見出し画像

紡ぐ夢、歩む道

5/6(月祝)愛媛FC vs いわきFC戦。
“暴風雨”と形容して余りない大変な天候に、果たして来場者数がどうなってしまうのかと戦慄した朝。
それでも3,000人近い皆さまがニンジニアスタジアムへご来場いただき、熱く応援いただきましたこと、本当にありがとうございました。

ホームゲーム8試合(リーグ戦のみ)を終え、来場者数は合計29,708人、1試合平均3,714人の方々にご来場いただいております。
「己道」自らの歩みとして見れば、昨年の開幕8試合は合計20,311人、1試合平均2,539人。
今年は半分の試合において試合前に雨や風やの悪天候、前半戦に詰まったホームゲーム日程(8試合目が6/24開催だった昨年に対し、今年の8試合目は5/6開催でした)、それでも昨年の約1.5倍増となる皆さまがニンジニアスタジアムに足を運んでくださっています。
ホームゲームでのグッズ売上はここまでダントツの過去最高ペース。
ただJ2に戻ってきたのではない。
共に歩んでくださる皆さまと、クラブは地に足つけて確かな前進を続けています。

ひさびさの投稿となりましたが、まずはここまでの感謝を心からお伝えさせてください。

明日の愛媛FC vs 栃木SC戦。
選手によるご招待シートが3種類も開催となります。
森脇良太選手による「誘ってんじゃんSEAT」。
前野貴徳選手による「ドリームシートby前野貴徳」。
深澤佑太選手&谷本駿介選手による「Friends for Life. Rivals for Life. SEAT」。

3者3様、対象となる方も異なる企画ですが、共通するのは選手たちからファン・サポーターの皆さまへの想い。

森脇良太選手は昨年3月の“お誘い開始”からここまで27試合続けてきました。
しばしば「応募いただいた皆さん、熱いメッセージばかりだから」と抽選の際に招待人数拡大を繰り返しながら、スタジアムへ“誘った”人数は600人を超えました。
いつもこちらの案を添えながら次回の招待対象どうしますか?と聞くと、「僕もそう思ってました!案通りで行きましょう!以心伝心ですね」と調子の良い森脇節ですが(笑)
応募いただいた全員のメッセージを必ず全て読み、毎回試合後のサイン色紙贈呈イベントではご招待対象の条件を前提に熱い挨拶を伝えていて。
愛媛FCに関わる人のことが、本当に大好きなんだなと。
すごい同い年です。本当に。

昨年も開催した「ドリームシートby前野貴徳」。
「ドリームナイト アット ザ ズー」を参考に、ニンジニアスタジアムでも障がいのあるお子さまやご家族が思い切り楽しめる時間と空間を。
前野選手から一緒に企画してほしいと声をかけてきてくれたあの日のことは鮮明に覚えています。
残念ながら悪天候だった昨年に対し、明日は絶好のお天気となりそうで。
背番号5番、誰よりも熱い男と共に、太陽の下でたくさんの笑顔咲く時間となるようにしっかり準備しています。

対して、初めての選手招待企画を開催するのは深澤選手と谷本選手。
一緒にデザインを考えたキッズTシャツ「Friends for Life. Rivals for Life」が、きっと冒頭での5/6いわきFC戦へのご来場に果たした役割は大きかったのではないかと。
打ち合わせでもその掛け合いは、“友達”であり“ライバル”という関係そのものでした。
将来の2人を目指すような、小学生の皆さまお友達同士でご応募してきてくれたので、明日は2人にも試合後のプレゼント贈呈イベントでは挨拶をしてもらおうと思います。
少し照れながらも、芯の通った言葉が、きっと。

2024年5月2日(木)。
2024クラウドファンディングがスタートしました。
愛媛FC育成組織に所属する小学生(スクール)、中学生(U-15)、高校生(U-18)、またレディースチームもトレーニングを積む、『愛フィールド梅津寺』。
その人工芝張替えを目的としたものとなります。

一昨年に続き、昨年も目標金額を超えるご支援をいただき、サンパークグラウンドの設備拡充を実現することができました。
これは以前も綴ったことですが…
トレーニング見学やパブリックビューイングといったリターンで、ご支援くださった皆さまをアテンドさせていただいた際、愛媛FC及び選手たちを応援いただいている背景や、ご支援いただいた想いをお聞きする機会がありました。
友人の付き添いで観戦したら感動して毎年ユニフォームを購入いただいているという方、サンパークという場所に愛媛FCとの大切な思い出がある方、一度はスタジアムから離れたけれどご家族ができて戻り、今や選手がお子さんのヒーローなんだと教えてくれた方。
ご支援者一人一人と愛媛FCの間に物語があり、情熱があり、愛がある。
クラブは「人」だと、人の想いでできていると、僕にとって愛媛FCフロントスタッフとして本当に大切な時間と経験も与えてくれた企画です。

第二の前野貴徳に、曽根田穣になろうとサッカーに向き合う子どもたち。
生物誕生の源となった母なる海に面する「愛フィールド梅津寺」は、愛媛の子どもたちの未来を育む豊穣の地。
今回のプロジェクト名は、「愛フィールド梅津寺プロジェクト」ではなく、僭越ながら『みんなで紡ぐ~愛媛の未来プロジェクト~』となっています。

人工芝張替えという多額の費用が必要な事業の中で、幅広くある選択肢のうち最高の形を取れるように。
日頃より厚く熱くご支援をいただいている中でのお願いとなり誠に恐縮ですが、『みんなで紡ぐ~愛媛の未来プロジェクト~』何卒よろしくお願い申し上げます。

2024シーズンも気づけばもうすぐ折り返し地点。
ジェットコースターに乗っているかのような日々となっていますが、愛媛FCで繋がるこの毎日が宝物です。
明日も、みんなで勝ちましょう!
頑張ろう、愛媛FC!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?