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株式会社イードゥーシーのコラム

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過大評価され続けている不思議な国・フランスの歴史   その17

過大評価され続けている不思議な国・フランスの歴史   その17

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    • 日本の内政・外交を劣化させるだけの岸田政権をどうするべきか

      日本の内政・外交を劣化させるだけの岸田政権をどうするべきか その1  岸田政権(岸田文雄)の正体  岸田文雄は2021年9月29日の自民党総裁選(2回目投票)で河野太郎を破って第27代自民党総裁に選出され、臨時国会が召集された10月4日の首班指名を経て首相(内閣総理大臣)となり、そのまま現在に至る。  そこから2年半ちょっと経過しているが、その間の岸田政権の位置づけが大きく変わり、同時に日本の内政・外交が大きく劣化する。まず「どうして」そうなってしまったのかを解説する。

      • 大型経済事件はこうやって作られる 23

        その2   ウッドフォード登場

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        • 過大評価され続けている不思議な国・フランスの歴史   その16

          過大評価され続けている不思議な国・フランスの歴史   その16  オスマン=トルコの最盛期はスレイマン1世(在位1520年~1566年)の時代で した。  スレイマン1世は1526年にハンガリーを攻めて属国にします。 バルカン半島からいよいよ東欧に勢力を拡大したわけです。さらに神聖ローマ帝国 (ほぼ今のドイツ)に侵入し以前に書いた神聖ローマ皇帝・カール5世(ハプスブルグ家)の本拠地であるウィーンを包囲してしまいました。 第一次ウィーン包囲 (1529 年) と言います。

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        過大評価され続けている不思議な国・フランスの歴史   …

        • 日本の内政・外交を劣化させるだけの岸田政権をどうするべきか

        • 大型経済事件はこうやって作られる 23

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          三木谷社長の「拒否権」が消滅する楽天にこれから起きる重大な変化

          三木谷社長の「拒否権」が消滅する楽天にこれから起きる重大な変化  相変わらずモバイル部門の巨額赤字ばかりが騒がれる楽天グループ(以下、楽天)であるが、ここは数多くのレポートも出ているため最小限として、本日は全く違った観点から「これからの楽天に起きる重大な変化」について考える。  楽天は5月16日の引け後に巨額増資を発表したが、それで三木谷会長兼社長(以下、三木谷社長)と夫人と資産保有会社(複数)を合わせた共同保有分の持ち株比率が減少することになり、2000年4月の上場来初

          三木谷社長の「拒否権」が消滅する楽天にこれから起きる重大な変化

          大型経済事件はこうやって作られる 22

          第4章  発覚 その1  どこが事件とされたのか?

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          バチカン銀行の闇

          バチカン銀行の闇  最初にお断りしておくが、バチカン銀行(正式名称:宗教事業協会)は上場企業でも会社組織でもない。上場企業に求められる情報開示からも「最も遠い存在」である。  バチカン銀行については、2010年頃まではマネーロンダリングを巡る黒い噂が絶えなかったが、その後はあまり騒がれていない。それではバチカン銀行は世界中のカトリック教徒のための崇高な事業に戻ったのかというと、もちろんそんなことはない。情報管理が厳格になっただけで、依然として「もっと奥深い真っ黒な」取引

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          バチカン銀行の闇

          過大評価され続けている不思議な国・フランスの歴史   その15

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          イスラエルとハマスの軍事衝突の背景と今後の行方

          イスラエルとハマスの軍事衝突の背景と今後の行方   現地時間2023年10月7日早朝、イスラエルのガザ地区を実効支配するハマスが突然イスラエルに軍事攻撃を開始した。イスラエルも直ちに反撃しておりを、現地時間10月17日現在の双方の死者は4200人を超える。その多くが民間人である。  イスラエル軍はガザ地区に対する大規模な地上侵攻の準備を完了させており、ますます民間人を中心に死者が拡大することになる。  それでは何故こういう事態となったのか?原因と背景が分かれば「少なく

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          大型経済事件はこうやって作られる 21

           まず成功報酬は、 現金部分の1200万ドルを除きすべてが株式オプションとすることにした。その株式オプションとはジャイラス株式なら買収時の発行済み株数の 9.9%に相当する1519万株を買収発表30日前の平均株価の80%の行使価格で買う権利としてアクシーズ・アメリカに付与した。 しかしここで

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          過大評価され続けている不思議な国 ・フランスの歴史   その 14

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          習近平を巡る「中国問題」の本質

          習近平を巡る「中国問題」の本質  最近、習近平体制が危うくなっているとか、不動産問題を抱えた中国経済が危機的であるなどと喧騒されているが、もう少し「中国問題」の本質を理解しておく必要がある。  2022年10月の中国共産党大会で「異例の」3期目に入った習近平は、周りがイエスマンばかりであるため、国内外の状況が正確に伝えられることもなく、「マシな意見」が上がってくることもなく、文字通り「つんぼ桟敷」状態である。独裁者が「つんぼ桟敷」にいるリスクは「天文学的」である。  中

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          大型経済事件はこうやって作られる 20

           そこでやっとジャイラスの登場となる。 そもそもジャイラスは2007年初めにオリンパスの医療事業部門に直接働きかけがあったもので、 中川が紹介したものではない。 ジャイラスは英国企業であり、 もともと中川も佐川も欧州でのビジネス経験がなく人脈もない。 少なくとも中川の裁判で認定されている「オリンパスの簿外損失を知ったうえでその解消のためにジャイラス買収を持ち込んだ」 は完全なウソである。

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          過大評価され続けている不思議な国・フランスの歴史   その13

          過大評価され続けている不思議な国・フランスの歴史   その13  ここから 1814年までナポレオンの独裁政治が始まります。 今風にいうと軍事独裁政権となりますが、それまでの王政下でも革命後の不安定な政権下でも生活が一向に楽にならなかった民衆に圧倒的に支持され、やっと実現した本格的革命政権とも受け止められていました。

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          政治資金パーティー収入の裏金問題をめぐる「ほとんど報道されない」真実

          政治資金パーティー収入の裏金問題をめぐる「ほとんど報道されない」真実  政治資金パーティー収入の裏金問題をめぐり東京地検特捜部が本格捜査に乗り出している。世間では、これで政治とカネの不透明な関係が是正されるとか、不人気な岸田政権に代わって国民のためになる政権が生まれるなどと期待されているが、残念ながら「絶対に」そうはならない。  裏金問題をめぐる「ほとんど報道されない」真実と、想定される「落としどころ」について解説したい。各マスコミは連日のように特捜部からのリークをそのま

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          最近のヘッジファンド事情

          最近のヘッジファンド事情  今回は、わかっているようで意外にわかっていない最近のヘッジファンド事情を、できるだけ整理してわかりやすく解説したい。 その1  ヘッジファンドとは?  ヘッジファンドの一般的な定義は、顧客資金を預かりレバレッジを掛けて投資収益を追求する投資ファンドであるが、インデックスとの競争ではなく「絶対パフォーマンス」を追求するものである。従ってブラックロックなど一般的な機関投資家や、KKRなどプライベートエクイティファンドや、不動産ファンドや、ヘッジフ

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