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クリエイティブ業界の就職で大切なスキルやマインドは?就活の思い出を振り返る|エディマートお茶会vol.3

こんにちは!エディマート入社2年目のおりもです。

気づけばあっという間に12月となり、2023年も残すところ数日となりました。
来年はどのような年にしたいか決まりましたか?

皆さんのなかには「来年から本格的に就職活動が始まる」「来年は新しい仕事に挑戦したい」と、仕事に関する目標を掲げている方もいるのではないでしょうか。

今回は、クリエイティブ業界への就職や転職を考えている方に、ぜひ読んでいただきたい内容となっています。そんな第3回目の『エディマートお茶会』のテーマは…ずばり「私の就活」です!

3名の先輩社員にお集まりいただき、エディマートに入社するまでの就職・転職活動クリエイティブ業界で働くために大切なことなどをお話しいただきました。

『エディマートお茶会』の概要は、第1回目の記事でぜひチェックしてくださいね。あわせて前回の記事も読んでみてください♪

▼第1回目の記事はこちらから

▼前回の記事はこちらから

<お茶会メンバー>
ほった: 2012年エディマート新卒入社。2016年に大手出版社へ出向し、2018年に再びエディマート勤務に。現在は編集・セールス業務を担当。
みずの: 大学卒業後、愛知県の大手機械メーカーで企画・広報業務を経験したのち、2018年にエディマートへ入社。現在は紙媒体の編集業務を担当。
もりなが:大学卒業後、住宅会社に入社するもコロナの影響で2020年にエディマートへ転職。現在は新聞・WEB記事などの編集・執筆業務を担当。


お茶会のお菓子をご紹介

お茶会では毎回、参加者のなかから1名「お菓子係」を任命。お菓子係の方には、お茶会で飲むコーヒーに合うお菓子や、ほかのメンバーにおすすめしたいお菓子を選んでいただきます。

今回のお菓子係は、ほったさんに決定!ご用意いただいたのは、岐阜県の柳ヶ瀬に本店がある『ツバメヤ』「大地のどらやき」です♪愛知では大名古屋ビルヂング、東京では日本橋で店舗を展開しています。

ほった:せっかくなら東海地方のお店のものが良いなと思って、過去の取材で出合った「大地のどらやき」を選びました。まだ柳ヶ瀬にしかお店がないときに初めて食べたんだけど、ふんわりして美味しかったのが印象に残っていて。

1個300円くらいでお手頃だけどボリューム感があるし、個包装だから取引先への手土産としてよく利用している。どの世代の方に渡しても喜んでもらえるからおすすめです!

みずの:満足感がありそうで良いですね!取引先への手土産って結構迷います。

ほった:そうそう。たとえば女性が多い会社だったら、パッケージがオシャレなお菓子とかを選ぶようにしているかな。

もりなが:会社の特色に合わせて選ぶのも大事ですね。どらやきっていただいたら、幸せな気持ちになれる気がします。

みずの:わかる!見た目もかわいらしいよね。

シンプルな味わいでありながらも、製法や素材のこだわりが感じられる「大地のどらやき」。気になった方は、『ツバメヤ』の公式サイトをチェックしてくださいね!

それでは雰囲気がほっこり温まってきたところで、お茶会のスタートです♪

学生時代の就活を振り返る

もりなが:私は大学3年生の夏まで部活があったので、引退後から就活を始めました。最初は「何から始めればいいんだろう?」と疑問を感じていたのですが、「とにかく何か行動を起こさなきゃ」と大学が主催する説明会や社会人のマナー講座などに参加していました。

ほった:いろいろな説明会に参加して、何か興味を持った業界はあった?

もりなが:当時は住宅業界が気になっていました。実家で家を建てたというのもあり、自分のなかで身近に感じていた業界だったんです。実際に就活を経て、リノベーションなどを行う住宅会社の営業職に新卒入社することになりました。

ほった:僕が就活をしていたのは、リーマンショックなどの影響を受けていた就職氷河期でした。今でも覚えているのが、規模が大きめの合同説明会で会場の最寄り駅から列がずらっと並んでいる様子。就活系のイベントに参加しようとしても、定員オーバーで説明を聞けず、パンフレットだけもらって帰ることが多々あった。

当時の大学の教えとしては、「どの会社でもいいから、とにかく受けろ」みたいな(笑)。エントリーシートを出しまくって、1日に3つ、4つの面接を受けるっていう生活をしていた。

みずの:大変な時代でしたよね。学生時代からクリエイティブ業界を志望していたんですか?

