世界の教養:四諦八正道(したいはっしょうどう) ー ブッダの悟りの中核

今回紹介するのは、ブッダの教えである「四諦八正道(したいはっしょうどう)」です。

四諦とは、四つの真理のことで、ブッダの悟りの中核です。
第一は、この世の人生は苦であるということ。
第二は、この苦にには原因があり、それは煩悩(欲望)であるということ。
第三は、苦が消滅した涅槃(ねはん)という境地があるということ。
第四は、煩悩を滅して涅槃に至る道が存在するということ。その道を八正道(はっしょうどう)と言います。

八正道は、正見(正しい見解)、正思(正しい考え方)、正語(正しい言葉づかい)、正業(正しい行為)、正命(正しい生活)、正精進(正しい努力)、正念(正しい注意)、正定(正しい精神統一)のことを言います。

参考文献
デイヴィッド・S・キダー, ノア・D・オッペンハイム, 小林朋則 訳, 文響社, 1日1ページ読むだけで身につく世界の教養365, 2018年, 307p


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