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Google検索を向上させる方法について

何でするのか?

Google検索をしていると、Adsなどの広告を掲載しているサイトがある。例えば、特定のAIについて概要、機能、実例(オフィシャルのモノと、他のユーザーが試したこと)、活用例などを調べたいことがある。サイトによっては必要な情報、Qualityの高い記事もあり、広告が掲載されていても、そこまで気にならないのだが、一方でただのニュースサイト(ざっくり、オフィシャル掲載のコピペに思える記事、もしくはn次ソースのコピペ記事に思える内容)で、ニュースサイト自身が機能に関して自分なりに踏み込んだことが何一つ書かれていないと思われるサイトが上位にヒットする現状もある。ニュースの特性を考えれば、別に悪いことではないのだが、乱立し過ぎて同じ情報はいくつもいらないというのが正直な感想だ。もちろん、能動的に調べないとオフィシャルに辿り着けないので、受動的な状況では有難い側面もあるのだけど。昨今、フラットな情報であるかは怪しいと感じる一面もあるし、正直、信用には足りないと考えている。彼らもビジネスではあるので否定はしない。しかし、ニュースなのか意見なのか、何かの趣旨で誘導したいのか分からないが、ユーザーが取り合う必要もないとは思う

要は自分が知りたくて検索したことに対して、記載されているサイトに中々、辿り着けないことにストレスを感じるのだ。お前の「調べ方」が悪いと言われればそれまでなのだが、逆に言われるがまま享受しろとも思わない
それぞれの都合だからだ。人によって、特定のキーワードによって求めること、狙っていることが違うのは悪くはない

上記に対して、欲しい情報に対してヒットする確率を上げるための取り組みを紹介する。また、後半では有料記事として同内容の時短ツールを作って検索の手間を効率化したプロセスを説明する

Googleの検索

Googleがオフィシャルで公開している検索方法はご存じだろうか?

サイトまたはドメイン: 1 つのサイト(例: wikipedia.org)を検索します。
または、検索結果を 1 つのドメイン(例: .edu、.org、.gov)に限定します。

実際に、実験をしてみるにはGoogleの検索オプションも見るといい

検索対象と完全に一致するキーワードを二重引用符で囲んで入力します
(例: "ヨークシャー テリア" )
キーワードとキーワードの間に OR を挿入します
(例: 小型 OR 中型 )

検索の演算子についても言及がある

検索から特定の語句を除外する: 除外する語句の前に「-」と入力します
(例: [ジャガー 速さ -自動車])

ここでは、site:の検索演算子を活用することで、検索の効率を上げていく方法を示す

例:Animate Anyone

Stable Diffusionで画像生成している諸氏は、皆、いつ公開されるのか待っているとは思うのだが、普通に検索するとニュースの記事が多い。更新されているかと思い見てみると、リリースの情報は掲載されておらず、ただの紹介記事だ

最新の情報が欲しい場合は、オフィシャルの情報の更新を待つのが一番だろう。もし、公開主がtwitterなどしているのであれば、そちらに情報があるかもしれないが、いずれにしてもソースコードが公開されるのはgithubを見た方がよいということで、検索の方法を変えてみる

Animate Anyone site:.github.com

これで、ニュースサイトは表示は減ったことが分かる。検索演算子を活用するだけでオフィシャルな情報に近付ける

プログラミングの検索例

例えば、pythonのclassのコードを調べたいとする

やはり、ニュースサイトによる説明が検索上位に挙がってくる。その説明で満足できる人はいいが、ちょっと分かりにくいときには次のように変えてみる

python class site:.ac.jp

日本の大学のドメインはac.jpを使用するパターンが多い。acはacademicの略語だ。従って、日本の大学がホームページで公開している情報を検索することが出来る。きっと、教えることに軸を置いている機関の情報なのでニュースサイトよりはマシだろう。試しに見てみるとよい。ただし、学内向けの情報であり、学外(一般)に向けた情報ではないとは思うので、参考にはしても問い合わせ等は厳禁だ

しかし、プログラミングに限らずではあるが、第三者の感想を求めない限りは、オフィシャルなサイトを見るのが一番よい。各、サイト、独自性は持たせているとは思うが、一次ソース以上の情報はないと言っても差し支えはないだろう

python class site:.org

pythonは"docs.python.org"でドキュメントを公開している。恐らく、英文を翻訳している形となり、読みにくいかもしれないが、そのときは具体的に何が知りたいのか?定義が知りたいのか?書き方が知りたいのか掘り下げて
該当してそうな箇所だけでも読んでみよう。もしかしたらシンプルに書いているかもしれない

必要に応じて、OR演算子を使って、複数ドメインの検索も出来る

python class site:.org OR site:.ac.jp

オフィシャルをベースにすると、プログラミングで躓いたとき(個人のブログの内容がうまくいかないときなど念のため)に公式の解説も確認することが出来るのでよい。例えば、今は採用されていない関数だったなどある。他にも意外に知らなかった事実を知れることもある

中々難しいが、時間と心に余裕があれば、オフィシャルのドキュメントを結果を求めずに教養として読めるとよいと思う

後、テクニックにはなるが、公式サイトが難しい場合、理解するために
ChatGPT 3.5にでも、分からない単語を聞いてみるのはひとつの手だ
正しい回答になるとは限らないが、読む上で参考にはなる

何か書籍を持っていれば、そちらを読み直してもいいとは思うが、
プログラミングするときにカバーされていない範囲というのは往々としてあるものだ。そういうときはオフィシャルのリソースを確認してみよう

以上のように、Google検索を工夫するだけで、今まで見ていた検索結果(世界)が変わったことが分かったと思う

オフィシャルリソース(一次リソース)を確認するのはひとつではあるが、自分が検索しようとしていることに対して、どこが信頼度が高そうか踏まえてドメインを指定するのもひとつの手だろう

調べる質が上がることにより、検索の回数が減り、結果的に時短になる

より、調べやすくする

概ね、ドメインを指定した検索の手法については説明をした。使用する頻度が高くなれば、有用な説明となっただろう

一方で毎回、同じようなドメインを入力しなければいけないのかという手間が発生してくる。確かに、検索キーワードだけ入力していたときに比べて、必要になるかもしれないとはいえ、いくつか文字を追加して入力しなければいけない面倒さがある。実際に自分も同じ問題を抱えていた

ドメインを絞って検索する有用性を確保しつつ、検索キーワードの入力の手間を減らすこと。言い換えれば、検索キーワードだけ入力すれば、自分が指定したドメインで検索できないかについて取り組んだ

結果、解決をすることが出来たのだが、ここから先を有料記事とする

もちろん、OpenAIのChatGPT 3.5や、Google検索をしながら解決を図ることも出来る。実際に、質問をしながら自分なりに考えた結果ではあるので、有料記事を見ないと解決しないわけではない。もし、解決をはかっても上手くいかないようであれば、購入を検討してみるとよい。また、他人がどういう思考をして解決したのかプロセスに興味があれば、参考にしてみてほしい

提供すること

  • 問題解決に至るまでの発想、検討事項、解決した体験を提供する

  • 上記を活用することで、Google検索するときに、指定したドメインを入力する手間を省くことが可能となり、検索したい文字列を入力するだけでOKとなる。結果、時短を期待できる

    • 参考として、実際に問題解決をしたソースコードも添付する

返金について

万が一、何か問題が発生したときに備えてnoteの返金機能をONにしている。なお、noteの返金申請については返金ルールを参照すること

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