ほった:高校生のときからクリエイティブ業界を目指していたよ。大学に行きながら、出版・編集系の専門学校にも通っていて、専門学校卒業後にエディマートでアルバイトを始めたんだよね。

新卒でエディマートに入社しようと考えていたけど、就活は人生の経験として大切だと思っていて。実際にグループディスカッションや面接で自分の得意・不得意を見つけられたし、企業ごとの空気感も知れた。すごく貴重な経験だったと思っているよ。

みずの:就活って自分自身と向き合うきっかけにもなりますよね。

私もほったさんと同じく、就職氷河期の就活生でした。当時はマスコミ業界を志望。子どものころからテレビやラジオが大好きで、大学でもメディア系を専攻していたので、「好きなことを仕事にしたい」と思っていました。

就活を始めたころは、テレビやラジオに関する会社ばかり受けていたのですが、大学の授業で得た知識や経験だけでは不十分で、なかなか採用をいただけなくて。そこから、大学が主催する説明会や合同説明会に本格的に参加するようになりました。結果的には、福利厚生が充実していた機械メーカーの一般事務へ就職することにしました。

もりなが:そうだったんですね。私も実は、出版・編集系に興味があったんです。

もともと本が好きで、大学でも国文学科で現代文を勉強していました。企業選びで出版系もいくつか探していたのですが、新卒採用となるとハードルが高く、選択肢から外してしまいました。

みずの:経験を重視している会社も多いから、新卒入社は狭き門だよね。

エディマートで働こうと思ったきっかけ。ほかの会社との違いは?

もりなが:住宅会社に入社する時期が、ちょうどコロナ禍の緊急事態宣言が発令しているときでした。4月1日から入社する予定だったのですが、そもそも出社すらできない状況に。

緊急事態宣言が解除された数週間だけ仕事内容の説明や社会人のマナー講座を受けたのですが、会社が経営困難に陥ってしまい、最終的には退職せざるを得なくなってしまったんです。

みずの:それは大変だったね。そこからどういう経緯でエディマートに入社しようと思ったの?

もりなが:転職活動でも最初は住宅業界を中心に探していましたが、「また同じことになったらどうしよう…」と不安な気持ちが募っていきました。コロナも収束しておらず世の中も不安定だったので、「どうせなら好きなことにチャレンジしてみよう!」と改めて自分の気持ちと向き合うことに。そして、もともと興味があった出版・編集系の会社で原稿執筆がしたいと決意を固めました。

エディマートを知ったのは、就活スタート前の企業選びをしていたころです。偶然見つけたのを思い出し、思い切って応募。社長による面接を経て、はじめはアルバイトとして採用していただきました。

みずの:最終的には好きなことを選んだんだね!

私は機械メーカーで約4年間、経営企画に関わる部署に所属。事務職でしたが、経営会議の運営や資料・カタログ制作、展示会の参加など幅広い業務を担当していました。

さまざまな経験を重ねるうちに、資料やカタログ、会社の採用ページのコピーなど、制作の仕事に面白みを感じるようになっていきました。その気持ちがだんだん強くなり、転職を決意。採用サイトで地域を名古屋に絞って「広告」「編集」をキーワードに検索したら、エディマートがトップのほうに出てきて、採用試験を受けることにしました。

ほった:前職での経験が今に生かされていると思うことってある?

みずの:あります。カタログ制作をしていた際、デザインに対して修正指示を提出する必要があったんです。デザイナーさんに気持ちよく修正作業をしてもらうために、試行錯誤しながら伝え方を工夫していました。その経験は現在、デザイナーさんに限らず、外部のクリエイターさんとコミュニケーションを取りつつ、成果品をつくり上げていく過程で役立っていると感じます。

ほった:自分の意図をうまく伝えるスキルって、どの業界にも必要だよね。

僕は出向という形で出版社に勤めていました。エディマートを辞めようと思っていたときに社長に伝えたら、その話を出版社の編集長さんにしたみたいで、ご縁があって声をかけていただきました。

実際に出版社で働いてみて、編プロとは仕事内容が違う分、見える景色も新鮮で学びも多かった。自分自身に対しての気づきもあって、出版社での編集業務は性に合っていないと感じました。でも、広告案件で営業の方と関わる仕事やWEBページの立ち上げで記事をつくる仕事は、すごく楽しかったんだよね。結果的には、営業やWEB系の仕事をやらせてもらえるなら、とエディマートに戻ってきました。

もりなが:おふたりはほかの会社で働いて、何か違いは感じましたか?

