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物語の創りかた

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小説やマンガ原作に関して、物語をどう創り、構成し、演出するかについての記述
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2015年3月の記事一覧

では物語ってみよう(2.プロットとキャラ設定)

では物語ってみよう(2.プロットとキャラ設定)

 前回プロットに関するご質問を募集しました。ご協力くださった皆様、ありがとうございます。
 さて、回答を拝読していて気がついたのですが、みなさん、プロットを作るときにキャラクター設定についても、気にしていらっしゃる場合が多い様子。それもそのはず。物語のあらすじとキャラクター、この二つは切っても切れない関係です。とくにキャラクター小説と呼ばれる分野では、もはや切りようがない。あらすじが先か、キャラが

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プロットに関するご質問募集

プロットに関するご質問募集

 次回の『物語の創りかた』はプロット(あらすじ)の構築についてあれこれ書く予定です。
 実は書きかけたのですが、いまひとつまとまらないというか、読んでいてわかりにくい感がある……。私のやり方を説明するより先に、皆様の『プロットを作るときに、困っていること、わからないこと』をお聞きした方がいいのではないかと思えてきました。

 ということで、募集いたします。
 物語を創っている、創ろうとしている皆様

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では物語ってみよう(1.ネタ帳)

では物語ってみよう(1.ネタ帳)

(2024年8月追記)
こちらはわりと古い記事になっており、現在の私のプロットの作り方はもっと簡易的になっていますが、これから物語を創ろうという方には参考になるかもしれません。なるといいなあ。
今まで続きのリンクを貼っていなかったので、追加しておきました。
(追記おわり)

 今まで、私や、私と似たタイプの方にとって、いかに物語世界か必要かつ有益であるかという話をしていたわけですが、そろそろ具体的

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物語と私と誰か

『妄想と私と誰か』と言ってもいい(笑)

一応書いておきますと、本来『妄想』という言葉には病的な意味合い(つまり本人が『妄想』と思っていない。現実と混同している)がありますが、ここではライトな意味で使っています。やや暴走気味の空想癖、くらいの。

前回の『物語の場所』のコメントを拝見した上での、補足的記事です。コメントくださった皆様、ありがとうございます。小説を書く人、絵を描く人、翻訳家さん、読者

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物語という場所

今現在、小説家として15年ほどになるのですが「ああ、昔は小説書くの楽しかったのに、仕事となってしまってからはつらい……」と思うことが、基本ありません。もちろん、締切の問題などで「ひぃぃぃぃ」となることはしばしばですが、「もう書くのつらいよう」とは思わない。たぶん私は、小説を書いていないほうがしんどいです。起きている時間のすべてを、現実の中で過ごすほうが不自然に思えるタイプなのです。念のため言及して

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小説のタイトルは、カッコよくないほうがいい。

小説のタイトルは、カッコよくないほうがいい。

……らしい。と、いうことに気がついたのは、プロになって何年もしてからです。

私の処女作のタイトルは『夏の塩』。自分では気に入っていました。いや、今だって気に入っている。思い出深いし。うん。だが、売れそうなタイトルではないのです。当時この本を出してくださったクリスタル文庫というレーベルは、なんというか、あまり売上だとか数字だとか、そのへんにキビシイ会社ではなかったので、このタイトルで刊行されてしま

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本は生まれ、そして返る。

作家の心に生まれた物語は、本となって読者の心に届き、それがいつか作家の心へと帰る…………とかいうイイ話ではないです。書籍流通の話です。イメージのほうに簡単な図を上げましたので、そちらをご参照くださいませ。こちらでは、ちょっと補足を書いておきます。

本もひとつの商品なわけですが、他の商品と違うのはどんなところか。大きな違いのひとつは『委託制度』だと思います。本の多くは、基本『書店さんにお預けします

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