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2023年の主人公を“わたしたち自身”にするためのチェック項目

新年2日目いかがお過ごしですか。わたしはもうすっかり日常。お仕事関係の連絡はさすがにこないので気持ち的にはゆったりできています。今夜はひっさしぶりに映画館に行くぞ! と思っているくらい。

そんな中で、新年に始めるぞと決めていた学びも少しずつ進めています。そのうちのひとつが、物語のつくりかた。どうしたインタビューライター、脚本家にでもなるつもり?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、わたしは今のところフィクションの創作はしなさそうなのでご安心ください。

インタビューしたり、参加させていただいたイベントを記事にするとき、わたしにはその人や会社の物語を書いている感覚になるんです。そして、わたしが目指しているファンづくりのお手伝いのためには、その物語に興味をもって、続きを読みたいとか、一緒に物語をつくりたいと思っていただくことが必要だと思っています。

物語をきらう子供はいません。それは、大人になったってきっと同じこと。面白いお話を聞きたい欲って、きっと人の中に生まれたときから備わっているんだと思うんです。

とすると、どういう物語ならより人の関心を惹くことができるのかは、今のわたしには必修科目。以前から少しずつ学んではいたけれど、新しい1年が始まるのを機に、時間をつくってしっかりと学んでいこうと思ったんです。


惹きつける物語の条件はいくつかありますが、主人公が魅力的であることは大きな割合を占めます。主人公が好きな映画やドラマって、つい見ちゃうもん。

そして、魅力的な主人公は、自ら率先して動くことが鉄則です。周りに引きずられて行動を起こしているようではいけない。

主人公の行動力が足りているかは、次の項目でチェックできます。

  1. 主人公の望みや目的は明確になっているか。

  2. 主人公自身が次の行動を考え、自らの力で運命を切り開いているか。

  3. 目的を達成する情熱や緊迫感から、行動的な主人公になれているか。

  4. ほかの登場人物の質問が多くないか。答えは主人公がもっているはず。


なるほどなー、と学びながら、このチェック項目はそっくりそのまま自分の1年の抱負を決めて実行する上でも大事なことだなと気づきました。抱負を決めることって、自分の1年をどんなテーマの物語にするか、自らがこれから演じる脚本を書くような作業ですから。


いかにもゆこっぽい夢子ちゃんな話だなぁと笑っていただいてもいいんだけど、ここ1、2年考えていることのひとつに、『どうすれば人生の主人公になれるのか?』というのがあります。

わたし自身は、自分の人生を通行人2くらいのスタンスくらいで生きてきてしまったんじゃないかと思うんです。
誰かに言われたからしょうがないとか、こうするしかないとか、自分ではどうすることもできない流れの中にいて、誰かに決められたルールの中で怒られない程度にはみ出しつつ、少しでも快適に過ごせる心のもち方を探すくらいしかできない気がしていました。

これって今考えたら不思議なことで、じゃあわたしの人生の主人公はいったい誰なんだよ、とあるとき気付いたんです。人の人生にずかずか入っていって「わたしがこの物語の主人公だから!」とのさばるのならそれは迷惑行為ですが笑、自分自身の人生にすら遠慮する必要あるわけないのに。

選択するとき、「こっちを選んだほうがドラマ化されそう」と言って選ぶことがあります。今引っ越したいなと思っているのも、今の家に住み続けるよりは、引越してキラキラした場所に住んだ方がドラマ化されそうだと思うから。(住んだらドラマ化されそうな駅情報お持ちの方いたらぜひ教えてください。)

毎日精一杯に生きて、振り返ったらそれが何かしらの意味をもつストーリーになっているという形だって、全然ありだと思います。でももし、たどり着きたいと思う場所があるのなら、そこに向けて、主人公であるわたしたちがどんな風に歩んでいくかを決めるのはやっぱりわたしたちしかいないんですよね。

今年の抱負をもう決めた方もまだの方も、主人公としてのチェック項目にあてはめて、まずは自分自身が面白いと思える魅力的な1年になりそうかどうかを確かめてみてはいかがでしょう。わたしも今年はこのチェック項目、わたし自身に何度も問いかけながらより良く進んでいきたいと思っています。


働き方にも転用していきます。これまでは、わたしの目に映ったものを、わたしのフィルターを通してより効果的だと思う形にまとめてお渡しする働き方がメイン。それを主人公となる会社やサービス・個人の方とし、より魅力的にみえるよう事前の関わりをより大切にしていくお仕事を増やしていきます。

自分自身も、関わるクライアントさんの物語も、よりよく作ってお伝えできる2023になりますように。


▽本日の参考図書



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