【作曲入門】DTMで初心者が1時間で作曲をするためのテクニック
1.問題点
作曲や音楽の技術障壁で挫折してしまう
2.提案
時短機能・自動化機能による提案に頼ろう
3.要件
作曲をすること
4.目標の設定
時短は歓迎である
AIによる作曲も歓迎ではあるが、気に入らないときにコントロールが出来ないデメリットがある。間違いなく最短の曲を量産する方法ではあるが「曲」を量産してリリースすることを目的にするのであれば効果的であろう。しかし、そこには自身のアイデンティティは加わらないので「作曲」といえるのか、ある程度、ユーザー側がコントロール出来る余地を残して「時短(機械による作成)」はありだろう。入力の手間は省けるし、本来、アイディアとして浮かばないアプローチも得られる。自分が導きだしたものではないが、それはプロセスであって、今回の目的は作曲(完成)させることに意義があるので、ゼロから何かしら作り出していないからといって気にしない。僕の今回の作曲の定義はある程度、機械で作成して、気に入らないところを修正する(修正も機械、もしくは手動)を定義とする。
5.メロディ作成
●Melody Sause
キーを選択してメロディが一瞬で作成できる。
6.伴奏
●EzKey
コード進行を選択して、ジャンルごとのフレーズを選択すれば、一瞬で作成できる。
7.ベース
●EzBass
こちらは未購入ではあるが、かなり便利そうである。今はkontaktのbassを使用している。フレーズはMelody Sauseを使ってシンプルなフレーズを選択するか、若干、改良すると楽である。
8.リズム
●EzDrum
自分の好きなフレーズがあれば、そのままdrag&dropでDAWに持ってこれる。ただし、自分が好きなフレーズがない場合は自分で作成する必要がある。打ち込みもシンプルなフレーズであればDAWでも打ち込めるが、必要に迫られないと見づらく進める気にならない。ステップシーケンサーみたいなツールがあればいいのだが・・・。
そのため、いくつか実験をしている。
●BeatStep
こちらは、リズムが自分の頭にあるときに指で叩いて、ノートを記録するときに便利である。もしくは、ステップシーケンサー機能を使って、リズムを作成すると便利である。
●Stochas
こちらはまだ使いこなせておらず、どうやってDAW(Reaper)でmidiに落とし込めるのかを調査中であるが、そもそもソフトウェアで処理すればいいんじゃね?という発想から調べたツールだ。補助ツールという観点できっとオープンなツールがあろうという発想はあっていた。ステップシーケンサーのような見た目で使うことが出来る。
9.番外編:ここから今度は発展させよう!
以上で1時間程度で作曲をできるツールと方法を示した。ここからはこだわりとして時間を掛けて調整する内容を番外編として示す。ただし、時短できる場所は時短とする。
10.音楽的な編集を
上記のツールは機械的ではあるが、音楽的にmidiが作成されている。しかし、自分で編集等をした場合はvelが一定である可能性があるのでいじるなどして音楽的にしていく。
11.ファイル出力前にマスタリングを
●Ozone 9 Elements
原因は分からないが、DAWで聴いている音量とファイル出力したときの音量が違う。これでは物足りなさを感じる。そんなときにはマキシマイザーを掛けて音量(音圧)をかせぐといい。
12.ボーカル音源で歌わせる
●Synthesizer V
こちらを使えば、自分で歌いたくない人にはかなり便利だ。以前、AIによるボーカル音源も記事にしたが、音符と歌詞をXML形式で出力する必要がある。Synthesizer Vでも歌詞と音符を書くことは変わらないのだが、DAWからの編集の流れでは、midiに落として読み込ませて歌詞をSynthesizer Vで書くとよい。特に期待しているのは、製品版を今後導入することでDAWでVSTとして読み込ませられるので確認は必要であるが、DAWからmidiをプラグインに読み込ませられるのではないかと思っている。これによりmidiやxmlを出力して読み込ませる問題から解消できるのではないかと考えている。
おわり!