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# 植物図鑑 『多肉編』

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植物の中でも人気の高い多肉植物をカテゴライズ
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記事一覧

EUPHORBIA ONCOCLADA

EUPHORBIA ONCOCLADA

ユーフォルビア オンコクラータ "クリスタータ"
(EUPHORBIA ONCOCLADA "CRISTATE")

トウダイグサ科、ユーフォルビア属

私の好きなユーフォルビア属の多肉系植物

流通名『ユーフォルビアグーチョキパー』と
以前の記事で挙げた時には、情報が全然なく
全ての詳細は不明というカタチで掲載したが
全貌が明らかになったので、仕切り直しての
掲載となる。

その内容はユーフォル

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闇夜笠

闇夜笠

『花が咲いたら、さようなら』の寂しい植物。

闇夜笠 (ヤミヨガサ)

ユキノシタ目、ベンケイソウ科、アエオニウム属

一般的には、黒法師(クロホウシ)の名称でよく
知られているもので、手間もかからず人気がある。

その長い茎の頂点の先端部分に葉がロゼッタ状に
形成される姿が、花が咲いてる様にも見える事で
鑑賞価値の高い高い多肉植物となる。

この葉は、陽光に晒されれば晒されるほどに葉色
が濃い黒

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GRAPTOPETALUM

GRAPTOPETALUM

グラプトペタルム
(GRAPTOPETALUM) 

素人でも比較的、育てやすいとされるメキシコ
を原産とする多肉植物。

分厚いその葉は、ロゼッタ状に展開されるため
その花の様な姿から人気が高いもの。

そんな多肉類の葉の上に、本当の花が咲いた姿。

和名 朧月 (オボロヅキ)
洋名 ゴースト プラント
   (GHOST PLANT)
学名 グラプトペタルム
   (GRAPTOPETALUM

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KALANCHOE

KALANCHOE

カランコエ (KALANCHOE)

ユキノシタ目、ベンケイソウ科、カランコエ属

葉のエッジが赤みを帯びた美しい多肉植物。

これは星型の美しい花も咲かせてくれる。

和名 紅弁慶 (ベニベンケイ)
洋名 カランコエ (KALANCHOE)
学名 カランコエ ブロスフェルディアナ
   (KALANCHOE BLOSSFELDIANA)
品種 ディスコディップ
   (DISCO DIP)
分類

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STRING OF BEADS

STRING OF BEADS

ストリング オブ ビーズ
(STRING OF BEADS)

キク目、キク科、キオン属

ハンギングバスケットにして楽しめる多肉植物。

数珠玉の様なまん丸の葉が面白いもの。
よく見ると花が咲いていて可愛いので撮影した。

多肉植物は、他とは違った花を咲かせ面白い。

和名 緑ノ鈴 (ミドリノスズ)
洋名 グリーンネックレス
   (GREEN NECKLACE)
   ストリング オブ ビーズ

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EUPHORBIA MYRSINITES

EUPHORBIA MYRSINITES

ユーフォルビア ミルシニテス 
(EUPHORBIA MYRSINITES)

キンノトラノオ目、キジカクシ科、
ユーフォルビア属の多肉性の多年生植物。

ヨーロッパや中近東を原産とする植物で
日本に入ってきたのは最近になってからで
流通数も個体数もこれからの植物である。

乾燥にも強い品種で、こぼれ種で拡散して
いくもの。グランドカバー能力に長けており
繁殖力旺盛でロックガーデンに適しておる。

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ALOE

ALOE

アロエ (ALOE)

キジカクシ目、ツルボラン科、アロエ属

日本には、海路により500〜600年程前に
渡来してきたものと想定されているアロエ。

その多肉の葉の中のゼリー質が消炎効果と患部
の冷却処置に良いとされ、火傷の際の民間医療
に利用をされているものである。

本日は、いつもの女性混成型のアクティビティ
サークルではなく、男集団での歩行鍛錬活動に
参加、黙々と歩きながら、植物を見つける

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蘆薈

蘆薈

蘆薈 (アロエ)

