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今を生きる目的があり、自分への信頼と決断の結果としての学力

フリースクールで、幼稚園で保護者と一緒に学びを考えている。
私の保護者への寄り添い力が、非常に問われる。
私は基本的に、気が短い・・・・・。答えを待てない。
本音を言えば、待ったからいい答えが出るとは限らないにもかかわらず、時間をかけようとする人を基本的に怠け者だと思っている。

よって、保護者と寄り添いながら学ぶのは、自分にとって、かなりの忍耐を必要とすることだが、これが自分と事業の成長に関わる大事なことだと思うと、わがままな自分を放っておけないのである。(ここまでは自己内の対話)

親は基本的に、将来のために今を生きさせようとしてしまいます。今がつまらないのは未来のためにはあたりまえですという論理。本気で思っているのですか?と問えばどの親も未熟で賢く見えない子どもや不登校で昼夜逆転している自分の子どもの姿などは、肯定したくもない事実だと思う。

でもね。

 子どもたちは、この大切な「今をないがしろにしている」事がとてつもなく耐えられない事なんだと。「今をもっと大事に生きたいんだ。今が苦しくてしようがないんだ。」   と子どもはありのままに叫んでいる。

今を生きることから、自分への信頼や希望が生まれる。そのための決断を重ねてゆくことをくり返してゆく事がとても大事だと考えている。家庭教師をつけることや、オンライン学習をセットして学力さえつければ学校教育に戻れるというまことしやかな言説の根拠は私にはわからない。

ただ、自分を信頼する力をつけてゆくのは、周りの大人がどのような選択をしても揺らがないという覚悟を持った時に初めて本人が選択可能になるものだということは、大人に伝えたい。

子どもは大人を裏切りながらながら、成長できる自由を手に入れた時に自分の人生が見える。
 


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