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📝後追い日誌[ボーディングスクールの同窓会を回想してみる②]

2022年6月に私が参加してきた2泊3日のボーディングスクール同窓会レポート。シリーズ1回目はこちらからお読みください。

当初は2日間で起きたこと、見たこと聞いたことを2回のnoteに分けて書こうと思っていたのですが、書いているうちに膨らんで膨らんで、なんと1回目(前回)のnoteではまだ誰にも遭遇しないという、同窓会レポートらしからぬ異彩を放っています。

今度こそ、ということでボーディングスクールの同窓会の1日目の続き、相変わらず大量の写真、コメント、昔話を交えて書いてまいります。

第一同級生に遭遇

寮に戻ると、同級生に遭遇しました。

レポ①の「一人キャンパス巡礼」でも書きましたが、私が在学中の母校では大きく2つの生徒グループがありました。

Northfieldキャンパス(現在は閉鎖)に住んでいる生徒と、Mount Hermonキャンパス(今の学校)に住んでいる生徒の2グループです。

かつての学校(2005年まで)は、自分の住んでいるキャンパスにより強く帰属感があり、ゆるく派閥のようなものがありました。

私が、今のMount HermonキャンパスよりもNorthfieldキャンパスのほうに精神的結びつきが強いのはそのためです。

そして、今でも同窓生と話をするときは、

  • 何年に卒業したか

  • どちらのキャンパスに住んでいたか(どの寮に住んでいたか)

  • どの先生の授業を受けていたか

  • どのスポーツをしていたか

などから相手の属性を同定するところから始まります。これらが、自分との関連性の強さを測るために重要なファクターだからです。

いかにキャンパスや寮が、部活などのようにその人の特徴の一部と化していたかがわかります。

この先に登場する人物も、だいたい最初の2つの情報とセットで登場します。

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ボーディングスクール出身の教育コンサルタントが書くアメリカの私立教育事情&旅行記です。

【アメリカの高校寮に宿泊】2022年6月、アメリカのボーディングスクールの同窓会、卒業式、サマースクールなどに潜入してきました。渡航前の準…

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