテでは?」と言っていただいたことで、自分を包んでいた半透明の膜が剥がれた心地になった。そっか、私はマルポテかもしれないな、と納得感があった。

私って何がしたいねん。あれもこれもってさー。
脳内で否定的な言葉を自分で染み込ませてばかりだった。
それが、「ん?何も悪いことなくない?強みになり得るよな?我が道を開拓すればいいのでは?」と思考を転換できた。

正体不明な、扱いづらい自分に、着心地の良い服を与えてもらったような。
枠に無理やりはめられるのは好きじゃないけど、ピタッと自然とはまる感覚は気持ちが良くて落ち着くなあ。


かねてから憧れていた方からのポジティブな言葉の威力たるや。感謝ばかりです。

自分がどうしたいのか、どうなっていきたいのか。
書き出して把握していこうと思う。
そして、あれもこれもやっちゃえばいい。過程を面白がりながら。

ちゃみさんに30分いただいたことで、その30分より前の自分から変わることができました。ありがとうございました。
深夜に、このnote界の片隅で感謝を叫び申し上げます。


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