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毎日noteを続けるのがいいんだっけ?と思ったらここに帰ってくる

わたしにも、一晩ではとても書けないけれど、いつか絶対に書こうと温めているテーマがいくつかある。

そのテーマを先送りしながら、今日も、日中に「あ、これ今夜書いておきたい」と思いついた、たくさんの作品をつくって発表していくことについて書いている。


「これって意味があるのかな」と思ってしまうこともある。

「毎日書く」ことが目的になっているなら意味がない、と言われたこともある。

毎日note更新を決めてゆるく続けているけれど、今でも自分に「これでいいの?」と思う日がある。

それでも、明日からも書き続けようと思う理由をここに残しておく。



有名な作曲家や画家たちが、生涯でどれだけの作品を生み出したのかを知ったとき、本当に驚いた。

特にピカソの手掛けた作品数は、とても普通ではない。

じゃあそのうち、わたしたちが知っている作品数は一体いくつあるだろう。

絵にも音楽にも特別詳しい訳ではないわたしは、偉大なクリエイターとして何度も名前を聞いてきた彼らの作品ですら10も挙げることができない。

膨大な作品のなかのほんの数点を見て、聴いて、「こういう作品をつくった有名な作り手」として、わたしは彼らを認識している。

noteを書くわたしたちも、これでいいんじゃないかなって思うんです。


とにかく、毎日つくり続ける。

タイミングが来たら、温め続けているテーマについてもいつかきっと書ける。それは、温めてきてよかった! って思える形に仕上がるかもしれないし、これだけずっと書きたがってきたのにこんな形かって思う仕上がりかもしれない。それは、わたし自身やってみないと分からない。正直、どちらでもいいと思っている。

それ以上に、その作品を書くために毎日書き貯めた文章が思いがけないところに連れていってくれる気がしている。


ふと思いついて書いたテーマが、思っているよりずっとよく書けて、気に入って何度も読み返すことがある。

「うーんいまいち」と思った仕上がりのままアップした記事を、思ったよりもずっと多くの人が読んでくれたり、スキをくれたりする。

「あんなこと書いちゃってちょっとはずかしいな」と思っていた記事が、時間をおいて読み直すと「こんな風に書けたの、すごい良い!」って自分で思ってしまうこともある。

自分はイイとは思わなかったけれど、読んでくれる方が意味をくれてあとからお気に入りになることも。



研究でも、「いい作品をつくってください」と伝えたチームと、「作品をたくさんつくってください」と伝えたチームとでは、数を意識したチームの方がよい作品が生まれやすいことが分かっているそう。

いいもの、納得できるもの、残せるものをつくろうとしている間に、うまれるはずだった傑作が消えていっているかもしれない。これって、チャンスの神様は前髪しかないから、見つけたときはすぐに捕まえなくちゃダメだよって話と似ているよね。

わたしはちょっと前にnoteのアカウント名の後ろに「日めくり偏愛」と付け足した。毎日書きたいって気持ちと、毎日気まぐれにかいてきたのは結局偏愛しているものをどう好きかとか、どうやって好きでい続けようかって話だって気が付いたから。

毎日書いてたら、ここに「好き」がどんどんたまっていくよ。それって、何よりわたしにとって一番うれしい読み物になるはずだよ。


この先も「毎日書く」を続けたいから、「これでいいんだっけ?」と思ったときにはここに戻ってこよう。


サポートしていただけたら、あなたの読みたいnoteを書きたいです。 どんなものがお好みですか?^^