キジカクシ目、ツルボラン科、アロエ属

多年生の多肉植物となる。

写真は、花を撮影したもの。
すくすくとよく育ち、咲かせた花は
アーティストの作品とも見紛う程に
美しいものである。

以前も花の写真は掲載したものであるが
環境による花の勢いと、個体差によって
こんなにも違うものかと眺めながら思う。

緑を背景とした、サーモンカラーの花が
元気いっぱいな感じで、撮影をしていて

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HEAVEN AND HELL

HEAVEN AND HELL

HEAVEN AND HELL
ヘブンアンドヘル
天国と地獄

ビザールプランツ、つまりは珍奇植物にも
数えられているレアプランツのひとつ。
ディッキア (DYCKIA)

南米を原産とする多肉類植物で、乾燥した
山岳地帯に生えるもので、硬い葉、鋭い棘の
二重構造で他者がこれを食すのを完全ガード。

太陽光を好む植物、ガンガン陽の当たる環境
が必要である。

葉は放射状に伸び、葉は乾燥に耐える為か

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ECHEVERIA - BLUE BIRD

ECHEVERIA - BLUE BIRD

エケベリア - ブルーバード
(ECHEVERIA - BLUE BIRD)

ユキノシタ目、ベンケイソウ科、エケベリア属

メキシコを原産とする多肉植物のエケベリアは
世界的にも人気が高い植物であり、交配により
多種多様なカタチやカラーリングのものが現在
も作出され続けている。

薔薇の花の様なロゼッタ状に配置された多肉な
葉姿がとても美しい。ゴツゴツとした多肉植物
の中でも人気の高いエケベリア

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SONAREMUGURA

SONAREMUGURA

ソナレムグラ
(SONAREMUGURA)

磯馴葎 (ソナレムグラ)とつくその和名は
『海沿いの岩場に生える草むら』の意味。

撮影した被写体も草丈が低いもので白い花が
目に留まらなければ見逃していた。名称通り
岩の割れ目などから生え、匍匐性の特徴から
15cmの範囲にだけ見られた。

日本国内では千葉県以南の海岸部の岩場等に
自生する多肉植物で、沖縄諸島までの範囲に
分布するものだが、残念なが

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CEREUS HILDMANNIANUS

CEREUS HILDMANNIANUS

セレウス ヒルドマニアナス
(CEREUS HILDMANNIANUS)

ナデシコ目、サボテン科、セレウス属の
南米諸国を原産とする多肉植物となる。

和名では鬼面角(キメンカク)の名をもつ
柱仙人掌 (ハシラサボテン)であり、草丈
は10mまで伸びるもの。

鬼面、角、と何ともいかつい名前がついた
ものだが、そんなに見るからに恐ろしいと
いう印象は感じさせず、むしろ眺めていて
微笑ましい風貌の

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花蔓草

花蔓草

花蔓草 (ハナツルソウ)

ナデシコ目、ハナミズナ科、
メセンブリアンセマム属の多年生植物にして
多肉植物である。

花が咲くのは日中の陽光が降り注ぐ時間帯に
のみであり、それ以外の時間は花が閉じる。
その事から、洋名にはベビーサンローズの名
がついている。

肉厚の葉も可愛らしくて良いのだが、その花
が咲く間隔が離れ気味に咲くのがこの植物の
変わった特徴となる。この謙虚な感じからか
『淡い恋』と

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SANSEVIERIA SUFFRUTICOSA

SANSEVIERIA SUFFRUTICOSA

サンセベリア サフルティコサ
(SANSEVIERIA SUFFRUTICOSA)

キジカクシ科、サンセベリア属の多肉植物

ビザールプランツ(珍奇植物)に属してて
日本国内での流通数は比較的少ないもの。

その葉には縞模様が入っていて、円錐形にと
丸い棒状のまま伸びる姿が魅力の観葉植物。

この葉には有害物質を吸収して新鮮な空気を
放出する空気清浄化作用をもっている。

著しく水分の少ない乾地

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