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東京に住む龍 第五話 龍の婚姻②

「お父さんはね、水神君と小手毬の結婚が決まって、嬉しいんだよ」

 祖父母の家の一階にある、小手毬の部屋で、最後の夜、床に敷き延べた布団の中で、父が話しかけた。小手毬の所持品は、全て持ち出されて、龍神社の裏の竹藪の中にある、龍御殿の小手毬の部屋に移されている。本棚も衣装箪笥も空である。

 父の布団は小手毬の寝るベットの隣に敷いてある。就寝のため部屋を暗くした。闇の中を父の言葉と優しさが、小手毬を包む。

 龍神社での人間向けの結婚式と披露宴代わりの食事会は午前十一時から行われる。段取りも何もかも、お任せにしてしまった。三時間も前の八時に緑色の着物を着た中年の女性のお迎えが来て、いつも辰麿とお喋りしている、社務所の座敷に連れて行かれた。そこには袴姿の衣文道の女性と七緒が待っていた。女房装束の着付けだ。後から日本髪の鬘も扱える美容師も来た。

 言われるままに、大垂髪《おすべらかし》の鬘を付けられ、思ってたより不自然にはならなかったが、白塗りの舞台化粧のメイクを施され、衣文の着つけになった。もう注文したこともいい加減忘れていた、挙式用の白い装束が着つけされる。

 まだ五つ衣の着装が終わってないにも関わらず、辰麿が入って来た。奴は青い、本当に綺麗な原色に近い色の文官用の官位束帯を身に付けていた。あの長髪は撫でつけて冠の中に入れれば、丁髷に見えていいのにと思ったが、鬣を隠すために、いつも通りそのまま垂らしている。

 着替え中にもかかわらず、座敷にどかっと坐って、嬉しそうに見ている。

「小手毬、可愛い」

 とか、

「奥様のお着換えに付き合うのは、夫の勤め」

 などと褒めてくれるのはいいけれど、相変わらず理解不能なことを言ってくる。

 挙式は神主養成所で世話になった、都内の有名神社の宮司で、そこから朱色の袴も眩しい巫女も来ていた。辰麿は何度か打ち合わせのために社殿と社務所を往復していた。

 挙式の時間近くに参列者が集まって来た。辰麿も大学の恩師やら友人やらが来ていて、そちらも十名程になっていた。社殿の床に座布団を左右向かい合わせに敷き、辰麿側と小手毬側とした。双方の列の一番奥に向かい合わせで着席した。小手毬の方には雅楽専科の教授を三名招待したのだが、思い掛けず、教授たちからの申し出で越天楽を演奏してくれた。お互いの関係者だけで、神式結婚式が成立なのは、凄い関係だ。これも辰麿の示唆によるところからはじまるものと、小手毬は思う。

 先月のはじめに二十になったばかりで日本酒を飲むのは初めてだった。三三九度で巫女が運んでくる盃の酒を頂く、甘く思ったより口当たりが良い。顏を上げると、向かい側に坐った辰麿が、嬉しそうに見ている。間抜けなお坊ちゃま顔をしている奴に、嫁ぐかと思うと、悔しさも通り越し、どうでもよくなって行く。

 式は三十分程度で終わった。すぐ仕出しのお膳が運ばれてきた。浅草の老舗料亭の仕出し膳で鯛のお頭と赤飯の載った、辰麿が喜びそうな伝統的な祝い膳だ。茜色の揃いの色無地を着た配膳係の中年の女性三人がテキパキと宴席を設え、神官と巫女、社務所にいた衣文道の二人と、ほぼ見学者の七緒も呼んで披露宴となった。

 何の余興もなく静かに談笑して、料亭の会席膳を味わう披露宴は、お開きとなった。辰麿は参列者と手伝いの衣文道の女性と七緒を入れた三人に、料理の折と近くの和菓子店に特別に作らせた生菓子と紅白饅頭の折を、武蔵野呉服店に作らせた、瑠璃色の縮緬の風呂敷に包み、引出物に持たせた。小手毬は社殿から瑠璃色の包みを持った親族や友人が神社を去るのを、不安そうに眺めているしかなかった。

 ふと見ると茜の着物の配膳係が、てきぱきと料亭の配達車にお膳を返し、音もなく座布団を片付けていた。社務所で白い着物に紫の袴を脱いで洋服に着替えた七緒と衣文師三人が最後に出て行くと、茜の着物が社務所の戸締りをするのが見えた。あれっと思う、社務所で私お着換えじゃなかったの。階の下に履いてきた白い礼装用の草履がない、よく見ると辰麿の沓もなく階の下には靴も草履も一つもなかった。