ほった:エディマートは、自分がやりたいと思った仕事を、最短距離で挑戦させてもらえる環境があることかな。社長に提案したらすぐ行動に移せるという働き方が、自分には合ってると感じる。

みずの:人数が少ない会社だからこそ、一人ひとりの裁量権が大きいですよね。私は社長や上司が近くで自分の働きぶりを見て、しっかり評価してくれることだと思います。大きい会社だと社長に会える機会すらめったにないので、エディマートに入社したときは驚きました。

もりなが:確かに、しっかり評価されることが仕事のモチベーションにもつながりますよね。

クリエイティブ業界を目指す方へのアドバイスをフリップで発表!

ほった:クリエイティブ業界で仕事をしたいってなったときに、「どこの会社で働けばいいんだろう」と疑問を持つ人もいると思います。クリエイティブ業界と一口に言っても、出版社で編集者になる人もいれば、代理店の制作部門に所属する人もいる。そのなかに、エディマートのような編プロでオールラウンドに働く選択肢もあります。

どこの会社が自分の適性に合っているかは、実際に働いてみないとわからないものです。迷っている時間を過ごすなら、とにかくどこかの組織に飛び込んで、働いてみることが大切。その場所で潰しがきくスキルを得て、長くキャリアを積んでいくと、居心地が良いと思える場所に出合えるはずです。

みずの:人それぞれ適性が違うので、組織に入ってみるのが業界を知る一番の近道ですよね。


みずの:エディマートに入社を考えている方から「ライター講座を受けておいたほうが良いか」など、スキル面で質問されることがよくあります。執筆力はあるに越したことはないですが、それよりも「どうしてこの仕事をしたいか」「どのような仕事をしたいか」という明確な意思を持っているほうが将来的にやりがいにつながると思います。

とくにエディマートは、趣味や興味があることを仕事につなげるチャンスがたくさんあるので、仕事を通して、好きなことを武器にしていってほしいです。

もりなが:どんなことでも良いので、知識は蓄えておいたほうが有利です。エディマートに入社してから、原稿を1本書くにしても、本当にいろいろな業界の知識が必要になると感じます。私も実際に、前職の住宅系の知識が生かされた場面もありました。

ジャンル問わず幅広いことに興味を持っていると、より仕事がしやすくなると思います。好きなことや興味があることを仕事につなげて楽しむというマインドは大切です!

ほった:エディマートの場合、携わる業界も媒体も変わっていくから、どんな知識や経験を持っていても必ず糧になるよね。

アフタートーク~エントリーシートや面接で注意しておきたいこと~

みずの:どの会社にも当てはまると思いますが、エントリーシートはすべての項目を埋めてほしいです(笑)。

ほった:写真を貼っていなかったり、空欄があったりするエントリーシートを提出する人が結構いるよね。写真を貼らないのであれば、その項目がないタイプを選ぶべきだと思う。

みずの:そうですね。クリエイティブ業界ならではとなると、エントリーシートが個性的すぎるのはあまり望ましくないかもです。

もりなが:業界のイメージ的に、「特質したもののほうが目に留まるのでは」と思っている人もいそうですね。

ほった:編プロと言っても、一般企業と変わらない会社なので、挨拶や笑顔など、ごく一般的な常識やマナーが重要になってくる。プラスαでブログや小説など、何か形にして見せられるものがあると良いと思います!

お茶会を終えて

就職・転職活動の思い出とともに、クリエイティブの世界に入ろうと思ったきっかけや就職する上で大切なことをお話しいただいた今回のお茶会。

私も大学生時代からクリエイティブ業界を志望していたものの、コロナ禍の就活というのもあり、「とにかく内定をもらわなきゃ」と自分の第一希望を半ば諦めた状態でさまざまな業界の選考を受けていました。しかし、最終的に残ったのは「やっぱりクリエイティブ業界に挑戦したい!」という気持ちでした。

そんな当時の自分を振り返りながらお茶会を進行していましたが、皆さん「やりたいことを諦めたくない」という気持ちに動かされてエディマートに行き着いたと思うと感慨深かったです。

クリエイティブ業界に就職・転職を考えている方は、エディマート社員のアドバイスを心に留めていただき、ご自身にとって最善の選択をしてくださいね!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。次回のお茶会の記事は来年2月の公開予定で、テーマは「うるう年」です。お楽しみに!

取材・執筆:織茂麗

写真:山本章貴(フォトキャラバン


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