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【絵本おすすめ企画】4歳が選ぶ今週のリアルヒット!vol.10【ようこそ ぼくの てのひらへ】

こんにちは、絵本案内人の いとう です。

自主企画「4歳が選ぶ今週のリアルヒット!」、ついに10回目の投稿です。

今回は、以前こちらの記事でご紹介した「福音館書店の月刊誌」から2冊!

今週(3月5日〜3月11日)のリアルヒットはこれ!

ようこそ ぼくの てのひらへ

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月刊予約絵本「ちいさなかがくのとも」通巻181号『ようこそ ぼくの てのひらへ』
文:澤口たまみ
絵:たしろ ちさと
出版社:福音館書店
2017年4月1日発行

春に出会ういろいろな虫を、手のひらに招き入れて乗せてみるこのお話。主人公の子が虫に躊躇なく近寄っていく姿が印象的です。この子虫に慣れてるな?

わたし自身、子どもの頃に結構生き物を捕まえるのが平気な方でしたが、なぜでしょう、大人になると虫が怖くなるのは。

でも、子どもの手前、怖がってばかりもいられない!今までいろんな生き物を捕まえては子どもの掌に乗せてきました。

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アマガエル、てんとう虫、バッタ、アリ、ダンゴムシ、モンシロチョウ、何かの幼虫、などなど。虫、ほんとはちょっと苦手ですよ?ですけどね。お母さんパワーです。

子どもはその感触を覚えているらしく、「前にてんとう虫が僕の手の上でおしっこしたよね!」とか、「カエル、ぴょーん!って跳んでいっちゃったよね」などと話していました。覚えてるんだ〜。ちょっとした感動です。

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体験と絵本を行ったり来たりすると、経験として体に染み込んでいくと私は考えています。絵本だけでも不足、体験するだけでも不足、インプットとアウトプットのどちらともが重なり合うことで得られるものがあると思っています。

【おまけ】母の今週のヒット絵本

じいじとぼく

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月刊予約絵本「こどものとも年少版」通巻522号『じいじとぼく』
作者:池谷陽子
出版社:福音館書店
2020年9月1日発行

ぼくがおじいちゃんと一緒に、普段はさせてもらえないような体験をするお話。もしくは、普段おじいちゃんがしていることを一緒にさせてもらうお話かな。

うちの4歳くんはじいじが大好き。じいじって優しいですよね。なんでもやってくれる!例えば、親がうんざり気味の戦いごっこだって喜んでやってくれます。

じいじの愛はすごくて、息子がたいやきが好きだと言えば、たいやき器を買ってきて、あんこを炊いて振る舞ってくれるほど。わたしには、チョコ入りのたいやきだって用意してくれます。なんという!!(ちなみに義父です)

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同居じゃないのでたまにしか会えないけど、この本を読むと子どもがじいじを思い出すかなあと思って購入しました。親の愛とはまた違うじいじからの愛、たっぷり感じてほしいなあ。

今週は、13冊読みました◎

来週のリアルヒットもお楽しみに〜!(おしまい)



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