 女房装束の裳を引きながら狭い社殿の中をうろついていると、先程見なかった半纏を着た初老の男が声を掛けて来た。

「こちらの準備は出来ましたでございます」

「じゃあ、お社も閉めておくれ」

 辰麿はそういうと社殿の正面と左脇の扉を内側から施錠した。右脇の引き戸はいつも外からの出入りに使っている。その引き戸は半纏の男が外から鍵を掛けた。社殿の中が薄暗くなる、辰麿と二人だけだ。 

「今日は特別だから、ここから入るよ」

 小手毬の手を握り辰麿は、毅然と凛々しく言い放った。そのまま祭壇の奥に回り込み、金の飾りの付いた宝物庫の扉の前に賢み坐る。束帯の懐の懐紙の間から鍵の束を取り出すと、その中の稲妻型の鍵を選び、大きく金色に輝く海老錠を開錠した。

 宝物庫は三畳程の小さな部屋だが白木の棚には鏡や古い刀剣が幾つもあり、埃ひとつなく掃除されていた。辰麿は外した海老錠を今度は宝物庫の中から施錠した。よく見るとこの部屋は入り口が前後二つある。

 辰麿に抱きしめられる。

「さあ、龍珠の交換をしよう」

「龍珠って何」

 質問する間もなく、辰麿と向かい合わせになった。

 自然と小手毬の口が大きく開く、直系十センチくらいの、灰色の精彩のないシャボン玉状のものが口から出る。それを同じく大きな口を開けた辰麿が吸い込んだ。

 辰麿は小手毬の瞳を見つめ、手を握り直した。今度を辰麿の口から先程より一回り大きな真珠のように輝く珠が生まれ、宙を飛び小手毬の口の中に吸い込まれる。珠は口中で散った。

「龍珠の交換って言ってね、僕たち龍はお嫁さんと毎日一回、お互いの珠を交換するんだ。今日のはちょっとご機嫌斜めかな」

 小手毬は思い出した、七歳の婚約の宴の時にこれをしたことを。

 奥の引き戸の裏側から何か金属音がした。それを合図に、先ほどと同じように懐から出した鍵で海老錠を開錠し、豪華な金飾りの付いた扉を開ける。そこには椎茸たぼに金襴の打ち掛けを着た女性が頭を下げて坐っていた。顔を上げると、お祭りの焼きそばの屋台のお姐さんだった。辰麿から鍵を預かった打ち掛けの奥女中然とした女性は海老錠を音を立てて閉めた。

 宝物庫の扉の向こうは廊下でその先に屏風や几帳で仕切られた平安貴族の部屋のような場所だった。真っすぐ二人で歩いて、御簾の所まできたら別の奥女中が御簾を上げた、一段下に例の広い座敷があった。座敷では数百人の和服姿の人が宴会を開いていた。三味線太鼓の入った騒がしい宴席だ。       

「皆、青龍は宮前小手毬を、嫁にしたぞ」

 辰麿の言葉で宴席中が喝采する。先程のしっとりとした酒宴と違い、お祭り騒ぎだ。先程は向かい合わせに坐っていたが、今度は隣り合わせに辰麿と坐った。座敷中人人人である。思わず、

「何人来ているの」

 と辰麿の小声で聞いた。この幽世には二百四十六人の妖怪が住んでいて、全部辰麿の眷属だそう、更に飛び入りの妖怪もいるので何人か分からないんだそうだ。

 先程のお神酒の三三九度が効いたせいなのか、もう上の空で、食事にも手を付ける気がしなかった。ひっきりなしに人の姿で、裃姿あり直衣姿や、金襴の小袖に、裾を引いた着物、平安時代から幕末までの盛装をした人間たちが挨拶に来た。仰々しく時代劇がかった挨拶だった。夫婦で来たり小さい子供を連れた家族単位で挨拶に来た。何か声を掛けないといけないし、顔も覚えて上げなければいけないが、目がしょぼしょぼしていた。先程現世で料亭の会席膳を頂いたので、意外にも和食の他に洋食・中華・エスニック料理もある皿に手を付けられなかった。

 一度お色直しで席を立った。階を昇り先程の廊下に面した、小手毬専用のお着換え部屋が出来ていた。畳敷きの部屋で壁一面桐箪笥だ。自分の服は通学用のユニクロの服も下着もここに移されている。お着換え専門の「腰元」が三人いてエメラルド色の着物姿で控えていた。

 挙式から着ていた女房装束を脱いで、髪を日本髪に結い上げて貰った。高島田になるかと思いきや、お姫様の吹き輪で、現世の歌舞伎の大げさな花の飾り櫛とは違う、銀とラピスラズリで出来た、見たことはないが上品な簪と黒漆の櫛で飾られた。江戸時代の大奥の御台所様と言っていい恰好だった。振袖は呉服店の若主人が褒めてくれた、大正時代のアンティークの大振袖で、お金持ちの婚礼衣装とのこと、帯はこのために西陣の唐織にし、抱え帯や筥迫も京都で新調した。大正時代らしく手の込んだ薔薇の柄で地の色が青紫ピンクのグラデーションになった大胆な柄だった。

