見出し画像

「学ぶこと」のモチベーション

こんばんは。今回は「お金に困らない人が学んでいること」という書籍から自分が納得して共有したいなと思ったことをまとめます。正直、この本からお金の稼ぎ方は学びませんでした。多く学んだことはインプットの方法や、学ぶことへのモチベーションの作り方です。
当たり前だな、と思うこともあれば、この言い方いいな、この考え方は素敵だなと思ったことがあったので共有します。

出典

お金に困らない人が学んでいること
「インプット」で人生を思い通りにする31の考え方
著者:岡崎かつひろ

学び続けること

学ぶ=つまらないを払拭

私はもともと学ぶことが好きだったので良いのですが、例えばプログラミングの勉強を嫌々していたり、情報処理の勉強をつまらないと思いながらしているとなんの意味もありません。
学びを楽しんでこそ、私はこの著者同様、教える立場に立っています。
何を学ぶかの前に学ぶことの楽しさを知ることが大事ですね。

なんのために学ぶのか

人には5つの「たい」があります。
1.褒められたい
2.認められたい
3.成長したい
4.自立したい
5.人の役に立ちたい

お金に困らない人が学んでいること

皆さんはどうして学ばれているのでしょうか?仕事で使うから仕方なく、だとモチベーションは上がらないです。今勉強していることにどんな勝ちがあるのか、目的はなにか、が重要です。
ちなみに私は、1,2,3,4,5全てが当てはまっています。

学力偏差値でなく人生偏差値を上げる

自分を成長させるには

「将来の目標、ビジョンは?」と聞かれてぱっと答えられる人はそうそういないでしょう。私も今すぐには出てきません。
私達がビジョンを語れない原因は大きく2つある、と挙げられていました。

1つは「自分に自信がない」ケース
2つめは「約束という概念が高すぎる」ケース
他人との約束を守れば信頼が得られます。人から信頼される自分でいると自分に自信が持てます。そして、自分自身とした約束を守ると人からの評価に関係なく生きていく力を得ることができます。

お金に困らない人が学んでいること

なるほど、と思いました。自分に自信が無いのは「自分との約束を守れていないから」なんだと。自分への期待値に由来しているんですね。そこで2つめの「約束の概念が高くなりすぎる」ことがでてきます。
自分に対しての約束を守らなきゃ!と強迫観念があると、人は無難なことしか決められなくなります。後述する通り失敗が怖いからです。
高すぎる約束を自分に課してしまい、それが成功しないから自分への自信がなくなってしまうんですね。だから、無難にこなせることしか目標にしないのです。

大事なのは約束した結果を出すことよりも、「約束した結果が出ても不思議じゃないだけの努力をすること」なのです。

お金に困らない人が学んでいること

失敗しても良い、失敗をして改善をして自分を成長させるプロセスを踏んでいる姿を見せることこそ、人生変世知が上がる要素なのだそうです。

また、自己成長のためには他人からのフィードバックです。
ネガティブなフィードバックでも素直に受け止めること。大事なのは素直さ。
人間、つい自分のやることに盲目的になりがちです。だからこそ、他人からフィードバックを得ることが大事です。私だったら「すぐ落ち込む」だったり「感情が出やすい」だったり、よく言われてしまいます。それらのフィードバックを素直に受け止めて改善することが成長です。

インプット

尊敬はしても盲信はするな

これは本書に書かれていたことではありません。私の意見です。最近は特にインフルエンサーがIT業界をかき回しているのでとある人を盲信して何十万円も支払うケースはざらにあります。

私だったら、ですが。インフルエンサーの意見も一つの意見として、他の人の意見も必ず聞いて自分で判断します。
私は割と読書をしたりいろんなビジネスマンの動画を見ています。(もちろん網羅しきれていませんが。)その中で、一人の人を盲信しないように気をつけています。ちゃんと意見は頂戴して吸収して自分のものにする。自己判断で、取捨選択する。そうすると「あ、あの人もこんなこと言ってたな」と結構共通点が見えてきてそれらが合わさって自分の核になるんですよね。

