絵本専門士による絵本まるごと研究会

「絵本まるごと研究会」は、第1期絵本専門士で絵本専門士養成講座講師の波賀稔さんが船橋みらい大学で立ち上げた講座です。現在は、第5期絵本専門士が中心となり、得意分野を活かし、絵本の魅力を紹介しています。noteでは、講座レポート、絵本紹介、絵本の楽しみ方などを紹介していきます。

絵本専門士による絵本まるごと研究会

「絵本まるごと研究会」は、第1期絵本専門士で絵本専門士養成講座講師の波賀稔さんが船橋みらい大学で立ち上げた講座です。現在は、第5期絵本専門士が中心となり、得意分野を活かし、絵本の魅力を紹介しています。noteでは、講座レポート、絵本紹介、絵本の楽しみ方などを紹介していきます。

    マガジン

    • 絵本まるごと研究会開催レポート

      絵本まるごと研究会で開催した講座の記録です。

    • 印刷と製本のヒミツを知ると、絵本はもっと楽しくなる!?

      絵本を造本の視点から眺めてみませんか?このマガジンでは、絵本の構造や表現について考えてみたいと思います。これまで以上に絵本を味わい、楽しむことができるかも♪

    • 絵本専門士 藤得顕の「絵本の⽊」

      • 6本

      絵本は、楽しむためにある。 絵本は、読み⼿・⾒る⼈が⼀緒に楽しむから味わい深くなる。 絵本は、⼦どもはもちろん⼤⼈が読む“からこそ”楽しい。 絵本は、まるで⽊のようだ。 何も⾔わず、そこにくる様々なものに恵みをもたらす。 現役保育⼠が実際に⼦どもと絵本を読んで感じたことや考えた事を記事にし、保育⼠・⺟親・⽗親が絵本を⼦どもとより楽しむヒントをご紹介しています。

    最近の記事

    第28回絵本まるごと研究会

    昔話のなかでは有名なももたろうですが、調べてみるとたくさんのお話があります。中でも、このももたろうは、鬼退治に出掛ける理由がしっかりとかかれています。また、さいご、鬼を許す場面で、多くのももたろうは宝をもって帰ってくるお話であるのにたいして、このももたろうは「たからはいらん、姫を返せ」ということで、姫を嫁にもらって帰ってくるという最後になっています。嫁にもらうときに相手のお父さんに戦いを挑むような比喩が込められているのかもしれません。犬サル雉のお供は、鬼が方位の丑寅の反対の方

    スキ
    3
      • 第27回絵本まるごと研究会

        はじめに令和4年6月19日(日)にオンラインで開催された第27回絵本専門士による「絵本まるごと研究会」の報告をさせていただきます。 話題提供させていただきました、第5期絵本専門士の德永加代です。私は、現在、帝塚山大学で教員をしております。中学校(国語)・小学校での経験から、豊かな言葉を育む絵本の力は大きいと感じています。学生と一緒にボランティア活動を通して、絵本の学習材としての可能性について研究しています。 今回は「言語感覚を豊かにする絵本の可能性」について、報告させてい

        スキ
        4
        • 第26回絵本まるごと研究会

          はじめに第26回絵本専門士による「まるごと研究会」で、小学校の国語授業について報告させていただいた、第5期絵本専門士の村田純子です。私は、現在、京都の小学校で教員をしております。小学校では、絵本は様々な場面で活用されています。国語の教科書には、絵本として出版されている作品が幾つも取り上げられています。また、道徳の授業で、児童に種々の考えを促すきっかけを与えたり、作品そのものについて話し合ったりすることもあります。日々の読み聞かせや学級づくりにおいても、絵本が児童の心を育むこと

          スキ
          5
          • 第25回絵本まるごと研究会

            2022年2月20日に開催した「第25回絵本まるごと研究会」は、特別企画として絵本専門士養成講座でお世話になった村中李衣先生をお迎えしました。 村中先生とのディスカッション 1.最近気になっている話題について、村中先生よりコメントをいただきました。 話題その1:日本の絵本と世界の絵本を比較して、日本の絵本が世界に通用するのか。日本の絵本の現状について。 海外の絵本が翻訳紹介される場合、評価の定まったかなりレベルの高い絵本であるという前提があるので、そのまま日本で手に入る

            スキ
            7

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • 絵本まるごと研究会開催レポート

            • 14本

            絵本まるごと研究会で開催した講座の記録です。

          • 印刷と製本のヒミツを知ると、絵本はもっと楽しくなる!?

