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読書記録(11冊目)「娘がいじめをしていました」しろやぎ秋吾
お疲れ様です。
noteを休止する前に読んだものを今頃まとめてみる。
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タイトル:娘がいじめをしていました
著者:しろやぎ秋吾
出版社:KADOKAWA
定価:1,485円(本体1,350円+税)
出版年:2023年3月30日
自分の子供がいじめの当事者とわかったらあなたはどうしますか――?
【あらすじ】
中学時代にいじめられた経験を持つ赤木加奈子はある日、小学5年生の娘・愛が同級生の馬場小春をいじめていることを知り、家族で馬場家に謝罪に向かう。
加奈子たちの謝罪はその場では受け入れてもらえたものの、小春はその後、不登校になってしまう。
小春の母・千春は苦しむ娘を見て知り合いに相談するが、SNS上での匿名の告発をきっかけに、思いもよらない事態へと発展してしまうのだった──。
我が子への不信感、夫との意見の相違、SNSで巻き起こる炎上…様々な問題に翻弄される二つの家族。
自分の子供がいじめの当事者と知った時、「正しい対応」とは果たして何なのか?
いじめ問題を加害者家族、被害者家族双方の視点から描く、意欲的セミフィクション。
私自身、子供の頃に確かに人間関係に悩んだ事はあった。そしてそれは今も変わらない。
団体で生活してしていれば、学校でも会社でも家族でも考えさせらる事はあるし、悩む事もある。
子供の頃限定だと、教師から虐待を受けていた。
社会人限定だと、上司からパワハラを受けている。
何かあまり変わっていないのかもしれない。
しかし、私はいかにも弱そうな女性ではなく、見た目はかなりキツい顔をしている。
背は低いけれど、がっちり体型で大きく見える。
別に本気を出せば勝てる。
事を荒立てないようにしているだけ。
このような事はあるけれど、同じ立場の者同士の「いじめ」という事に出くわした事がない。
保育園から大学まで自分が被害者になった事も、学校内で問題になった事もない。
そして、独身で子供もいないため、直接この社会問題に触れる事もなかった。
ニュースを見るたびに、経験がなくとも、想像するにあまりある事で、非常に苦しかった。
私は交友関係が非常に狭く、限られた友人と過ごしていたため、環境に守られていたか、あるいは視野が狭く見えていなかったのかもしれない。
そもそも、無視するとか、集団で危害を加えるとか、「いじめ」ではなくて「犯罪」である意識を、加害者とその保護者は理解をするべき事。
この書籍は、被害者の両親、加害者の両親、その他保護者や教師といった大人の目線で書かれている。
憤りの中で読書をしているものだから、読み終わった時には「当たり前だろ!」となった。
子供と関わる事のない生活をしているけれど、もし困っている子供や、学校へ通えない子供がいたら、何か力になれないかと考えていた。
その前に問題を解決しなければいけないけれど、苦しんでいる子供達を一時的にでも、家庭以外で守る方法はないだろうか。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
明日も皆さまにとって良い日でありますように。
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