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第二回 「自分の選んだ道」という言葉にがんじがらめになりたくない

 東京で、季節外れの雪が降ったらしい。
 かの凶悪なウィルス(※)により世界的に外出自粛が叫ばれている中、このタイミングの雪は「家に籠っていろ」との天からの啓示ではないかと思ってしまう次第だけれど。
 雪と桜との組み合わせが大層エメぇ("エモい"を崩した言い方)らしく、「あ、これ僕だったら見に行っちゃうだろうな……」と手の平を返す準備もぬかりなくしております今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?
(※名前を出すと上に「注意書き」が出てしまうので)

 あ、いま兄から「大雪にはしゃぐ姪(1歳)の動画」を頂きましたけどもね!こんなん、なんぼあってもいいですからね。(MLKBOY)

 札幌は笑っちゃうくらいの晴天で。僕は、コートを春用の生地が薄いものに変えた。でも「どうせまた急に寒くなったりするんだろう」と疑っているので、冬用のコートは仕舞っていない。というか、まあ、仕舞うタンスが無いだけなんだけれど。


 そういえば、前回の記事で自分のエッセイを指して「ヒロイック」と表現したのだけれど。(いまは修正している)
 僕はこの言葉を「ヒロイン」からきているものだと思っていて。しかも、シェイクスピアの悲劇に出てくるような、サスの下でしずしずと泣きながら自分の人生を憂うヒロイン。
 でも、調べてみたらこの「ヒロイック」という言葉は「ヒーロー」からきているそうで。本当の意味は

[形動]勇ましいさま。雄々しいさま。英雄的。「ヒロイックな最期」

になるとのこと。

(引用元)

 となると、僕は自分のエッセイを
「暗い」というか「勇ましい、雄々しい、英雄的」というか…
と表現したわけで。

 馬鹿みてぇな矛盾が生じちゃっているわけです。(爆笑)

 なんだろう……キングダムハーツⅡの「オリンポスコロシアム」で、スランプに陥って普段の力が全然出せないヘラクレスが書いたエッセイ的な感じなのかな…?
 きっとまだまだ「自分が感覚的にそうだと信じ込んでいたけれど実際には全然意味が違う」言葉が沢山ありそうだなと。何事も調べてみることは大切だと。そんな教訓を得ました。


ということで、今回は

「自分の選んだ道」という言葉にがんじがらめになりたくない

をテーマに記事を書いていく。どういうことだってばよ………(UZMKNRT)

「なりたくない」という形でタイトルを締めているところに、このマガジンの方向性が表れている。
 もし「皆さんに有益な情報をお届けしますよ」という趣旨ならば「ならないために」と締めるのが普通だろう。
 でも……そんな方法知らないし……。
 なんなら僕が教えて欲しいくらいだ!ふざけるな!(激おこぷんぷん丸(死語))

 と、まあこんな感じで、純然たる僕の「願望」に至る話をここからつらつらと書いていくわけだけれど。

「自分の選んだ道」という言葉は、自分(誰か)を「鼓舞」する言葉であると同時に自分(誰か)を縛り付ける「呪い」でもあると思う。

※記事にして欲しいネタや相談ごと、ご意見ご感想など、どしどし送ってください。


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