            • 4本

            絵本を造本の視点から眺めてみませんか?このマガジンでは、絵本の構造や表現について考えてみたいと思います。これまで以上に絵本を味わい、楽しむことができるかも♪

          • 絵本専門士 藤得顕の「絵本の⽊」

            • 6本

            絵本は、楽しむためにある。 絵本は、読み⼿・⾒る⼈が⼀緒に楽しむから味わい深くなる。 絵本は、⼦どもはもちろん⼤⼈が読む“からこそ”楽しい。 絵本は、まるで⽊のようだ。 何も⾔わず、そこにくる様々なものに恵みをもたらす。 現役保育⼠が実際に⼦どもと絵本を読んで感じたことや考えた事を記事にし、保育⼠・⺟親・⽗親が絵本を⼦どもとより楽しむヒントをご紹介しています。

          • 絵本まるごと研究会開催レポート

            • 14本

            絵本まるごと研究会で開催した講座の記録です。

          • 印刷と製本のヒミツを知ると、絵本はもっと楽しくなる!?

            • 4本

            絵本を造本の視点から眺めてみませんか?このマガジンでは、絵本の構造や表現について考えてみたいと思います。これまで以上に絵本を味わい、楽しむことができるかも♪

          • 絵本専門士 藤得顕の「絵本の⽊」

            • 6本

            絵本は、楽しむためにある。 絵本は、読み⼿・⾒る⼈が⼀緒に楽しむから味わい深くなる。 絵本は、⼦どもはもちろん⼤⼈が読む“からこそ”楽しい。 絵本は、まるで⽊のようだ。 何も⾔わず、そこにくる様々なものに恵みをもたらす。 現役保育⼠が実際に⼦どもと絵本を読んで感じたことや考えた事を記事にし、保育⼠・⺟親・⽗親が絵本を⼦どもとより楽しむヒントをご紹介しています。

          記事

          記事をすべて見る すべて見る
            • 第24回絵本まるごと研究会

              2021年1月30日に第24回目となる絵本まるごと研究会を開催しました。今回は2021年に刊行された新刊絵本の中からお薦めの一冊を紹介する毎年恒例の企画です。今年度より開催を12月から1月へと移動し、2021年に刊行されたすべての作品を対象としました。 『子どもの本で平和をつくる』(小学館 2021) 文:キャシー・スティンソン 絵:マリー・ラフランス 訳:さくまゆみこ 「この混乱した世界を正すことを、子どもたちからはじめましょう。そうすれば、子どもたちがおとなたちに、す

              スキ
              7
              • 第23回絵本まるごと研究会

                はじめに 今回は、令和3年11月28日(日)にオンライン開催されました第23回絵本専門士による絵本まるごと研究会のご報告をさせていただきます。 私は、今回の勉強会で話題提供をさせていただきました第5期絵本専門士の圓山哲哉と申します。言語聴覚士(以下:ST)として療育センターに勤務しており、ことばやコミュニケーション、摂食・嚥下機能(食べることや飲み込むこと)等の発達に遅れや偏りのあるお子様、そしてその保護者様に関わらせていただいております。今回はSTの立場から、お子様のこ

                スキ
                8
                • 第22回絵本まるごと研究会

                  2021年9月18日(土)、第22回絵本まるごと研究会を開催しました。 今回取り上げたのは「大型絵本」。その幅広い活用方法、子どもたちの反応、そして歩んできた歴史まで、さまざまな話題で盛り上がりました。 『アリス館のよみきかせ大型絵本 でんしゃにのって』(アリス館 2006年) 作:とよたかずひこ 公民館で就園前の小さなお子さんとお母さん対象のおはなし会をしています。会場は和室で、大型絵本を読むときは30センチくらいの台の上に絵本を置いて左右から二人のスタッフが絵本を支え

                  スキ
                  11
                  • 第21回絵本まるごと研究会

                    はじめに  第21回絵本専門士による絵本まるごと研究会を担当させていただきました 第6期絵本専門士の森慶子です。徳島大学医学部にて専門研究員・非常勤講師、鳴門教育大学嘱託講師をしております。絵本の読み聞かせの研究にて、兵庫教育大学博士課程を修了し、博士号を取得いたしました。今回はその研究の内容の一部を発表させて頂きました。鳴門教育大学大学院の余郷裕次教授に師事し、絵本の持つ効果を学ぶ中で、絵本の読み聞かせを行ったのち、リラックスしたことを、鼻の温度計測という生理的指標を用い

                    スキ
                    15
                    • 第20回絵本まるごと研究会

                      1.はじめに 第20回絵本専門士によるまるごと研究会を担当させていただきました、 第5期絵本専門士の増田穂里です。私は、東京都荒川区の小学校で学校司書をしています。そこで、「ようこそ学校図書館へ ―学校図書館と絵本―」をテーマに、学校図書館で絵本がどのように使われているかを、ワークショップを交えお話しをさせていただきました。その様子をレポートにまとめさせていただきます。 2.学校図書館のこと  みなさんが学校図書館と聞いてもつイメージは、どんなものでしょうか。  よく、「暗

