木村宗慎
京都のとあるカフェに置いてあった一冊の分厚い本
木村宗慎氏の著書 『一日一菓』
その表紙に惹かれ、手に取ってページを捲る。
日本の各地の名産の和菓子が、美しい器の上に佇む
その姿に見入ってしまった。
和菓子を引き立てる器、そして和菓子が載る事で
器もまたその美が際立つ。対になってひとつの美を成す。初めて目にしたそれらの写真に私は我を忘れ没頭してしまった。賞味期限付きのアートの世界。
365日、あらゆる和菓子(茶菓子)を、木村宗慎氏がブログ上で紹介し、それが出版社の目に留まり書籍化されたのは2014年のこと。
この本、結局、そのカフェで最後のページまでの
全てをその場で堪能し、本を閉じた時にその余韻
を楽しんだものである。値段を見たら5,500円
とちと高いが購入して私のアートコレクションの
一冊となった。
私が自身のブログのポリシーとしているものは、
実はこの木村宗慎氏の『一日一菓』 を倣っての
ものである。
私のブログポリシーは 『一日一花』が原型である。
私自身のブログは植物の世界のことのみならず、
他の自然界の生物である昆虫や鳥類、動物などに
拡がりまた、自然界だけではなくて人の手による
絵画、彫刻、建築、漫画、アニメや映画などの
サブカルチャーを含めた芸術世界も取り入れる
流れなので、今は『一日一花』から『一日一華』
へ基本コンセプトを移行し、これからも進化を
し続けるものへしていきたいと考えている。
他のブログで三年間継続してきたその記事からの
スライドさせてきたものもあり、ある意味で引越
は棚卸しにもなった。読み物として有用なもので
あれば幸いである。
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