中学生の自分に伝えたい、なぜ勉強しなくてはいけないのか。
特に中高生の皆さんは耳にたこができるほど聞いているだろう。
勉強しなさい、と。
なぜ勉強しなければならないのか、思春期まっただなかの中学生の僕は、まったく理解できなかった。
今思えば、誰かにぶつけていてしかるべき非常に良い質問だ。
なぜ僕は誰にも聞かなかったのだろう?
「中学生は勉強するものだ」という常識で自分を抑え込んでいたかもしれない。あるいは、記憶にはないけれど、誰かに尋ねたものの回答を得られなかったか、またはそのときの相手の反応が望ましいものでなかったため、避け続けた