人間の意志は弱い。

私の目標は痩せることです。ただ本書にも

人間、やめたいやめたいと思っていても、悪い習慣ほどやめられないものです。

お金に困らない人が学んでいること

とあるとおり、なかなか食生活は改善できないものです。
私は一人暮らしという環境変化を経て、5kg落とすことに成功しましたけれども、実家のままでは痩せはしなかったでしょう。
本書にも「意志は弱い、願望は強い」と書かれていました。やめられない代表に禁煙が挙げられますよね。人間の脳は「吸わない」と言いながらも否定形が通用しないので吸わない意思が強いほど煙草を吸いたくなるのだそうです。
もし禁煙したいならその先にどんな状態を手に入れたいかをイメージすると良いそうです。私の言うダイエットなら「食べちゃいけない」と意思を強くするよりも、痩せたあとをイメージすることが大事なのですね。

意思の話でしたが、勉強もそうです。結局は、自分がどうなりたいかのイメージを確固たるものとして意識できていると続くものなのです。

アウトプット

インプットの質を高める方法はアウトプット

これは私も常日頃から感じており、生徒にも伝えていることです。まさにこの本の感想をアウトプットしているように、自分が感じたことや共有したいこと、学んだことをアウトプットすることが最大の学習だと感じています。

ブログやYoutubeのようにあとに残るような媒体か、SNSのようにその場限りで流れていく媒体の二種類があるというのは言われてなるほどと思いました。両方意識すると良いのでしょうね。私はブログあるこのnoteを前者の媒体として残していきたいと思います。

アウトプットのしやすい環境に飛び込む

複数人がアイデアを出し合って一つの考えに至ったほうが、一人の天才が考えるよりもすばらしいアイデアが生まれる。これを「集合知」といいます。

お金に困らない人が学んでいること

この集合知があるからこそ、より良質なアウトプットのために、学びに貪欲なコミュニティに所属すると良いと書かれています。私もそんなコミュニティを作りたいなと思います。今私はLINEグループで情報処理技術者試験のコミュニティを作っていますが、一人でやるよりもやはり仲間が集っている空間のほうが切磋琢磨しあえるものだと思います。

良質なコミュニティの特徴として、「否定のない空間」「前向きな質問を投げかけあっていること」「楽しさと明るさを大事にしていること」が挙げられていました。
否定のない空間というのはたしかに大事で、頑張っている姿勢やプロセス、結果を否定されてしまうと学習する人は困惑するし落ち込みますしネガティブな方向に進んでしまいますね。本書ではこの3つが挙げられていて全てポジティブなコミュニティが良いと書かれていました。
ここで持論ですがDMなど個人的な対話としてはネガティブなことも良いと思っています。人間みなポジティブではないですし、私がとてつもないネガティブです。そんなネガティブと付き合うとどうなるかというと、周囲もポジティブじゃなくなってしまうんですよね。だからオープンの場では明るく楽しく、否定せず前向きに、と挙げているのでしょう。
私は改めて「ポジティブなネガティブ」というものを胸にコミュニケーションを取っていきたいなと思いました。

ちなみに、私はコミュニティもそうですが、それ以上に「仕事場」に当てはめると「こんな仕事場いいなあ」と感じながら読んでいました。
まず、上記の引用文を見て、一人で抱え込む職場よりも相談したほうが結果早いじゃん、となる現場の方が生産性は高いものだと感じます。

アウトプットの定着

学んだことはその日のうちに実行する

今の私がまさにそうで、アウトプットの大切さを知りながら、今までアウトプットをしていませんでした。なぜなら完璧を求めていたから。

多くの人は完璧なスタートを望みます。しかし、完璧だと思ってスタートしても実際には完璧になっていなことのほうが多いです。

お金に困らない人が学んでいること

この通りなんですよね。まずはやってみる。まず、行動に移してみる。考えているうちは行動できないですし、失敗してなんぼ、失敗したらそこから学べば良い、と思いました。

失敗を恐れてはいけないので、失敗をたくさん経験して成功しましょう。大切なのは同じ失敗を二度しないこと。どうして失敗したのかちゃんと分析して対症療法でなく根本治療をしましょう。

本書には「問題が発生したとき特定の人を追求しないこと」を気をつけなければならないと書かれています。ここまでしかかかれていませんでしたが、私は過去読んだことから次のことを思いました。
「自分は変えられるけど他人は変えられない」です。
あの人が悪いからうまくいかないと言っても、その人の行動を改めることはできないのです。なので結局は自分だ、と割り切る必要があって、自分のどの行動が失敗を導いたのかをちゃんと考える必要があるんですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?