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悪しき伝統

こんにちは、EGUYANです。
個人事業主をしています。


我が国には、悪しき伝統が多すぎる。

そもそも「伝統」って?

「伝統」といっても、いろんなものがある
・伝統芸能
・○○家代々の伝統
・伝統の一戦(プロ野球巨人対阪神戦)
・○○会社の伝統
 and more・・・

伝統とは、古くからの仕来り・様式・傾向、血筋などの有形あるいは無形の系統を受け伝えること、民族や社会・団体が長い歴史を通じて培い伝えて来た、信仰、風習、制度、思想、学問、芸術、あるいはそれらの中心をなす精神的あり方などのことをいう。
様々な分野において、様々な由来の様々な伝統が存在する。

Wikipedia「伝統」より

創られた伝統

伝統の中には、いわゆる「創られた伝統」もある。

私の前職でも、悪しき「創られた伝統」があった。
毎四半期末最終日に、管理部門は全員忙しいにも関わらず、全員参加の納会があった。
定時時間後に会場に移動し、ボウリング大会(2ゲーム)をやり、個人最下位と最下位チームには罰ゲームがあった。

また、毎年ある社員旅行で。
私が入社した年までは、1日目の夜の宴会で、社員全員が一発芸をさせられた。
社長(=創立20年そこそこの会社の創立者)が自ら「うちの伝統だ」と言ってしまう。
こういうのこそ、受け継ぐ必要がない、無駄な伝統であるし、今ならもちろんパワハラです。
さすがに女子社員が声を上げてくれて、この社員旅行を最後に一発芸はなくなった。
(ボウリングは私が前職を辞めるまであったけど、流行病禍を経てどうなったかはわからない)

地域の伝統芸能にも

長く続いている地域の伝統芸能も、それ自体は継承されるべきだと思うのだが、そのなかにも、男が何を、女が何をしなければならない、とか、誰が決めたのか、それを証明する何かもないのに、都合よく解釈され続けてきたものが多い。
果たしてそれが「守るべき」伝統なのか?

従来男がやっていたことを、女がやっていいと思うし、女がやっていたことを男がやってもいいと思う。
継ぐ人が減ってるんだから、男手がいない、女手がいないとか言ってられない。

やれるひとが、やれることをやればいい。
じゃないと、誰もやりたがらなくなって、ほんとうに「続くべき」伝統まで消えてしまう。
そのうえ、地域から若者が減ることにもつながる。
地域を継続させたければ、意味のない、根拠もない、悪しき「創られた伝統」をやめるべきだ。


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