 吹き輪を結い上げ、長襦袢を着たところで、辰麿が乱入してきた。小手毬は嫌がったが、最上位の龍に腰元は逆らえず、うろうろとその場にいることを許してしまった。辰麿は黒紋付に仙台平の袴になっていた。

「小手毬、綺麗。」

 とか、

「もうちょっと、帯を高く結ぶと、足が長く見えて、神獣の奥様っぽく、上品に見えるよ」

 子供っぽい声で細かい茶々を入れて来た。話し方がいらいらするほどの、餓鬼である。着付けとメイクが終わったところで、二人お手手を繋いで、広座敷の宴席に戻る。

 会場は盛り上がって、余興大会だった。辰麿の子分の妖の殆どが、本性を現していて、狐だ狸だ猫又だの。お約束のろくろ首もいる。披露宴は長時間耐久戦となり。酒を飲まされて上に。先程の平安装束より帯のきつい振袖でどうにも動けなくなって、それでも喜ばせようとする妖の事を思うと、にこにこ見ているしかなかった。

 黒の裾模様の着物の裾を引いた、三人の芸者さんたちが登場した。日本髪に白塗りで本式の芸者さん達だ。付喪神の三味線が囃子を伴奏するなか、踊り出した。藝大で日舞を多少見ているがこれだけ上手のははじめてだった。最後は舞いながら狐に変身した。馬の妖怪のハードロックバンドもいたような気がした。

 翌朝、辰麿の腕に揺り動かされて起こされた。御簾越に朝の柔らかな光が差していた。

「小手毬、おはよう、気分はどう」

と辰麿が聞いてきたので、間一髪で答えた。

「不愉快だわ」

 実際に二十に先月なったばかりで、飲みなれない日本酒を三三九度から、飲ませされ続けられた。やはりというのか辰麿にやられた。寝室は作日、辰麿の眷属、子分の事を眷属と言うらしいと、宴会やった座敷より一段高いところにある御簾を引き下ろした中にあった。屏風だの几帳に囲まれた中に、時代劇のお殿様よろしく、青い三枚組の分厚い絹の布団が二組用意されていた。ダブルベッドのように布団が一組ならちょっと馬鹿にしているのかともっと怒ったかもしれないが、辰麿と別の布団で、ホテルでゆうところのツインのように、同じ布団が二組敷かれている。お互いに白い綸子の着物を寝間着にしている。綸子の柄は龍なので鱗型だった。布団の上に坐ってお互い見合う。

「小手毬、そんな事言わないで」

 不機嫌そうに青龍を睨みつけた。丁度眷属が呼びに来て、小手毬をお着換え間に案内した。

 これは小手毬のために増築した部屋で隣には辰麿のお着換えの間もある。畳敷きの部屋に、壁一面床から天井まで桐の衣装箪笥が備え付けられていた。ここには下着から家から運ばれた通学用のユニクロのデニムやティシャツも含む洋服類も着物も、辰麿に買ってもらった平安装束も収納している。美容やエステも出来るように、猫脚のバスタブもあり、これは小手毬が選んだ。三人のエメラルド色の着物の女性、辰麿の眷属で本性は妖怪が、畏まっていた。小手毬の衣料全般と髪を結い上げるお召し替えの係である。彼女達の手伝いによりいつものティーシャツにデニムのスカートに着替えた。他人に見られながらこれから着替えをするのかと思うと、気が重い。

 今日は天国の高級ホテルで披露宴があるので、朝食の後でお着替えがある。

 お着替えの間の隣に、至って普通なダイニングキッチンがあった。窓からは龍神社の境内が見えた。早朝から散歩の途中で参拝する老人、前の道路通る車が見える。そこで寝間着のままの辰麿と朝食を摂った。小手毬の希望で、御飯に味噌汁鯵の干物に納豆という、オーソドックスな和食にしてもらった。奴はテーブルの向こうで、もりもりと食べている。納豆に葱の薬味を入れないで卵を入れているので、そういう食べ方をするのかと思った。

