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書けないとき、わたしを救ってくれるのはいつもnoteのエディターだ

わたしがnoteの更新をするのは日付が変わるか変わらないかという時間帯なのに、最近は日中にnoteのエディターを開くことが増えた。

ご依頼を受けて納める文章を書くためだ。

noteで納品してくださいなんて言われている訳でもないのに、わたしは文章をnoteでつくる。

きっかけは完全に岸田奈美さんだ。


10月に行われたnoteフェス、運よくレポーターに選んでいただいたわたしは、奈美さんのお話を会場で直接うかがうことができた。すごい!

笑いと学びにあふれた1時間で、わたしに特に強く残ったのが「文章が書けなくて悩んでいた時、書きなれたnoteの横書きエディターなら書けることに気が付いた」というお話。

完全に、これを真似させていただいている。


今はビジネス寄りのかっちりめの記事をご依頼いただく割合が多いのだが、かっちりした文章を納品形式に合わせてwordで書こう~なんて思っていると、文章がガッチガチになってしまう。こんなの誰が読むんだ…って書きながら思ってしまうほど。

専門的な、難しい内容ほど、その知識の少ない人にも抵抗なく読んでもらえるようにやさしい日本語であってほしいのに。苦手分野の内容が難しそうに書いてあったら、一生着手すらできずに終わってしまう。

その解決方法が、わたしにとってもnoteのエディターだ。


noteは、わたしにとっては自由帳。

ほぼ日偏愛と名付けて、ほぼ日で自分の好きなことや好きな人のこと、自分のなかで熱い話題について書いている。

自分と約束しているのは、クオリティを求めないこと。とにかく書き終えること。だってこれは、リハビリなのだ。

今年の夏ごろ、書きたい書きたいと思っても、まったく文章が書けなくなった時期があった。書かなくちゃ、も溜まっていくのに、毎日「今日も書けなかった……」と終わっていく。そんな日々から抜け出すための方法が、noteの毎日更新だった。

自由帳なので、何を書いてもいい。読みにくくてもいいし、文が多少変になっていてもあまり気にしない。とにかく書く。そして続ける。そして公開して自分の外に出す。それだけの場所があるだけで、わたしの毎日は今も救われ続けている。それを読んでくださっている皆さんには、何かお歳暮を贈りたいくらいに感謝している。


うーーーんどうしよう、と、悩んでしまってなかなか書けない文章もある。自分のなかでつながらないものは、書き出せないのだ。

それが、難しいお仕事関係の内容でも、noteのエディターだと手が自然にキーボードを打ってくれる感じがする。「ここは自由に書いていいんだよ」とほぼ毎晩自分に言い聞かせているのが、お仕事関係の記事でもすらすら書かせてくれるんだと思う。


noteのエディター以外にも、最近だっていろいろな場所で書いてみている。

wordだとフォントの種類とか文字サイズとかの書くこと以外のことが気になってしょうがないし、なんだか固くなってしまう。

Googleドキュメントは便利だけれど、わたしにとってはメモなのだ。

PCに元から入っているメモ帳は、もっと簡単なメモ帳で、オンラインミーティング時の記録ならいいけれど、長い文章を書くには適していないとわたしは感じる。

奈美さんのお話を聞くまでのわたしは、どのツールで書くかでこんなに文章が変わるなんて思いもしなかった。これを知れただけでも毎日救われているので、奈美さんにも何か素敵なお歳暮を贈りたい気持ちでいっぱいだ。


書くって楽しいけれど、難しくて、悩ましいことでもあるよね。

なんだかうまく書けないなってことがある方は、書く場所を変えるというのをぜひ試してみてほしい。「ここなら書ける!」が見つけられるかもしれないので。



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