                      スキ
                      6
                      • 絵本原画展がもっと楽しくなる!絵本印刷のヒミツ

                        はじめに練馬区にある「ちひろ美術館・東京」が、世界で初めてできた絵本専門美術館であることをご存じの方は多いですよね。 「いわさきちひろ絵本美術館(現、ちひろ美術館・東京)」が開館したのは、今からたった40年前のこと。 残念なことに、それまで絵本原画は、大切に保管される環境にありませんでした。いわさきちひろ絵本美術館がきっかけとなり、絵本原画を評価する仕組みが築かれ、あっという間に世界中に広まっていくことになったのです。 絵本専門美術館は、世界中に広まっていきました。今日で

                        スキ
                        6
                        • 第19回絵本まるごと研究会

                          2021年4月17日(土)、19回目の絵本まるごと研究会を開催しました。 今回のテーマは、「五感がはたらく瞬間」。参加者自身が刺激された経験、または読み聞かせでの経験を紹介し、絵本で触発されるさまざまな感覚を語り合いました。 『おやすみなさい』 (山村学園短期大学 2020年 非売品) しのつかすみこ さく・え もりによるがやってきました/もりのなかまたちはどうしているでしょう、という文から始まり、森に棲んでいる野ねずみの赤ちゃんが「ふぁー」と眠たそうにあくびをしている絵

                          スキ
                          8
                          • 第18回 絵本まるごと研究会

                             2021年2月6日(土)、18回目となる絵本まるごと研究会を開催しました。 今回のテーマは、「科学絵本の魅力を探る」。お薦めの一冊を紹介しながら、科学絵本とは何か、そしてその魅力を語り合いました。  日本で本格的に科学絵本が刊行されたのは1960年代のことで、自然科学をテーマとした写真絵本の作品が中心だったとか。近年は「理科読」ブーム、出版社の児童書分野への新規参入などが後押ししたこともあり、その種類は広がり、分野間の融合も見られるようです。そのためか今回は、長く愛されて

                            スキ
                            7
                            • 第17回 絵本まるごと研究会

                              2020年12月5日、17回目となる絵本まるごと研究会を開催しました。12月は、昨年に引き続き「新刊絵本を振り返る会」です。参加メンバーが、2020年に刊行された絵本作品から、お薦めの一冊を紹介しました! 『おくりもの』(BL出版 2020年) 作:豊福まきこ 定価:本体1,300円+税  大好きな豊福さんの三作目となる作品です。主人公のハリネズミが自分が周囲の仲間の役に立とうと、皆にマフラーを編んであげるお話し。仲間たちがお礼にハリネズミに送ったものとは…? 近年、ハリ

                              スキ
                              9
                              • なが~い!ジャバラ折り絵本のヒミツ

                                仕掛け絵本には、さまざまな形状がありますが、本文がジグザグに折られたジャバラ折りの絵本もその一つ。広げた瞬間、「おーっ!」となったご経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。 今回は、ジャバラ折り絵本の製造方法や表現効果のヒミツを探ります。 1. ジャバラ折りとはジャバラ折りとは、山折りと谷折りが均等な幅で繰り返される折り方のことです。呼称の由来は、クネクネと歩く蛇の胴体(蛇腹)の形状で、「経本折」とか「アコーディオン折」などと呼ばれることもあります。 2つ折りとか4つ折りな

                                スキ
                                8
                                • 絵本まるごと研究会 第16回講座

                                  絵本まるごと研究会の冨田泰代です。いつもは船橋にあるみらい大学さんで講座をやっていたのですが、コロナで集まれなくなってしまい、オンラインで講座を開くことになりました。絵本まるごと研究会、初のオンライン講座、8月29日に行われた模様をお伝えします! 今、テレビやYouTubeではテロップが入るのが当たり前になりました。 喋っている人が何言ってるか分からなくても、テロップを見れば大体分かります。でもそうすると子ども達に正しい音って伝えられるかな?と思ったんです。テロップを読め

                                  スキ
                                  6
                                  • くすのきしげのり作品の魅力を探る(2020年6月)

                                    2020年6月20日。初めてメンバー内でのオンライン座談会を開催しました。 座談会のテーマは、絵本に親しむ方なら誰でも一度は読んだことのある「くすのきしげのり先生の作品の魅力を探る」。 くすのき先生の作品を手渡す場面、お薦めの作品、ここがすごい!など、ノンストップの約2時間!でしたので、その様子をご紹介します。 絵本作家くすのきしげのり先生についてくすのき先生は1961年生まれ。小学校教諭生活を経て50歳を前に独立し、現在は徳島県鳴門市を拠点に児童文学の創作活動や講演活動を

                                    スキ
                                    11