悪しき伝統
こんにちは、EGUYANです。
個人事業主をしています。
我が国には、悪しき伝統が多すぎる。
そもそも「伝統」って?
「伝統」といっても、いろんなものがある
・伝統芸能
・○○家代々の伝統
・伝統の一戦(プロ野球巨人対阪神戦)
・○○会社の伝統
and more・・・
創られた伝統
伝統の中には、いわゆる「創られた伝統」もある。
私の前職でも、悪しき「創られた伝統」があった。
毎四半期末最終日に、管理部門は全員忙しいにも関わらず、全員参加の納会があった。
定時時間後に会場に移動し、ボウリング大会(2ゲーム)をやり、個人最下位と最下位チームには罰ゲームがあった。
また、毎年ある社員旅行で。
私が入社した年までは、1日目の夜の宴会で、社員全員が一発芸をさせられた。
社長(=創立20年そこそこの会社の創立者)が自ら「うちの伝統だ」と言ってしまう。
こういうのこそ、受け継ぐ必要がない、無駄な伝統であるし、今ならもちろんパワハラです。
さすがに女子社員が声を上げてくれて、この社員旅行を最後に一発芸はなくなった。
(ボウリングは私が前職を辞めるまであったけど、流行病禍を経てどうなったかはわからない)
地域の伝統芸能にも
長く続いている地域の伝統芸能も、それ自体は継承されるべきだと思うのだが、そのなかにも、男が何を、女が何をしなければならない、とか、誰が決めたのか、それを証明する何かもないのに、都合よく解釈され続けてきたものが多い。
果たしてそれが「守るべき」伝統なのか?
従来男がやっていたことを、女がやっていいと思うし、女がやっていたことを男がやってもいいと思う。
継ぐ人が減ってるんだから、男手がいない、女手がいないとか言ってられない。
やれるひとが、やれることをやればいい。
じゃないと、誰もやりたがらなくなって、ほんとうに「続くべき」伝統まで消えてしまう。
そのうえ、地域から若者が減ることにもつながる。
地域を継続させたければ、意味のない、根拠もない、悪しき「創られた伝統」をやめるべきだ。
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