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自分だけの楽しみが見つかるアイテムづくりを目指して PETTICA

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。

今回は、柳井町でレザーブランドのアトリエを構えているPETTICAペチカさんに、レザーアイテムを作り始められたきっかけや、アイテムのデザインについてお伺いしました。

[プロフィール]
■氏名
 PETTICA(ペチカ) 
■ジャンル
 芸術(レザーブランド運営・制作)
■経歴
 柳井町でレザーブランドのアトリエを構えているPETTICAペチカです。
 ”ファッションになるお財布”を通じて、いつでもどこでも自分に課金できるワタシになれる、選ぶたのしさ、使ううれしさを体験できるレザーアイテムを作るべく活動しています。
 今の業態(レザーブランド)になって約10年。主に、松山三越、伊勢丹、博多阪急、高知蔦屋書店等でPOPUP(グループにて)行いました。主な販売経路は自社ウェブショップで販売になります。
 柳井町のアトリエから日本中、世界中にPETTICAのアイテムを届けたいです。

自分だけの楽しみが見つかるような組み合わせ、アイテムづくり

写真提供:PETTICA

― レザーアイテムを作り始めたきっかけを教えてください。

 元々、布でバッグや小物を作っていたんですけど、市販されているようなバッグを作りたくなって、教室に習いに行ったりしているうちに、革に出会いました。革製品を作るようになって、10年ほど経ったかな。

― 革のどのようなところにおもしろさを感じられたのですか。

 布は、裁断すると切れ目から繊維がほぐれてしまうので、切った箇所を内側に折ったり、包むような処理が必要なんですね。でも革は、切ったらそのまま形にできるんですよね。最初はその扱いやすさに惹かれました。とはいえ、革は天然の素材なのでまた別の難しさがあるのも魅力です。
 あとは革の質感です。革と言っても、布ような加工しているものから、バイク乗りの人が使うようなごつい革まで、すごく幅広くあって、そこにおもしろさを感じました。

― レザーアイテムを作り始めてから10年ほど経っていますが、革の魅力に変化はありますか。

 最初は、経年変化を感じられるものを中心に作っていたんですけど。最近は、革の見本市や展示会で、ラメ加工やプリントがある革の奥深やおもしろさを知ることができたので、扱っていく革の幅が広がってきましたね。

― PETTICAさんのアイテムは、ポップでカラフルなものが多いですよね。

 革は、ダークカラーで、長く使うことでが深みや艶が出るイメージが多いんですよね。そういう経年変化の部分をいいなとは思っているんですけど、そこに私が好きなキラキラしたものや、ポップなもの、ビビットなものを掛け合わせて提案できたら、私らしい他にないものになるかなと思って作っています。

― 色の組み合わせで、気を付けられていることはありますか。

 PETTICAの定番がま口のお財布は、口を開けずに表側から見た状態と、開けて内側が見えた状態と、2面世界が作れるので、表側はあえてシンプルな色にして、内側はすっごくビビットな色を入れたりしています。
 そういうアイテムは、普段派手なものや可愛い色を身に着けない方や、いきなり派手色のレザーアイテムを買うのに勇気がいる方に、提案していますね。
 逆にすごくカラフルなものが好きという人には、質が良いものかつカラフルなものを提案していて、どこかに自分だけの楽しみが見つかるような組み合わせ、アイテムづくりは意識しています。

"しっくりくる"まで、デザインも使い勝手も調整を行う

写真提供:PETTICA

― デザインから縫製までをペチカさんお一人でされているのですか。

 そうですね。デザインをイメージして、型紙を作って、試作をして、切って縫ってというのは基本的に全て私がしています。ただ最近は、一部お手伝いしてもらうこともありますね。

― デザインを決定するまでに、どのぐらい期間をかけられていますか。

 これはアイテムによるんですよ。あっさりと完成する時もあれば、8割方完成していても細部までは決められない時や、試作したら思い描いていたデザインと違う時など時間がかかる場合もあります。
 そういう時は、他のものを制作したり少しそれから離れて、時間を置いて再度取り掛かるようにしています。なので何ヶ月、場合によっては何年もかかることもありますね。

― 最終決定される時は、ご自身の中に基準があるのでしょうか。

 ”しっくりくる”みたいな感じですよね。
 PETTICAのアイテムは実用品なので、使い勝手や性能に重きを置いています。なのでデザインが良い上で、最終的に実用的な調整を行って、スムーズに使用できるようになればOKですね。
 でも、あんまり実用的過ぎておもしろくないのは、PETTICAではないと思っているので、何がそのアイテムの強みなのかを考える必要はあるかなと思っています。 

好きなものと商品としての良さのバランス

写真提供:PETTICA

― PETTICAさんの活動内容に”ファッションになるお財布”というワードが出てきますが、なぜお財布にスポットを当てたのですか。 

 レザーブランドを立ち上げるにあたって、自分が作るのは本格的な雰囲気のものではないなと思っていたので、どうしたら自分らしさを出せて、お客さまに喜んでもらえるのかなと考えた結果、私の好きな手のひらに収まるアイテムで、ビビットな心がときめくものを質の良い革で作ろうと、現在のような商品となりました。私の好きなものが合わさったのがお財布なので、作っていて楽しいです。

 お財布は、入れるもののサイズが決まっているので、大まかに言えばデザインのバリエーションがだいたい決まっているんですよ。その枠の中で、いろいろと自分らしさをどう出すかというところで、ファッションと繋げて、いろいろな組み合わせを考えていきたいです。

― 手のひらに収まるものが好きな理由を教えてください。

 大きいアイテムも可愛いんですが、小さいアイテムの方が可愛さをより感じられて、作りやすいんですよね。仕上がったものを見ている時に、使う使わない関係なく、アイテム自体が可愛いものを作る方が、気分が上がるんです。なので、”鞄とその中身を作る”を裏テーマにアイテムを作っています。

― お話をしていて、ペチカさんの中に“好き”が明確にあるように感じました。

 商品を作る時は、私の趣味の押し付けにならないように、お客さまから何を求められているのか気を付けています。ただ前提として、個人の作り手がブランドを運営していくには、”私の好きなもの”という線を1本通しておかないと立ち行かなくなるので、そのバランスが難しいですね。

作り手と地元の人が集まれる場を

写真提供:PETTICA

― 今後愛媛でやりたいことを教えてください。

 自社ウェブショップをメインに販売しているので、愛媛でPETTICAを知っている人が少ないんですよ。なので、先日松山三越でPOPUP(グループ出展)を出させてもらったみたいに、直接会って販売できる機会を増やしていきたいですね。
 私がアトリエを構えているビルには、作り手や雑貨屋さん、コーヒー屋さんなど、個性溢れる人が集まっているので、ここで日々活動している人と一緒に柳井町でイベントができると、まちも盛り上がっていいんじゃないかな思います。

絵しりとり ビーバー ⇒ バ○○ 


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