「小手毬ー、婚姻届け出したから、大学の提出用に、住民票と戸籍謄本も、馬場さんにお願いしてもらってきたよ、あとマイナンバーカードも返しておくよ」

 テーブルの端においた区の封筒を指さした。

「でも氏子の馬場さんとこのお孫さんと、小手毬のお友達の七緒ちゃんが、立会人になってくれて良かったねー」

『二人とも中学と高校の同級生で、私の友達だよ、何で立会人にしたんだ 』

 と言いたかったが、言葉を封じられているので、不機嫌そうな顔をして見せた。

「小手毬ー、機嫌直して」

 お食事係りの眷属が、食器を下げ、お茶と実家で毎朝飲んでいたんでお願いしていた、牛乳をコップ一杯出してくれた。

 封筒を持って完成した自分の部屋にはじめて行く。建材と家具は六本木の家具店が手配し、工事は幽世なので辰麿の眷属と西洋建築に長けた他の幽世の妖がしたそうだ。思ってたより本格的で本場の小貴族の屋敷くらいのクオリティーがあった。この部屋からは社殿の左側の風景見れる窓と、反対側には幽世の竹藪が眺められた。赤い壁紙に、見本で見るよりずーと金彩が煌びやかなイタリア製の家具がかえって落ち着いて見えた。窓のない入り口側は半円形になっていて、床から天井まで本棚になっている。実家から持って来た本はこの五分の一程だ。中央には辰麿がくれた電子ピアノと机がおいてあり、花の彫刻がされた背の低いテーブルの上に、篳篥、龍笛、笙が置いてある。壁際のガラスの入った同じシリーズのキャビネットが二つ。収納家具も並べてあるが広い部屋なので圧迫感がない。

 この部屋で辰麿の悪意を感じた。金の繊細な彫刻のソファーが壁際に置かれていた。それが二人掛けのラブチェアーなのだ。この部屋に籠って、ここで眠れぬようにしたとしか思えなかった。

 お着換えの間で女房装束の着装となった。昨日は白い花嫁衣装で、現世の衣文師の着付けだった。今日は紫色の唐衣の装束だ。エメラルド色の着物の腰元が、実に手早く楽に着つける、幽世の風なのか。髪も昨日の大垂髪ではなく、平安時代の絵巻で見た束髪で、かもじに好みの丈長や元結を付けてもらった。思った程時間もかからず裳まで付けた。

 途中から昨日と同く辰麿が乱入して来た。昨日と同じ鱗型の地の青い束帯で、長髪を冠りの下に垂らしている。うろうろと着装している周りをうろつき、

「小手毬、可愛いいよー」

 とでれでれである。腰元が座布団を邪魔にならなように敷いて辰麿を坐らせた。平安朝の関白もかくやというスタイルになった辰麿と、玄関で龍珠の交換した。茶色く濁った珠を口から吐いて、辰麿から直系十五センチの真珠色の珠を貰った。

 次の瞬間辰麿に抱き上げられたのだ。平安時代の姫君の姿で、お姫様抱っこされた。眉目秀麗な平安貴族ならば絵になるが、お公家様のような顔をしているとは言っても、お目目がクリっとして、昔の日本人体形、身長も百七十センチもいってなく、ドンくさく見える、ちょっと残念な辰麿である。辰麿は玄関から外に出て、言った。

「天国に行くよ」


前話 第五話 龍の婚姻①

https://note.com/edomurasaki/n/na300d75ac461

つづき 第五話 龍の婚姻③

https://note.com/edomurasaki/n/n77a6e3fba12e


東京に住む龍・マガジン

https://note.com/edomurasaki/m/m093f79cabba5

一話 僕結婚します

https://note.mu/edomurasaki/n/n3156eec3308e


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第五話② あとがき

五話は結婚式でございます。現世は地味婚、幽世ではどんちゃん騒ぎ、天国で豪華婚です。謎の地へも行きます。

いよいよ小手毬が、現世と幽世と天国・地獄を行き来し、妖と鬼と神様たちと交流します。お振袖と平安装束が出ます。この二人現代に生きているのに、着物しか着ていない。辰麿は一億歳の龍で神獣なんで儀式にこだわりがあります。青龍=辰麿君は鳳凰や麒麟とも友達だったりして、お友達は多いタイプ。高校や大学の人間のお友達も多いです。お友達の多い人の欠点で、誰でもお友達にしちゃうのです。野守さんから見ると、研究対象で、統治する神・妖の一人だけど。青龍=辰麿からすると、お友達なのよね。

この小説について

「青龍は現生日本に住んでいた。現世日本政府は龍のお世話係で、あの世の支配下にあった。人類は龍君のお嫁さんを可愛くするためだけに進化した。
 青龍は思った
『1億歳の誕生日に結婚しよう。そう20歳のあの子一緒になるんだ。』
 そんなはた迷惑な龍の物語である。」

異世界に移転する小説ばかりなんだろう。みんな現世に疲れてる?でも反対に、異界の者が現世にいるのはどうだろうと思ったのが発想の源です。思いついて数秒で物語のあらすじと、主なキャラクターが思い浮かびました。でも書くのは大変です。

 小手毬さんと龍君と呼ばれる青龍=水神辰麿君は、現世も天国も地獄も宇宙空間にも、自由に行けちゃうので、大変です。

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