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大切な家族を大切にし続ける

妻と息子と桜を見ながら散歩をした。

昨年に息子と桜を見たとき、彼はまだ10か月で、立つことも話すこともできなかった。離乳食はスタートしていたが、1日に数回はミルクを飲んでいた。

あれから1年が経ち、いま1歳10か月になった息子は、脱衣カゴを押してリビングを走り回り、大人顔負けの量の食事を平らげ、まだ不明瞭ながらも自分の名前を言えるようになった。車と電気のスイッチに並々ならぬ関心を持ち、特に救急車のおもちゃは寝るときも握っているほどお気に入りだ。

時折強く吹く風で桜吹雪が舞う中、妻と息子と歩く時間は、僕にとって幸せそのものだ。妻とは「いまどんな気持ちか」「いま満たされているか」「将来どうありたいか」などをよく話すけれど、僕は「いますでに満たされているよ」と答えている。

子育てと仕事の両立は、想像以上にハードで、家庭と仕事のバランスが取れず気持ちが相当落ち込んだことはあった。自営業も、ライティングも自分の好きでやっているし、実際に書く仕事は面白い。それでも、両立のプレッシャーから精神的にきついと感じたことは何度もある。

そんな時に僕を穏やかにし、満ち足りた気持ちにさせてくれるのは、愛する妻と息子だ。

電車に乗って桜を見に行ったり、近所の公園やスーパーを歩いたりするだけで、僕はたまらなく幸福な気持ちになる。「ああ、ちょっとつらいな」と感じることがあっても、僕には家族がいる。僕にはかけがえのない家族がいるんだ、と思うと自然と力がわいてくる。

これからも、大切な家族を大切に思い、大切にし続ける毎日を送っていこう。



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