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創造とは、数多の苦しみと辛さの果てにあるものである -byワタクシ-

 皆さんこんにちは!
 Efiic編集部通称ワタクシです!

 今回は「クライアントワークと自社案件と作品創りの違い」というテーマでお送りします!普段ワタクシが制作業務を行う中でも苦しみ悩み続けているテーマです…。
 まず初めに、皆さんも気になるかもしれない「クライアントワークと自社案件の違い」について考えていきたいと思います。

クライアントワークと自社案件

 クライアントワークとはその名の通り、「お客様から依頼された仕事」を指します。例えば
お客様A:「〇〇という動画を作りたいのですが。」
ワタクシ:「ありがとうございます。それであれば、〜〜円程度でご対応可能です。」
お客様A:「ありがとうございます。では、それで発注します。」
という形で発生する仕事のことですね。それに対し、クライアントがいない仕事を「自社案件」などと呼称します。
 今、クライアントワークも自社案件も両方やっていますが、両方それぞれ異なった楽しさ・辛さがあります。
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 クライアントワークで楽しい点
・お客様から「いいですね!」とフィードバックをいただいたときの嬉しさ
・自社だけではなく、いろいろな会社の人と知り合うことができる
・自分のスキル以上のことを求められたときに、スキルアップの機会とすることができる

 自社案件で楽しい点
・比較的自由な点
・自分が軸となって業務を行っている実感
・スケジュールが立てやすい
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 クライアントワークで辛い点
・お客様との関係性の構築
・矢面に立つことの重責
・社内の関係性の構築
・結果が出ないときの社内からの目

 自社案件で辛い点
・上司が言うことが目まぐるしく変わる
・結果が出ていないときの社内からの目
・誰からも必要無いと思われているかもしれないという恐怖
・ゴールが無いので、自分で目標設定をして自走しなくてはならない
・社内の人間の方向性がてんでんばらばらでまとめられない
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 以上が、両方担当しているワタクシが思うことです。
 今書いているnoteのこの記事は自社案件ですが、普段行っている制作業務やディレクション業務はクライアントワークに分類されます。普段ワタクシのnoteを読んでいただいている方なら「えらい自由に書いてるな」という印象を持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、noteの記事に関しては結構自由に内容や文章を書けています(さすがに素っ頓狂なことを書くと上司ストップが入ります)。しかし、クライアントワークではそういうわけにはいきません。お客様が「OK」と言わない限りは終わりは無く、お客様の希望にそぐう形で作品を作らなければなりません。「ワタクシはワタクシの思うように創りたいんじゃ!他人の指図なんか受けたくないんや!」という方はクライアントワークをすると結構辛い思いをするかもしれません…。
 ただ、自社案件が自由で素晴らしい、とはワタクシは全く思いません。ワタクシは以前、事業会社で自社事業をグロースさせるというミッションを抱え、仕事をしていた経験があります。そのときは社会人生活で一番大きな重圧を抱えて仕事をしていた記憶があります。社内からの期待値や事業を成功させなければならないというプレッシャー、といったものを考え続けなければならない状況でした。
 どちらかが楽でどちらかが大変、などという二元論で語れはしません。

作品創り

 ワタクシは仕事だけではなく、趣味ででも写真を撮ります。
 以前の記事でもご紹介したとおり北海道で写真を撮ったり、撮影した写真をコンクールに出品したりしています。こういった場合には「自分の心が赴くままに」写真を撮ったり編集したりすることができます。コントラストがものすごく高い写真でも誰にも何も言われませんし、露出が低くても誰にも何も言われません。まさしく「自由」です。
 素晴らしい!!
 と思われますか?
 実は、これもこれで突き詰めようとすると苦しく辛いこともたくさんあります。例えばワタクシの例で考えますと「産みの苦しみ」というのは常にまとわりつきます。「せっかくここまで来たのに良い作品が作れなかった…」「自分がイメージしていた作品が作れなかった…もう俺はダメだ……写真なんて辞めよう…」「なぜこのシーンでこの構図で撮ってしまったんだ…自分下手にも程があるだろ…」などなど、苦しみを挙げると枚挙にいとまがありません。ただ、その分「これだ!」と思えるような作品を作れたときには大きな喜びも感じ得ます。
 いずれにせよ、「何かを創り出す」というときには喜びと苦しみは表裏一体です。

クライアントワークと自社案件と作品創り

 ワタクシの結論としては「いずれも楽しいことや喜ばしいこともあるが、いずれも苦しいことや辛いことはたくさんある」というものです。
 どちらかが正義でどちらかが悪、どちらかが楽でどちらかが大変、などという二元論で語れる程、簡単なものではありません。どういう想いを持ってクライアントワークを行うか、どういう想いを持って自社案件をこなしていくか、どういう想いを持って作品作りをするかで、その意味や学べることは全く異なってくる、とワタクシは思います。

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今回の記事はここまでです!
 「動画を作りたいけど、どうやったら良いのか分からない」という方は是非、Efficまでお問い合わせいただけたら嬉しいです!

 次回は「インフォグラフィックについて」というテーマでお送りします!インフォグラフィックとは?というところからお話をしますので、是非読んでみていただけたら嬉しいです!
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