教育Panda

二児の父。プログラミング教室を運営。ファイナンシャルプランナー。中学受験向けの動画配信…

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二児の父。プログラミング教室を運営。ファイナンシャルプランナー。中学受験向けの動画配信など。 地元自治体の男女共同参画会議の委員。令和2年度PTA副会長。

最近の記事

横断歩道

私には二人の子どもがいる。毎日学校に歩いていくのだが、必ず朝に「行ってらっしゃい、気を付けてね」という。 コロナ禍だが、私にとってはコロナよりも交通事故の方が怖い。 交通事故は全国で年間30万件以上起こっているので、1日800件以上の計算だ。死亡者数は約3,000人なので、毎日8人が犠牲になっている。 昨年はコロナの影響で減ってこの数字である。交通事故の死亡者数は減少傾向だが、こんな数の人が亡くなっているのに、なんで運転者はあんなにスピードを出すのだろう。 なぜ横断歩

    • 小中学校で、もっと法律に関する時間を割いたらどうだろう?

      憲法は6年生でそこそこ勉強すると思うが、さらに細かい法律まで踏み込んだ授業の必要性を感じる。 こども六法 https://www.kodomoroppo.com/ が売れているが、この本はわかりやすくて、法律に興味を持てるいい本だと思う。 リンク先HPのトップにも掲載されているが、いじめ対策にもなる。いじめられている子どもが助けを求める材料にもなるし、いじめている子どもに対しても牽制効果が期待できる。君のしていることは「犯罪」であること、それに対する「罰」があることを教え

      • 『教える人』と『教わる人』

        普段何となく感じていることや、無意識に考えていることを言語化し、認識できたときは嬉しいものだ。 子どもに教えられたこと私が運営しているプログラミング教室は子どもが対象なのだが、あまり『教える人』と『教わる人』という関係性ではない。 もちろん、プログラミングの知識に関しては子どもよりも多くのことを知っている。 だが、子どもの方がよく知っていることもたくさんある。子ども同士の話題では、知らないワードが飛び交うので、子どもたちにいちいち聞いて知識を吸収している。 フォートナ

        • 小学校のプログラミング教育で身に付く力は、〇〇

          もちろん持論なのでこれが正しいと思わない人もいるだろうが、表題の答えは国語力だと思っている。 プログラミングは機械への命令なので、要は『言葉』だ。相手が機械なので、曖昧な表現は通用しない。 何に対して、いつ、何を、どれくらい、どうするか、といった命令を正確にしないと思ったように動いてくれない。 最近は日本語でプログラムを書けるような、小中学生向けのビジュアルプログラミング言語がたくさんある。これらは英語を覚える必要がないため、アルゴリズムさえ考えればいいようになっている

        横断歩道

          考える力、論理的思考、読書量

          ヒトは何かを考えるとき、頭の中でしゃべっている。少なくとも私はしゃべっているし、よっぽど天才でなければみんなそうだと思う。 考えるためには言葉が必要であり、知っている言葉が多ければ多いほど、より多くのことを考えられるということになる。 子どもによって論理的思考ができる時期に差が出るという。これも、知っている言葉の量が大きく関係していそうだ。 小さい頃の読み聞かせが大事なのは、耳から入る言葉の総量を増やせるからだろう。 本を読むことで、著者の考えや経験を知ることができる

          考える力、論理的思考、読書量

          「なぜ勉強しないといけないのか」に対する返答を考えてみた。

          「なんで勉強しないといけないの?」と質問されたときの回答候補をいくつか考えてみたい。 ①勉強しなくてもいいけど、勉強した人には勝てないよ ②勉強は楽しいものだからだよ ③そんなことも分からないなら、わかるまで勉強してみたら? ④つべこべ言わずに勉強しなさい ⑤その他 それぞれ、どのような意味があるか、考えていきたい。 ①勉強しなくてもいいけど、勉強した人には勝てないよ相手を少しイラっとさせる言い方なので、同じ意味で違う表現を使った方がいいかもしれない。 人生に

          「なぜ勉強しないといけないのか」に対する返答を考えてみた。

          小中学校の授業と運動会、勉強ができる子と運動ができる子

          小学生の時から思っていた。 私は運動が嫌いなわけでもなく、苦手でもない。小学3年から野球をしていて、得意な方だった。 ただ、足が遅かった。 足が遅いことは、大人になればなんてことはない。みんな走れなくなるからどうだっていい。 でも小学生にとっては違う。 足が遅いというだけで、小学生男子社会のヒエラルキーの最下層に入れられる。 さらに、運動会の徒競走では全校生徒のみならず、保護者の前で恥さらしにあう。運動会は普段の努力を披露する場であるはずだ。しかし、小学校の体育の

          小中学校の授業と運動会、勉強ができる子と運動ができる子

          勉強しなさいという言葉

          統計をとったわけでもないので断言はできないが、「勉強しなさい」が口癖になっている親の子どもは、きっと勉強が嫌いだと思う。 「(一緒に)勉強始めよっか」 「わからないとこない?」 「この本面白いよ!」 このあたりの言葉が口癖になってくると、子どもは自然と勉強が好きになってくると思う。なぜなら、これらの言葉には勉強に対する親近感があるからだ。 それに比べて「勉強しなさい」は、親が勉強嫌いであることを隠して押し付けているようにしか聞こえない。 勉強は本来楽しいものであり

          勉強しなさいという言葉

          小3娘の理科実験

          小学3年生の娘は理科実験が好きなのである。 じいじに頼んではいろいろな実験をさせてもらっている。今は自作電池の準備にとりかかっている。 そんな娘と私の会話 「小学校の理科ではどんなことしてるの?」私 「電球とか磁石とか」娘 「えー面白そう!」私 「全然面白くない」娘 「なんで?実験とか面白いでしょ?」私 「だって実験の結果わかっちゃうもん」娘 「だったら自分なりに違う実験したらいいじゃん」私 「決められたこと以外やったら先生に怒られるし」娘 「え?どういうこと?決められ

          小3娘の理科実験

          中学受験、開始

          新小6の息子が初めて塾に行った。 今まで市販の問題集と通信講座を自宅で学習していたが、この1年間だけは塾を頼りにしなければ置いていかれる気がしたためだ。 私は息子に算数と理科を、妻は社会を担当してもらい、自宅学習だけでもある程度の偏差値はキープしてきた。 ところが5年の夏以降、元々得意だった国語の偏差値(注釈)が徐々に下がり、冬には50を切ってしまった。 慌てて対策をしたものの、正直国語の教え方がわからず、自宅学習だけで乗り切ることを断念した。 早速塾から帰って、確

          中学受験、開始